駄文+WEB漫画 紅而遊戯

雑文 2677年1〜12月

備忘録も兼ねています。


目次は右欄にあります。

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タッチパッド

【紀元2677/12/31】

一昨年だったか、その前だったかにワコムのペン付きタッチパッド(CTH301K)を買いました。
4700円(税別)の買い物でした。
アマゾンなら4000円ちょっとの値段だったのですが、地元にお金を落としたかったので敢えてリアル量販店で購入しました。

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このタッチパッドはWindowsなら、7と8に対応しています。
しかし、私としては、XPで使いたいのですね。
それで店員さんにその旨を聞いてみたら
「XPでの動作は保証しかねます」という返事をいただきました。
商品説明に書いてあるのだから、予想できた返答でした。

しかし、物言いがすこぶる素っ気ないのです。
毎度のことですが、店員さんの、売る気がない態度にはトホホな気分にさせられます。

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そこで、購入後、XPに接続してみたら、タッチパッドの機能については使うことができました。
ところが、付属のペンを使う機能はまったく反応しませんでした。
少しばかり期待が外れましたが、タッチパッドが使えただけ、よしとしましょう。
次にUbuntu14.04でも試してみました。
こちらはまったく反応しませんでしたね。
もしかしたら裏ワザがあるのかもしれませんが、こちらの方は早々にあきらめました。

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Windows8では、タッチパッドは当然ですが使えます。
付属のペンについても、PaintGraphic2(グラフィックソフト)を立ち上げて試してみたら、線を引くことができました。
しかし、パソコンのスペックが貧弱なせいか反応が遅いです。
ペンを動かす速度を早くすると、線が途切れてしまうのです。
タッチパッドについても同様で、反応が遅い、あるいは、反応しないことがままありました。

それに、困ったことに、スクロールするために指を日本揃えてパッド上を上下させると、なぜか画面が拡大したり縮小したりしてしまうのです。
これには困りました。

というわけで、数日間使っただけで押入れに片づけてしまいました。

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それが、にわかに思い立って、再びタッチパッドを押入れから取り出しました。

無線マウスを使っていたのですが、机の上が狭いので、前から不自由を感じていたのです。

タッチパッドは、マウスとくらべると、やはり反応が悪いです。
パッドの上方に指があると、接触していなくても誤作動でクリックになることがあります。
スクロールする際に、勝手に画面が拡大縮小してしまう悪癖も変わりません。

それでも、狭いスペースの上ではマウスよりも使い勝手がよいです。
画面の拡大縮小は「Ctrl」+「-」or「+」キーで元に戻りますし。

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結局、現在では、Windows8で使うのは諦め、XPで使用しています。

おしまい

BUFFALOのWi-Fi子機

【紀元2677/12/31】

昨年2016年の話です。

BUFFALOのWi-Fi子機(WLI-UC-GNME)を買いました。
税込み858円。
これをWindows7パソコンで使ってみました。

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実はWi-Fi子機は同じメーカーのWLI-UC-GNMをすでに所有しています。
こちらはUbunyu14.04パソコンで使用しているのですが、挿しただけで(もちろんSSID等の入力は必要)、ネットにつながる優れものでした。

だから、Windows7パソコンでも挿しさえすればいいと簡単に考えていました。
ところが・・・・・・・。

子機をハードとして認識しているらしいのですがそれっきりです。
コントロールパネルから、ネットに接続しようとしてもアイコンが表示されていません。

この時点でBUFFALOのサイトからドライバソフトを入手すればよかったのです。が、Ubuntuパソコンでの経験がアダになって「どこかをいじくれば、簡単に使えるようになるだろう」と考えてしまいました。

そこでデバイスマネージャーを開いてここからドライバソフトを入手しようとしてしまいました。

結局この方法ではうまく行きませんでした。

この時になってようやく取扱説明書を出して、BUFFALOのサイトからドライバソフトをダウンロードすることにしました。

そして、インストール。
これには時間がかかりましたね。
40〜50分くらいかかったかもしれません。

インストールが完了したのはよかったのですが、再起動を試みるとうまくいきません。
同じ画面が何度も繰り返して出てきます。
やむを得ず、「Ctrl」+「Alt」+「Delete」同時押しを2回試みるとようやく再起動に成功しました。

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次は、この子機で予想外の好事に恵まれたことを。

実は、本当の目的は、別のパソコン(acer)で使うためでした。
(※私はパソコンを複数台所有しています)

当時のacerパソコンはWindows8.1とUbunyu14.04のデュアルブート機でした。
無線Wi-Fi機能が内蔵されているデスクトップですが、なぜかUbunyu14.04では接続できませんでした。
正確に言うと以前はネットにつながったのですが、ある日突然切断されて、それっきり接続できなくなってしまったのです。

それで、このパソコンに買ってきた子機を挿してみたら、簡単にネットに接続できました。
これは予定どおり。

予期していなかったのは子機を外しても、内蔵無線Wi-Fi機能への接続が維持されるようになったことです。
不思議なこともあるものです。

その後、やはりこのパソコンは数日おきに内蔵無線Wi-Fi機能が使えなくなりました。
そのたびごとにBUFFALOの子機を挿せば内蔵無線Wi-Fi機能が復活。

どういう仕組みになっているのか分かりませんがデジタル機器って複雑ですよね。

おしまい

CFカードにPuppy Linuxを

【紀元2677/12/31】

この文章を書いているのは富士通のノートパソコン(FMV-BIBLO NB50R)です。
リサイクルショップで税込3980円で購入しました。

品書きには「WindowsXPストール済み」と書かれていました。が、購入後、電源を入れると、いきなり「死のエラー」が出ました。
というわけでこのパソコンにはZorin OS 9をインストールして使っていました。

◇ ◇ ◇

その後、内蔵HDDを抜いたり、再び入れたりしたので、OSをインストールし直さなければならなくなりました。

で、再びZorin OS 9をインストールしようとしました。
ところが、なぜか上手く行きません。
時間ばかり異常にかかって終わる気配がないのです。

変な話ですよね。前は成功したのに。

◇ ◇ ◇

ちなみにこのノートパソコン、結構古い代物です。
フロッピーディスクドライブも内蔵されています。
内蔵HDDはIDE接続です。

考えあぐねた結果、このパソコンは文書作成専用機にすることに決定しました。

文書作成用パソコンならOSは軽くて低機能なものでいいです。
そこでPuppy Linux Precise-571JP(以下、Puppy)に白羽の矢を立てました。

◇ ◇ ◇

起動メディアに使うのはかなり昔に購入した256MBのCFカードにしました。
文書作成用パソコンに大容量のHDDやUSBメモリを使うのは無駄が多いですから。
それにPuppyなら256MBのCFカードでも十分なくらい容量が小さいのです。

◇ ◇ ◇

まずは内蔵HDDを抜き取らなければなりません。
なぜか、このノートパソコンはHDDが内部で接続された状態では外部からの起動ができないのです。

次にCFカードをアダプタに装着して、本体のスロットに挿します。
そして光学ドライブからPuppyをインストールします。

終了後、再起動を試みましたがうまく行きません。

そこでCFカードをカードリーダーに挿しUSB接続での外部起動を試みました。
これは成功。

画面設定の表示が出てくるので「1024:768」を選択。
あとは、次々といろいろな設定の表示が出現するので適当にクリックすれば無事にPuppyが起動します。

◇ ◇ ◇

Windowsパソコンではほとんど経験しないトラブルがLinux系OSを使っていると結構出現します。

Puppyを使っていて悩まされること。
それは、シャットダウンできないことです。
メニューから「コンピュータの電源を切る」をクリックしても黒い画面に「ただいまシャットダウンしています」的な英文が表示されたまま時間ばかりが過ぎ去ります。

やむなく電源ボタンを長押しして強制終了せざるを得ません。

ネットで調べると端末を呼び出して何やら書き込めば解決するみたいなことが書いてあります。
しかし今までの経験から言うとLinux系OSでこれをやってうまく行ったことがないのですね。
(むしろ悪化したことのほうが多いです)

パソコンに詳しい人ならいざ知らず私レベルだと余計なことはしないほうがいいです。

◇ ◇ ◇

困ったことは他にもあります。
動画の再生ができないのですね。
ライブCDから起動すればできるのに。

というわけで、インストールをし直します。
今度はフルインストールをやってみました。

これは、非推奨な上に、手順が面倒になるのですが、無事成功。

動画の再生もできるようになりました。

◇ ◇ ◇

その後、AmazonでIDE-CFカード変換アダプタを購入したので、Puppyが入った256MBのCFカードを内蔵HDDとして使うことにしました。

すると、ファイルの大きな動画もクラッシュすることなく再生できるようになりました。
めでたし、めでたし。

おしまい

プリシェをPuppyで動かす

【紀元2677/12/31】


1月ごろに書いた文章です。

私は、17年前に買ったパソコン、富士通のプリシェ243を未だ捨てないで持っています。

HDD=10GB
CPU=433MHz
メモリ=64MB
ディスプレイ=12インチ
という、今となっては笑うしかない非力なパソコンです。が、20万円近く出費した、思い出深い一品なのでなかなか捨てられずにいます。

このパソコン。HDDを交換した上でWindows98SEをインストールしたことは前に当サイトで述べました。

HDDを壊れかけのIDEの10GBから、SATAの80GBに交換したのはいいものの滅多に使いませんでした。
というわけで、80GBのHDDは抜き取って、別のパソコンに使うことにしました。

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それで、このプリシェ243はHDDなしでやっていくことにしました。

CD-Rから動かせる軽いディストリビューションがないかと探していたらPuppy Linux precise-571JPとDamn Small Linuxに行き当たりました。

Puppyのほうは、ダメでした。
やはり64MBのメモリでは苦しかったようです。

Damn Small Linuxのほうは成功しました。

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そんなこんなで日が過ぎ去り、ある日、押入れの中を漁っていると、前にプリシェ用に購入したメモリ(128MB)を発見しました。

「これを装着すれば、Puppyが動くのでは?」

試して見るに如くはなし、です。

128MB分を増強し、PuppyのCD-Rを入れてみると4分ほどかかりましたが見事に起動しました。
エディタを使ってみましたが、別段不自由は感じません。
(なにせ17年前のパソコンですから、文書作成にしか使えないでしょう)

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Puppyで復活したプリシェですが、たぶん、これからもほとんど使うことはないでしょう。
ちなみに、抜き取ったSATAの80GBHDDは寿命が来たのか不具合が生じるようになりました。
そこで、「もう壊れてもいいや」ということで、再びプリシェに入れ直して、Puppyをインストールしました。
無事に起動しました。全く使いませんけどね。

おしまい

寒さとカメムシとジャガイモ

【紀元2677/12/31】


11月の19日(日)は寒かったです。
当地では爆風が吹きまくって、自転車を漕いでも全然進みませんでした。
おまけに、この寒さの中、農作業をしたので体が冷えきってしまいました。

NHKによると年末年始の寒さだそうです。
北海道でもないのに、雪が降った地域もありました。
明らかに天候が狂っています。
夏が長くなって、一瞬の秋をはさんで、厳冬が到来するみたいな。

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12月に入っても寒かったです。
なんでも真冬の冷え込みだそうです。
13日早朝の室温は8.9度でした。

地球温暖化が叫ばれているのになぜこんなに寒いのでしょうか。
(夏は「猛暑」ないしは「酷暑」が多いのは事実ですが)
これなら「気候極端化」と命名したほうがよほど実体にかなっていると思います。

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さいわいにも、実家の農作業の主だったものはほとんど終わらせました。
年末まで焦って帳尻を合わすようなことは今年はありませんでした。

ジャガイモも12月の7日までにすべて掘り出しました。

最近になってようやくジャガイモ掘りのコツが分かってきました。
剣先スコップを使うのがそれです。
(以前は備中鍬でした)

茎から20〜30センチくらいのところにスコップを突き刺し、垂直に近い角度で足で押し込みます。途中で止まったら、角度を変えて、できるだけ深く押し込みます。
そしてテコの原理を利用して、ジャガイモが集中している根本の土の塊を浮き上がらせます。

あとは土を取り除いて、ジャガイモを一つ一つ根っこからもぎ取って、古新聞を敷いた箱に入れるだけです。

葉の色が変わる頃が収穫の時期です。

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ジャガイモ掘りの時に、カメムシを結構見かけました。
黄緑の、1センチくらいの大きさのカメムシです。

今年はカメムシがやたらと多かったです。
取り込んだ洗濯物の中に混じっているのですよ。
靴下の中なんかに潜み込んでいて、知らずにはいたりすると、強烈な悪臭を発するわけですよ。
ほかにも、洗濯機の中に入りこんだり、掃除機で吸い込んだり・・・・・。(洗濯槽や掃除機から匂いが漏れるのです)
例年になくカメムシに悩まされました。

このカメムシ。日本各地で大量発生しているそうです。
カメムシの多い年は大雪になるという言い伝えがあります。
なんか憂鬱な冬になりそうです。

おしまい

アマゾンは運送会社で受取

【紀元2677/11/10】


基本的に、地元経済に貢献したいのでアマゾンは使いたくありません。
けれども、アマゾンでしか買えないものがあるだから、仕方ありません。
本とパソコン部品。この二つは地元の店では見つかりません。

で、今回注文したのは本2冊。

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商品は運送会社に受け取りに行っています。

自宅に配送してもらってもいいのですが、なぜか配達の人って変な時間に来るのですね。
たまたまトイレに入っている時とか。
(超能力でもあるのでしょうか?)

再配達してもらうのも悪いし。
そもそも私は「いつ来るか分からない」精神状態には耐えられないのです。

というわけでヤマト運輸の営業所に取りに行っています。
(自転車で15分くらいかかりますけどね)

前はコンビニを受け取り場所に指定していたのですけど、あれって店員にとっては結構迷惑らしいです。
それで止めました。

どうせ自転車で取りに行くのなら、若干時間がかかってもヤマト運輸でいいや。

     +++++

それにしても、近頃は荷物が届くのが遅くなりました。
と思って、過去の配達状況を調べると、何と……!

【3年前】
1日目:代金支払い
  ↓
2日目:商品発送
  ↓
3日目:到着

【今年4月】
1日目:代金支払い
  ↓
2日目:商品発送
  ↓
3日目:
  ↓
4日目:到着

【今年7月】
1日目:代金支払い
  ↓
2日目:
  ↓
3日目:商品発送
  ↓
4日目:到着

     +++++

たった一日延びただけでした。
気持ちとしてはかなり待たされているように錯覚していましたが……。
人間の心理は摩訶不思議です。

おしまい

転んでケガを

【紀元2677/11/07】


今日の文章は単なる私生活上のグチです。

     +++++

先日のこと。
実家にいたおりに、母が急に「机を運べ」と言い出しました。
そうです。急に言い出すのです。
朝の忙しい時間に。

やむなく運びましたよ。
もちろん手伝ってくれません。

     +++++

机を持ち上げて、歩き出すと、横から母が「持ち方がどうこう」とうるさく行ってきます。
重くて持ちにくい上に、場所は屋外でしたから、車などにぶつけないように歩かざるを得ません。ついでに言うと、足場が不安定でもありました。
その上に、母が横合いから、「持ち方がどうこう」と繰り返します。

「ああ、うるさい」と思ったその時、よろめいて、思い切り転んでしまいました。
おまけに、そこに巨石があったため、肘のあたりに3か所も擦り傷を作ってしまいました。

母曰く「そんな持ち方をするからや」

いや。横から小うるさく騒がれたせいです。

     +++++

それなりに注意力が必要な作業のさなか。近くでしきりに文句を言われると気が散ります。
というよりか、危険きわまりないです。
でも、そういうことが全く分からない人間が存在するのだからたまりません。

「持ち方」のことしか頭にないのです。

特定のことが全てになって、ほかが消えてしまう。
日本のマスコミに似ています。

     +++++

転ぶということ自体、大人になってから経験していません。
(数年前に自転車で転んだことがありましたが、これは別です)
だから、ショックでした。

おしまい

なぜ編集者はカスなのか

【紀元2677/10/09】

(※別館ブログに先月掲載した文章を若干書き直したものです)

『とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話』(飛鳥新社)の佐倉色。
『文章を仕事にするなら、まずはポルノ小説を書きなさい』(雷鳥社)のわかつきひかる。

佐倉色は漫画家、わかつきひかるは小説家です。
どちらも最悪な編集者にもみくちゃにされた経験があります。佐倉色は上記の単行本で、わかつきひかるはブログでその実態を披露しています。

     +++++
これまで書かなかったと思いますが、私、昔、出版社に勤めていました。
私が所属していた編集部は企業向けの雑誌を作っているところでした。
ワープロ専用機というものが存在した時代と言えば、いつ頃かお分かりになるでしょう。
もちろん携帯電話も電子メールも使わない時代です。遠方への連絡は電話かファクシミリという時代。

出版社といっても、一般の企業とそれほど変わりませんでした。
ネクタイ着用が義務づけられていましたし、就業時間も決められていました。
たぶん、皆さんが思い浮かべる「出版社のイメージ」とはかなり違うと思います。
だから、これまで伏せていたのです。
(それに、早くに辞めましたしね)

     +++++

以下、自分の個人的経験だけから推測する「編集者にカスが多い理由」です。

まず、優秀な編集者がいる可能性が高いのは、S英社とかK談社といった大手出版社です。
応募者が大勢来てくれて、そこから篩にかけて優れた人材を獲得できるのは大手だけの特権なのです。

中小零細出版は違うんです。
カスしか来ないんです。(もちろん例外はありますよ)

私がいたのは中規模出版社でしたが、2、3年上を見渡すと「本当はテレビ局に行きたかったけど落ちたから、仕方なく出版社にした」みたいな連中が多かったです。
本なんか読まないんですよ。そういう輩は。当然ながら、本にも文章にも愛着なんかありません。
日がな一日、音楽の話をしている。あるいは、野球の話に興じている。そんな人間でも編集者になってしまうのです。

     +++++

要するに中小の出版社の試験や面接なんて、テレビ局と比べたら大したことがないのですよ。
おまけに人を見る目がないから、出版に情熱のない人間を採用してしまうのです。

それでも働けばいいのですけど、働かない。というよりも、まともに働く気がないから出版社に就職したような人間がいるのが現実です。

そんな人間がどんな仕事をするか、説明するまでもないと思います。

     +++++

そもそも仕事のやり方を知らない者もいます。

新卒で採用したのはいいものの、仕事を教えないうちから現場でこき使う。しかも現場は、人材を育てる気概も能力もない。

最終的に鍛えられて一人前の編集者になれればいいのでしょうけど、あやふやな知識のまま動き回って、最後に巨大なしくじりをするとか、ストレスに押し潰されて辞めてしまうとか。

     +++++

出版社に入る人間は基本的に頭がいいです。(私は例外です。最近しみじみ実感しています)
私が在籍していた出版社でも、周りはそれなりの大学を出ていました。
でも仕事で求められる能力を、学歴が保証してくれるわけではありません。

写真を手配したり、ライターと折衝したり、情報を仕込んだり、取材を申し込んだり、日程を組み立てたり、原稿を整理したり、原稿料の振込先を確認したり、自ら記事を書いたり、印刷所に行ったり、校正したり、原稿料台帳を書いたり、贈呈本の宛名書きをしたり、編集長の気まぐれに振り回されたり、先輩に仕事を押し付けられたり、原稿が来なかったり、原稿の内容がムチャクチャだったり。
こういった諸々の細かい業務を、限りある時間の中でこなさなければなりません。
処理できなくてパニックになったり、何かを抜かしてしまう者も出てきます。

そもそも、編集者を志望する人間というのは「クリエイティブな仕事がしたい」わけです。こういう人は、事務的な仕事を嫌悪ないしは軽蔑していたりします。
こんな人が、編集作業のなかのこまごました仕事に意欲も情熱も才能も無かったとしても無理はありません。

     +++++

それで、上司である編集長が指導力を発揮するかといえば・・・・・
そういう人いますが、そもそも何もしない編集長もいます。
部下を育てるために敢えて突き放すとか、そういうカッコいいものではなくて、単に能力がないのです。

腐った出版社の場合、必ずしも「能力があるから編集長になった」のではなく、「他がドンドン辞めていくから選択の余地なく」とか、「社長に対するゴマすりのご褒美として」編集長になれたります。

こうして編集長になった人間に部下管理の能力が備わっているかというと、そんなものを期待するほうがおかしいのです。
彼が唯一、心を砕くのは、部下の中に生まれるであろう反乱の芽を摘むことです。すなわち「反編集長派」を潰すことなのです。
(で、反編集長派が誰かというと副編集長だったりします。私の経験では、一番近くの席なのに、お互い口も利かないという分かりやすい関係でした)

そんな人間のクズ的編集長であっても、外部の人間と折衝する時は仮面をかぶります。一生懸命、知的で有能な管理職を演じます。
さすがに、これくらいの芸当ができないと編集長にはなれませんね。
裏返すと、ヒラ編集者だと素のままの自分を外部の人間にさらけ出したりします。

出版社とか編集者とかいうと、何かしら理知のオーラが輝いているように錯覚しますが、現実はこんなものです。

     +++++

たぶん、わかつきひかるも佐倉色も、良識があって、社会性も備えていて、義理人情も持ち合わせているのでしょう。
だから、非常識で、社会性が欠落していて、ズルをすることに長けていて、情感を喪失した人間を想像できない(というより、実感できない)のではないでしょうか。

しかし、出版業の底辺には、まともに働けないからこの業界にしがみついているという人間も少なくないのです。

     +++++

でも、わかつきひかるも佐倉色も、あくまで「作家と編集者という関係性」によって守られていますよね。
つまり、編集者がどれだけカスであっても、ある境界線からは侵犯されないわけです。

これが、会社組織の中で、人間のクズみたいな編集者と、「『先輩・後輩』ないしは『上司・部下』という関係性」に組み込まれて仕事をしなければならないとなると、これまた筆舌に尽くしがたい苦痛があります。

こういった現実を誰か本にすればいいと思うのですけどね。
(そんなもの誰も買いませんよね)

愚痴みたくなってしまいました。

     +++++

繰り返しますが、以上はすべて私の個人的体験に基づく偏った主張です。
きっと他の出版社では優秀で品位のある常識的な編集者が日本の文化を深耕すべく日夜脳の襞に知性の汗を滲ませていることと思います。

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いろいろ問題のある出版業界ですが、それでもテレビ業界と比べると、はるかにマシかもしれません。

おしまい

タリビッド眼軟膏が効く

【紀元2677/10/04】


先月のことです。
まぶたのフチに白っぽい粒ができました。

4年前にも同じできものが現れました。
その時は愚行がたたって手術を受けるハメに。
術後に、もらった薬がこれです。

タリビッド眼軟膏0.3%
成分:オフロキサシン

この薬はもともと術後の傷口に塗るために処方されたのですが、たまにできる白っぽい粒にも効くのです。
なんでも、この薬は眼球に入っても悪影響がないのだとか。

それで、今回もこの薬を使ってみることに。

「使用期限:2014年12月」とあるので若干の不安を感じましたが。

     +++++

昼ごろに塗りました。
夜になると白い粒は消えていました。(若干、赤く盛り上がっていましたが)

寝る前に塗って、翌朝に塗って、しばらく放っておいたら完治しました。

効き目、抜群です。

     +++++

残念なことに、この薬、市販はされていないのですね。

すでに、使用期限から3年近く過ぎていますから、今後使うのは不安です。

ドラッグストアに行くと、「ものもらいに効く目薬」は並んでいても、この薬のような軟膏は見つかりませんでした。

今度は目薬でも試してみようかしらん。

     +++++

なお、4年前は、この白い粒を潰しそこねて悪化させてしまいました。
その顛末は本館サイトに。

駄文+WEB漫画 紅而遊戯
手術を受けました

おしまい

近所で火事が

【紀元2677/08/12】


最近なにかと忙しいです。
身辺がせわしない理由の一つに室内の模様替えを義務的に遂行しなければならないことがあります。
アパートの管理会社から通知があり、全室に通信関係の工事を施すと書いてありました。
そのため、工事箇所の周辺を空けておかなければなりません。
そこに棚を置いて、パソコンやら何やらを並べていたのですが、すべて動かさなければなりません。
ホント、迷惑です。

     +++++

先週、近所で火事がありました。
木造の古い民家でした。

消防車のサイレンが間近に聞こえるので、外に出たら、道路のあちこちに人が立って一つ方向を眺めています。
北を見上げると、黒ずんだ煙が西に流れていきます。

それにしても、火事というのはなぜ人間をああも興奮させるのでしょう?
10歳くらいの女の子なんか、スキップしながら行ったり来たりしていました。
いい年したオッサンが嬉しそうにニシャニシャ笑いながら現場に近づいてきます。

     +++++

私も火事の現場に行きましたよ。
近所だから、類焼のおそれがありますから、避難すべきか否かを見極めなければなりませんからね。

現場では盛んに爆発音を立てながら、炎が屋内を燃やしまくっていました。
屋根からは淡い色の火柱が立ちます。
消防士は放水、また放水。

風向きから、自分のアパートは大丈夫だろうと判断したので部屋に戻りました。

     +++++

結局、その家はわずかな骨組みだけ残して全焼。
何でも、南米国籍の外国人が大人数で住んでいたとか。
(私の記憶ではずっと空き家だったような……)

消火活動を見ていた限りでは、古い木造民家が密集していた割には延焼も出さずに一軒だけで食い止めたように思っていたのですが、やはり延焼はありました。
立ち入り禁止の黄色いテープが解かれた後に、周囲を自転車で回ると、その家から1メートルしか離れていない民家がほぼ全焼の惨状でした。


     +++++

火事は恐ろしいですね。
ことに、防火・難燃素材なんか絶対に使っていないような古い木造家屋が密集した地帯の火事は。

それにしても、火元の外国人はその後どうしたのでしょうか?
気になります。

おしまい



アトピーが治った?

【紀元2677/08/08】


実は昨秋以来、アトピーらしき皮膚炎に悩まされてきました。
「らしき」というのは、病院で診断を受けたわけではないからです。
すなわち、素人判断。

最初は足首より10センチばかり上部に、五円玉くらいの範囲で、毛穴が赤くなっているのに気づきました。
それが、だんだん広がり、左の脛は20センチ、右の脛は10センチほどになりました。

アトピーらしきものは腕の外側にも出現。肘を中心に前腕と二の腕に。それぞれ数センチの大きさでした。

これが痒くて痒くてたまりません。
起きている時は我慢できても、就寝中に無意識にかきむしることは止められません。
おかげで、悪化の一途をたどりました。

でも、体液が出るところまでは進みませんでした。(アトピーでなかったのかもしれません)

     +++++

これを治すべくいろいろ試したのですが、6月になって次の方法を試みました。

1.チーズパンを絶つ
2.チョコレートを絶つ
3.ムヒS(ムヒS2a)を朝晩塗る

このうちのどれが効いたのかは分かりませんが、6月下旬になると痒みもなくなり、ムヒSの塗布もやめるまでに状況は改善されました。

最悪の時期は、シャワー後に脛が毒々しい赤紫色になっていたのが、7月に入ると控えめな赤茶色くらいに落ち着きました。

痒みも嘘のように消えました。

     +++++

上記の1と2ですが、これには解説が必要ですね。

ネットでアトピーについて調べると、「チーズなどの乳製品およびチョコレート」は良くないという記事が結構出てきました。

実は、私は、毎晩チョコレートとチーズパンをツマミにアルコールを摂取するという愚かな日々を送っていました。

そのチーズパンというのが、100円という安さの割にはチーズがゴロゴロ入っているという逸品で、ビール(発泡酒)に抜群に合うありがたいものでした。

でも、さすがに100円というのは安すぎます。
だから、前から「粗悪なチーズでも使っているのではなかろうか」と疑っていました。

記憶をたどると、アトピーらしき皮膚炎が生じ始めた時期と、このパンを食べ始めた時期が重なるような……。
というわけで、思い切って買うのを止めることにしました。

2のチョコレートについては、アトピーらしき皮膚炎との関連性は薄いような気もしていました。が、糖尿病の心配もありますし、何より経済的にも負担になります。
というわけで、こちらもついでに止めることにしました。

     +++++

3についても補足をします。

実は以前は「かゆみとバイバイ ペンソールH」を使っていました。
値段の割には量が多くて重宝していました。
携帯用と家に置く分の二つを用意して、痒くなったら即塗るみたいに使っていました。
腕のほうは、これで治りました。

ところが、脛のほうは効き目があまりなかったように思います。

そこで、たまたま数年前に買ったムヒS軟膏が残っていたのでこれを使うことにしました。

はじめは朝一回ムヒS軟膏を塗り、昼に痒くなったら「かゆみとバイバイ ペンソールH」に頼っていました。

そのうち、「ムヒSは効く!」と直感して、液体のムヒS2aを購入しました。
厚塗りするため、多少ベタベタが残る軟膏のムヒSは朝塗ることにして、就寝前は液体を使うことにしました。
(昼間に痒くなったら「かゆみとバイバイ ペンソールH」を塗布)

果たして、これが効いたのかどうかは分かりませんが、かきむしるという愚行をしなくなっただけでも助かりました。

     +++++

そして3週間が過ぎて、肌が改善できたのは先に述べたとおりです。

1~3のどれが効いたのか、あるいは全部が効いたのか、それは分かりません。

あくまで直感ですが、チーズパン断ちが効果的だったのでは、と思います。

昔、大阪に住んでいたころ、近所のスーパーでとんでもなく安い惣菜を好んで買っていたことがあります。(値段は覚えていません)
でも、これを食べると。肘の内側あたりに赤い点々が出来るんですよね。
「まさか、スーパーで不特定多数に売っているものに、変な混ぜ物なんかしていないだろう」とは思いましたが、この激安惣菜を買うのをやめたら、赤い点々も出なくなりました。

安物には安いだけの理由があるのです。

     +++++

以上、いろいろ書きましたが、もしかしたら治る時期に来ていたのかもしれません。

実際、その前年には左の脇腹にできていたアトピーらしき皮膚炎が、冬が去ると徐々に良くなりましたからね。

ネットで調べると「毎年同じ時期に繰り返してアトピーになる人もいる」なんて、恐ろしいことが書いてあったりします。

     +++++

なぜか7月の5日ごろに、また、アトピーらしき痒さを脛に感じるようになりました。
見ると、6センチばかりの広さに赤い点々ができているではありませんか。

前日に、安物のチーズ入りピザパンを食べたので、それが原因かもしれません。

そして7月の11日ごろに、右腕にかゆみが。
これはアトピーではないと思うのですが……。

7月31日。夜に卵2個で目玉焼きを作りました。すると、案の定、脛のアトピーが治った部所がかゆくなりました。

それでも今日まで、重症化には至っていません。

アトピーはタンパク質の過剰摂取が原因ともいわれています。特に、日本人にとっては、卵・乳製品が要注意だそうです。

おしまい

パソコンの電池交換

【紀元2677/07/11】


皆さん知ってますか? パソコンにボタン電池が内蔵されていることを。

    ++++

メインで使っているパソコンの時間表示が、起動するたびに狂うようになりました。
内蔵電池の消耗が原因と推測し、これを交換することにしました。
製造されたのが4年前ですから、そろそろ交換時期でしょう。

    ++++

パソコンはacerのデスクトップ(acer Aspire X 型番:AXC100-N12D)。

内心では、「本体を棚から引っ張り出して、背面のコードを抜くのは面倒だな?」と思っていたのですが、いざやってみると、コードを外す必要はありませんでした。
おかげで簡単に済みました。

筐体の背面の二箇所のネジを外して、側面の板を外すと、中には埃がたまっていました。
電池は見えにくいところに発見。
お約束のリチウム電池CR2032です。

ドラッグストアに買いに行くと、税別で270円でした。

部屋に戻ります。
BIOSのデータが消えないように、コンセントをつなぎます。

内蔵電池は、なぜか取り出しにくいところに設置してあります。
マイナスドライバーで側面の止め金を押すと、電池が跳ね上がってくれました。

これをつまみだして、新しい電池をはめ込みます。止め金が邪魔でなかなか上手く行きません。
マイナスドライバーで止め金を邪魔にならないように動かします。

交換完了。
5月23日のことでした。

(本当はCPUのシリコングリスもカピカピに乾いていると思うのですが、これを塗り直すのは非常に面倒くさいので、今回は無視します)

     +++++

それで結局、時間の狂いが直ったかというと、「……」なのですよ。

実はこのパソコン、Windows8.1とPeppermint os 7とのデュアルブート機です。
時間の狂いはWindows8.1で起動した時にだけ生じる現象なのです。

電池を交換しても相変わらず時刻の表示が大幅に遅れます。

原因は電池ではなかったわけです。

(その後、時刻表示を何とかしようとイロイロ試みたのですが、すべて徒労に終わりました。Windows8.1のトラブルは素人の手に負えないところにあります。これが私がLinux系OSに乗り換えた最大の理由です)

【追記08/01】
現在では時刻の狂いが直りました。Linuxとのデュアルブートにすると、9時間のズレが生じるとのことです。

     +++++

実は4月の下旬にも、サブパソコンの内蔵電池が切れました。

少し前から、起動しなくなったり、日付がとんでもない年に戻っていたりと、電池の消耗を疑わせる事件が勃発していました。
起動するたびに、いちいち日付と時間を合わせるのもいい加減めんどうになり、思い切って電池を交換することにしました。

     +++++

内蔵のボタン電池はというと、リード線が溶接されている厄介なタイプです。(電池を交換してまで使い続けることが想定されていないのでしょう)
やむなく、ハンダ付けされている箇所を折りとって、新しいボタン電池に、絶縁テープで固定した上に、クリップ(プラスチック製)で挟んで使用することにしました。

余談ですが、ボタン電池に自分でリード線をハンダ付けなんてしてはいけません。
爆発するおそれがありますから。

     +++++

このマウス社製パソコンは超小型のデスクトップです。国語辞典を薄くしたくらいの大きさしかありません。
そして、クリップというのは、針金タイプでなく、洗濯バサミタイプですから、当然筐体に収まりません。

やむなく、ナイフとドライバーを使い、筐体に穴を開けて、電池部分だけを外に出しました。

     +++++

ちなみに、このマウス社製パソコンに内蔵されていたボタン電池もCR2032。

ホームセンターではPanasonic製で284円。
100円ショップでは某社製のが2個で100円。

どちらを買うかで30秒ほど悩みましたね。

これが文房具だと、迷わず100均の商品を選びますが、熱を発するような物だと話は別です。

結局Panasonic製を購入しました。

     +++++

100均商品ではありませんが、昔、安物の電池でひどい目に遭ったことがありました。

NECの電池式ワープロ(ARDATA)に中国製のいかにも安物な電池を使用したことがあります。
作成した文書は本来的には内蔵フラッシュメモリに「保存」すべきなのですが、電池切れさえなければ、「保存」しなくとも文書は消えない作りになっていました。
だから「保存」はたまにしかしませんでした。

ところが……
ある日、このワープロの電源ボタンを押したところ、いつもの画面が出てきません。
初期設定からはじめなければならない状態になっていたのです。
もちろん、それまで書きためていた文書は(「保存」していなかったので)消えていました。

電池切れではありません。
初期設定を済ませたら、普通に文書を打ち込めましたから。

考えられるのは粗悪な電池ゆえに、ある瞬間、一時的に電気の不通状態が生じて、データも設定も消えてしまったという可能性です。

     +++++

安物を避けるのは、液漏れの怖さも理由の一つにあります。

高くても、液漏れはするのですが、危険性の度合いは違います。

たとえば、激安のA社製だと、使用期限の到来とともに液漏れすることがあります。
しかも、盛大に液が漏れ出てしまったり……。

しかし、それなりに高価なB社製だと、期限到来即液漏れということは、私の経験では、ありません。
それに、液漏れしたとしても、やはり私の個人的経験では、わずかに滲む程度です。

     +++++

というわけで、何年も使い続けるような場合だと、多少高くても有名ブランド製品を選んでしまいますね。

おしまい



パソコンが雷で壊れた?

【紀元2677/06/30】


メインのパソコン(acerのデスクトップ)が壊れたもようです。

朝、電源ボタンを押したら、画面にメーカー名の表示は出るものの、その後は激しいビープ音が鳴り続けます。

真夜中に雷鳴が何度も轟いていたので、その影響かもしれません。

でも、サブのパソコンが無事なのは腑に落ちません。
同じ延長コンセントにつないでいたのですから。

     +++++

何度電源ボタンを押しても起動できなかったacerのデスクトップでしたが、直りました。
正確に言うと、パソコン本体は壊れていませんでした。

BIOSをちょっといじっただけで簡単に復旧しました。

参考までに言うと、次のとおりです。

・電源投入後、Deleteキーを数回押す
       ↓
・BIOS画面の中からBootタブを選択
       ↓
・Boot Priority Orderの順位を変更
SDカードにインストールしてあるPeppermint os 7とのデュアルブートにしてあるので、内蔵HDDに入っているWindows8.1を1stに設定
       ↓
・F10キーを押し、Yesの意味でEnterキーを押す

これでWindows8.1は起動しました。

「やれやれ」と思い、同じ過程を辿ってPeppermintを起動しようとしたら、これができないのです。
画面が真っ暗なまま、ビープ音が鳴り続けるのです。(つまり、以前と同じ状態なわけです)

困りました。
Peppermintは何かと使いやすいので、今ではこれしか使っていませんでしたから。
Windows8.1は不便なんですよね。いろんな面で。

     +++++

その後、Peppermintが入ったSDカードを使って、NECのノートパソコンで起動するか試したところ、2回目に成功しました。
SDカードは壊れていないみたいです。

前回、雷が今回の不調の原因のように書きましたが、だとしたらPeppermintだけがおかしくなった理由が分かりません。
(同じ延長コンセントにつないでいたもう一つのパソコンは無事でした。ちなみに、この延長コンセントのスイッチは切ってありました。部屋のエアコンも無事でした)

ちなみに、再度、acerのデスクトップにPeppermintが入ったSDカードを挿して、前述のようにBIOSをいじったところ、時間はかかりましたが起動に成功しました。

結局なんだったんでしょうね?

おしまい

少年ジャンプ200万部割れ

【紀元2677/05/30】


朝日の記事によると、週刊少年漫画誌の発行部数は
ジャンプが191万5千部
マガジンが96万4千部
サンデーが31万9千部
とのことです。
(あくまでも「発行」部数です。「実売」部数はもっとひどいでしょう)

どこも、年を追って部数を減らしています。

今回は雑誌漫画の衰退について、思いつくことを並べてみました。

     +++++

朝日新聞デジタル
「週刊少年ジャンプ」、40年ぶりの200万部割れ
2017年5月16日17時34分
『人気マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)の1~3月の平均発行部数が191万5千部だったことが分かった。日本雑誌協会が16日に発表した。200万部割れは、1977年に突破して以来初めて。

 集英社によると、同誌は68年に月2回刊で創刊し、翌年から週刊になった。94年には653万部を記録しており、当時から3分の1以下に減少した。昨年は、40年続いた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」や「BLEACH」などの人気作が最終回を迎えていた。

 同協会によると、「週刊少年マガジン」(講談社)は96万4千部、「週刊少年サンデー」(小学館)は31万9千部だった。(塩原賢)』

     +++++

当然といえば当然ですよね。
無理に無理を重ねてきた漫画業界ですが、ついに限界が来たようです。

かなり昔から、出版社は漫画雑誌で儲けるのではなく、単行本で利益を出すようになっていました。
すなわち、雑誌で毎回読んで面白い作品よりも、単行本でまとめて読まれる作品が「商業出版社として重要な作品」になりますよね。

となると、漫画家のほうも、単行本が売れることを目指して漫画を生産することになります。
(そもそも三誌とも価格は二百数十円ですから。雑誌の原稿料を上げるわけにはいかないのでしょう)

そうなると週刊漫画誌に毎回毎回載る内容はどうしても薄くなります。

     +++++

単行本で利益を出すとなると、狙う読者層は金を持っている層ですよね。

必然的に小学生以下は除外されます。

何年前だったか、たしか少年マガジンのWEBサイトに
「ウチの雑誌は小学生読者を眼中に入れていません」
みたいなことが書いてありました。

当時は、こんなことを書いていいのかと思いましたが、今になって考えると、商売としてはまっとうな発言であったことに気づきます。
小学生のお小遣いなんか、たかが知れていますから。

でも、子どもって面白いものに貪欲だし、敏感なんですよね。
ブームなどは案外、子どもから始まって上の年齢層に伝播しますから。
そんな子どもたちを排除した結果、漫画は、何か胸ときめかせるもののない代物になってしまった気がします。

     +++++

私が小学生だったころ、本屋の漫画誌売り場には立ち読みの子どもたちがたかっていました。

ところが今は……。

たまに行く本屋なんですが、そこでは漫画誌を紐で括らずに置いてあります。
立ち読みができるわけですが、漫画誌を読みふけっているのは大人ばかりです。
なかには白髪まじりのオッサンもいます。
子連れの、父親の方が立ち読みに熱心で、子どもの方はというと、所在なげに突っ立っていることさえありました。

雑誌の方は既に子どもに見放されているということです。
(併設の新古書コーナーでは、子どもたちが漫画単行本を読んでいました)

その本屋は、背後に住宅街を控えているから、子どもがもっと集まってもよさそうなものなんですけど・・・・・・。

     +++++

大人の読者は、お気に入り作品の連載終了を機に、漫画誌から離れます。
怖いのは、離れていく時に友達も引っ張って行くところにあります。
「お前、まだ漫画なんか読んでんの?」と。

年長の読者が退場する代わりに年少の読者が流入すればいいのですが、前に述べたように、漫画誌は子どもには魅力のないものになっています。

となると、必然的に先細りになります。

こんな業界に才能のある若い人は集まらないでしょう。

     +++++

果たして、漫画雑誌がこれからどこまで落ちるのか?

最初に週刊漫画から撤退するのはどこなのか?
(私は「少年サンデー」だと思います。あそこは「働かない編集者が多すぎる」ことで有名ですから)

今後の展開から目が離せません。

おしまい

HDDが壊れた!?

【紀元2677/05/28】


4月下旬のことです。
パソコンのHDDがおかしくなりました。
(acerのデスクトップです)

起動後しばらくすると突然、画面に異変が生じ、マウスの操作もキーを押しても反応がなくなるのです。

思い返せば、このHDDはジャンク品のノートパソコンから抜き取って、3年近く使っていたものです。
HDDケースに入れて、無料OSのUbuntu14.04をインストールして、USB起動させてこれまで使用していたのですが、ついに寿命が来たのかもしれません。

仕方ありませんね。3500円のジャンクPCに内蔵されていたHDDですから。
(購入した時点でキーがかなりすり減っていました。前の持ち主が使い倒した品だったのかもしれません)

  ◇

実は、数日前から前兆がありました。

Firefox(Webブラウザ)を使っていると、画面が落ちることが何度かありました。
再起動をかけると正常に動くので、不具合はFirefoxにあると、その時は思いました。

それでも嫌な予感がしたので、HDDが本格的に壊れる前日に、16GBのSDHCカードにやはりLinux系の無料OSをインストールしておきました。

(余談ですが、このパソコンのSDカードスロットからLinux系OSが起動できることを、つい数日前に偶然知りました。3年使っていて、まったく気づきませんでした。なぜなら、Ubuntu14.04を使っているときに、このカードスロットにSDカードを挿しても、まったく反応しなかったのですから。たまたま、Linux系OSが入っているSDHCカードを挿したままBIOSを呼び出したら、このカードを起動HDDとして認識していたところから、SDHCカードから起動できることを発見できました)

ホント、運が良かったです。

おかげで、ブログの更新を途切れさせずに済みました。

  ◇

さらに幸いなことに、データのほとんどは、別のHDD(もとからパソコンに内蔵されているHDD)に保存してありました。

つまり、Ubuntu14.04が入ったUSB接続のHDDと内蔵HDDを役割を分けて使っていたということです。
(正確に言うと、内蔵HDDにはWindows8.1がインストールされていますが、こちらはたまにしか使っていませんでした)

だから、ブログの下書きなども無事でした。

  ◇

もっとも、壊れたHDDにも、ごくわずかですがデータを納めてあったのですが、本当に幸運な偶然で、本格的に動かなく直前に、別のパソコンにこれを移しました。

これは全くの偶然なんですよね。
なにしろ、ここまで急速にHDDの具合がおかしくなるとは思っていませんでしたから。

  ◇

今回の事件で「備えあれば憂いなし」という言葉を実感できました。

ちなみにHDDの不具合はこれで3回目です。

おしまい



雑草備忘録

【紀元2677/05/22】


まだ5月だというのに、日本各地では7月の気温になりました。
東日本では真夏日になったところもありました。
当地も暑かったです。

私はこの炎天下、雑草と戦っていました。

     +++++

一番楽なのは除草剤を散布すること。
4リットル入りの噴霧器を使えば、結構な広さの雑草を枯らすことができます。
(準備と手入れが面倒ですが)

我が家ではラウンドアップを使っています。
根っこまで枯らすので、スギナみたいに地下茎を張り巡らせるような雑草には便利です。

でも、場所によっては除草剤を使いたくないところもあります。畑みたいに食べ物を作る所などがそうですね。

ラウンドアップの不満な点は効き目が遅いところですね。
早ければ3日くらいから萎れますが、遅いと2週間くらいしないと枯れ始めません。
その点、バスタなら翌日から効き目が目に見えます。

     +++++

鎌で刈るという方法もあります。
けれども、あれは、ヨモギのような茎がある草だと薙いだだけで刈れるのですが、腰の柔らかな、葉っぱだけの雑草だと結構面倒です。

片方で草の束を掴み、もう片方で鎌を引くことになるわけですが、これだと疲れることこの上ないのです。

     +++++

このような、刃から逃げてしまうような柔らかな雑草は刈込鋏で根本から切ると上手くいきます。
(刈込鋏とは、植木職人さんが使うような柄の長いハサミです)

しかし、これで広い範囲の草を刈るのは現実的ではありません。

     +++++

草刈機なら、短時間で広範囲の雑草を刈れると思うのですが、私は使ったことがありません。
ネットで検索すると草刈機での悲惨な農業事故がアレコレ出てきますから。

あの、高速で回転する円盤状の刃が古釘を引っ掛けて、飛ばしでもしたら、長靴なんか簡単に貫通するらしいです。

草刈機が怖いのは、砂利が目を直撃することです。
実家の農作業で失明なんて、絶対に避けたいです。
(一説によると農業事故は工場の事故よりも多いとか。理由は、単独作業なので、誰も注意してくれないから)

おしまい

無線lanが切れるんです

【紀元2677/03/06】


私のacerパソコン(デスクトップ)には
無線lan(Wi-Fi)が内蔵されています。
ところが、これが、よく切れます。

本体背面にあるアンテナの角度を変えたりしても
一向に繋がりません。

それで、ある時、
試みにバッファローの無線lan子機を挿してみました。
すると、
子機を抜いた後でも接続状態が維持されるのです。

しばらくは
内蔵の無線lanが切断した時は
この子機を挿して、接続状態を作り出していたのですが
なぜか、だんだん切断状態が続くようになりました。

◇ ◇ ◇

次に試したのは
ネットで検索して発見した方法です。

アルミ箔をルーターまわりに配置するのです。
アルミ箔 >>>>> ルーター <<<<< パソコン本体
みたいな位置関係になるわけです。

これは非常に有効でした。

ただし、アルミ箔は簡単に破れてしまうので
アルミ蒸着のビニールを使うことにしました。
要するに
菓子袋ですね。
お徳用の大きめのお菓子をドラッグストアで買って
中身を食べた後は、袋をバラして広げるのです。
それを
ルーターから1mほどの所に広げました。

受信状態は良好です。

しかし……
しばらくすると、また
接続状態が悪くなりました。

◇ ◇ ◇

ネットで調べると
こんな記事にぶつかりました。
「極寒時には無線lanの接続が途切れてしまう」

確かにその頃は
寒さがひとしお身に沁みる季節に入っていました。
パソコンがある部屋は暖房を使っていませんでした。

しかし……

無線lanのような電波の受け渡しに
気温など関係ないだろう、と思いましたね。その時は。

そして、やむなく有線で繋いで
冬を過ごしました。

3月に入りました。
ふと、
「極寒時には無線lanの接続が途切れてしまう」
という言葉を思い出しました。
試しに、有線lanのケーブルを抜いてみました。
何と、無線lanが繋がるではありませんか!

やはり気温が関係するのでしょうか?

◇ ◇ ◇

ちなみに無線lanが切れるのは
Ubuntu14.04で動かしている時です。
同じパソコンでも
Windows8.1作動時はあまり切れませんね。

オッと説明不足ですね。
私のacerパソコンはデュアルブート機です。
Ubuntu14.04は外付けHDDからUSB起動しています。

不安定な無線lanに困っている人が多いみたいなので
参考までに書いておきます。

◇ ◇ ◇

【追記2677/07/01】

そして再び内蔵無線lanでの受信が不安定になりました。

というわけで今は、バッファローの無線lan子機を挿しっぱなしにしています。

おしまい

シーズヒーター大活躍

【紀元2677/01/18】


日曜は、当地ではかつてない大雪に見舞われました。

前日から寒かったですね~。
室温が、夕方で7度でした。

こんな厳寒期こそ、
一月前に買ったシーズヒーターの性能を試す好機です。

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この、コイズミのシーズヒーター(価格は約8000円)、
目盛りが200W・500W・800Wの3段階です。
(なぜか、「切」→800W→500W→200Wの順番になっていて、不便です)
これまで、寒くても500Wで済んでいました。

ところが
今冬一番の冷え込みに襲来され、
ついに800Wを試してみることにしました。

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800Wを使ったのは日曜の早朝3時半ごろ。
トイレに行くために起きたときに、電源を入れました。
このとき、室温は6度台。
再び寝入って、目が覚めたのは
3時間ほど経った朝6時半です。
室温は11度台。
オオッ! 5度も上昇するとは。

ちなみに、この部屋は板張りの洋室です。

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窓から外を見ると、一面真っ白でした。
外出できる状況ではありませんね。

というわけで、朝食後は一階に移動。
シーズヒーターは、今度は和室で使うことにしました。
和室だと、洋室ほどは暖かくありませんね。
しかし、石油ストーブや石油ファンヒーターよりは優れています。

シーズヒーターは近くにいればかなり暖かです。
放熱の範囲から外れると冷えるのですが、それは仕方ありません。
空気を直接暖めるわけではありませんから。

石油ストーブや石油ファンヒーターは空気が暖かくなるのですが
隙間だらけの和室だと、やはり限界があるのです。
かなり温度設定を上げても、背筋に寒さを感じます。

ちなみにエアコンについて触れておくと
密閉性の高い建物に
断熱材をギチギチに詰め込んでいるなら暖まるでしょう。
しかし
我が家では厳冬期はまったく役に立ちません。

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結論から言うと
シーズヒーターは予想をはるかに上回る働きをしてくれています。
ことに200Wの目盛りは便利です。

それと
比較的軽いので、片手で持ち運びできるのが便利です。

おしまい

NHKの精霊の守り人

【紀元2677/01/09】

NHKでドラマ『精霊の守り人』のシーズン2が始まります。
下の記事は、シーズン1が終わった時点で書いて
それきり発表するのを忘れていたものです。

          *          *

NHKが
公共の電波を、これでもかと言うくらい使いまくって番組宣伝をしていた
実写版「精霊の守り人」。
あの執拗な番宣に惑わされて
つい、見てしまいました。
(と言っても30分ほどですけどね)

ふだん、テレビドラマを見ない人間の批評でしかないのですが、
「これはひどいんじゃないの・・・・・」というのが正直な感想でした。

          *          *

話の展開、場面の転換が唐突すぎるというか、大雑把というか・・・・・。
冒頭の
川に落ちた幼帝を救いに行く場面にしても
あまりにも、タメがないというか・・・・・。

やたらと汚したがるのもいかがなものかと思いますね。
主人公バルサの顔なんか、不自然なくらい黒くしていますからね。
「長旅をしているのだから、日焼けや埃で汚れているはずだ」
という前提を絶対的に保持しているのでしょうけど。

しかし
これは、ドラマですよ。
しかも、ファンタジーですよ。
それを、リアリズム至上主義であれだけ汚してしまうと、
そこにばかり視聴者の注意が集中してしまうんですよ。
大河ドラマ「平清盛」で何も学ばなかったのでしょうか?

そもそも
旅の用心棒とはいえ、バルサは女なのだから
身だしなみには気を使うと思うのですが。
こういった方向のリアリズムは存在しないのですね。

一番まずいはのは、開始数分のところで、
主人公バルサが、簡単に殴り倒されてしまったことです。
短槍の使い手である女用心棒が、
不意討ちとはいえ、一撃で昏倒してしまったのです。
スポーツ格闘技の強者ならともかく
用心棒稼業の人間が簡単に不意討ちを食らってしまったのです。
主人公の弱さを印象づけてしまう演出を
初っ端にやってしまった制作側の意図はどこにあるのでしょうか?

          *          *

初回の放送翌日にネットで調べてみると、
好意的な評価が多かったです。
これは意外でした。
でも
視聴率は、2回、3回と話が進むにつれて落ちていきましたね。

本当かどうかは分かりませんが
このドラマは、1話につき3億円がかかっているそうです。
それほどの価値があるのかなと本気で思います。

          *          *

・・・・で、シーズン2「悲しき破壊神」ですが
予告編を観る限りでは
シーズン1の轍を踏んでいるように思えてなりません。

なんで、汚したがるんでしょうね〜。
ファンタジーなんだから
きらびやかな衣装を着せて
華麗な立ち回りを見せて
テンポよく話を進めれば
視聴者も喜ぶと思うんですが。

国民から強制的に徴収したお金で
NHKのスタッフが好き勝手なことをやる好例ですね。

おしまい

目次

・タッチパッド
BUFFALOのWi-Fi子機
CFカードにPuppy Linuxを
プリシェをPuppyで動かす
寒さとカメムシとジャガイモ
アマゾンは運送会社で受取
転んでケガを
なぜ編集者はカスなのか
タリビッド眼軟膏が効く
近所で火事が
アトピーが治った?
パソコンの電池交換
パソコンが雷で壊れた?
少年ジャンプ200万部割れ
HDDが壊れた!?
雑草備忘録
無線lanが切れるんです
シーズヒーター大活躍
NHKの精霊の守り人

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