駄文+WEB漫画 紅而遊戯

漫文 2674年1月~

右のイラストは
実在の人物とは
関係ありません。

目次は
右欄にあります。

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ミカン収穫記

【紀元2674/01/11】

2週間前にミカン(正確に言うとミカンとネーブル)を収穫しました。

売るために育てているわけではありません。
自家消費および親戚へのおすそわけのためのミカンです。

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この日は、
天気予報によると
12月で最も冷え込んだ日ということでした。
寒さに備えて
完全防寒のいでたちでミカンもぎに挑みました。
上半身は
綿のTシャツ、
アクリル混の長袖シャツ、
綿の長袖ポロシャツ、
フリースのタートルネック、
綿のスウェット、
綿のシャツ、でした。
なお、
枝で眼球を突かないように
メガネは必須です。

下半身は
下着の上に、タイツを2枚重ねて、綿のチノパンツをはきました。
腰から下の防寒を怠ると痔になるから要注意です。

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剪定鋏を手に、
作業を始めた9時半ごろは暖かでした。

気温が低くても
日が照っていて、風がなければ
体を動かしていることもあり、
それほど寒さは感じません。
下手すれば汗だくになってしまいます。

ところが・・・・・。

しばらくすると
風が吹いてきました。
これだけで背筋がゾクゾクするほど寒くなります。

さらに
雲が現れてお日様を隠しました。

間の悪いことに
小さな雨粒が風に乗って横殴りで降って来ます。
(作業を中断するほどではありませんでしたが)

そして極めつけに
雨が雪に変わりました。
(もちろん風は相変わらず吹いています)

この時点でイヤになりましたね。

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肝心の収穫作業は
ネーブルのほうが厄介でした。
何しろ
まったく手入れ(剪定)されていないので
枝が伸びに伸びて、
ほとんど地面に垂れ下がったり
天高く伸びてたりしました。

だから
枝を払いながら収穫しなければなりません。
まず、外側のネーブルを切り取ってから
邪魔な枝を切断して、
内側の果実を収穫するのです。

二つの作業を平行して進めるのは
時間がかかる以上に、精神的な疲労感が大きいです。

とにかく枝を切りまくりました。
中央にひときわ高く伸びている太い枝も
ノコギリと太枝切鋏で思い切って切断しました。
(高い所に実が生ると、高枝切鋏でも届きませんから)

作業が終わった頃には
軽トラック一台分くらいの枝葉が出ました。


果実をすべて収穫し
邪魔な枝を切り落としたら作業は終わりかと言うと、
そうは問屋がおろしません。

この枝を
ゴミ収集に出すために
さらに細かく切断しなければなりません。

翌日は疲れきっていたし
翌々日は強烈な腰痛と筋肉痛に襲われたので

この作業は三日後に行いました。
枝を剪定鋏と太枝切鋏で切るだけの作業ですが
それでも6時間かかりました。

ちなみに
作業に使ったラチェット式の太枝切鋏(2980円)は優れものでした。
直径3センチほどの枝でも楽に切断できます。
(最大で5センチの枝が切れるそうです)

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カメムシはほとんど見かけませんでしたね。
今冬は大雪になるかも、と予測しましたが
幸いなことに
外れるかもしれません。

おしまい

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・ミカン収穫記(01/11)

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