駄文+WEB漫画 紅而遊戯

漫文 2673年9~12月

右のイラストは
実在の人物とは
関係ありません。

目次は
右欄にあります。

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デジタルとオバちゃん

【紀元2673/12/07】

私の携帯電話にはカメラも付いていますが
使ったことがありません。
基本的に携帯は
電話の機能しか使用していません。

そんな私に
母からいきなり電話がありました。

要領を得ない話でしたが、
スーパーから来たハガキの
QCコードを携帯のカメラで撮影して
会員登録(?)すれば
お得なことがあるとかいうことでした。
「今から行くからそれをやってくれ」とのことです。







ずいぶん待たされたように記憶しています。
時間がかかるのなら
「何時何分ごろに着く」というふうに
時間を指定してくれればいいのですが
そういうことは金輪際しません。


なぜ母が、わざわざ車で来たかというと
会員登録は
その日が締め切りだからでした。
何で、間に合わないギリギリ直前になって
騒ぎだすのでしょう。
女だから・・・・・と言ったら差別になるのでしょうか?

とにかく
初めて携帯のカメラを使ったのですが
QCコードの撮影は案外簡単に成功しました。
撮影したデータの送付も上手くいきました。


ところが意外なところに障壁が。

文字入力が上手くできないのです。
母は絶対に自分でやろうとはしません。
それどころか
怒りだす始末です。


結局、できないものはどうしようもありません。
母は、スーパーでやってもらうと言って、去っていきました。
初めからそうすればよかったのに。

散々待たされた上に
無駄な時間を費やされ
不条理に怒られた私は
それから三日ぐらいは気分が悪かったです。


ちなみに
親戚のオバちゃんなども
私がパソコンに詳しいと思いこんでいるらしく
DVD-Rへの記録の仕方を聞かれたことがあります。
しかし私は
DVD-Rは全然使わないのですね。
データの保存はほとんどUSBメモリですから。

という訳で
聞かれても答えようがないのですけど
向こうは、私に聞いたらすべてが分かるみたいに思い込んでいるから
始末に困ります。

そもそも
彼らは絶対に自分で調べたりはしません。
1冊でもいいから
パソコンの入門書を購入して読み込めば
基本的な知識が身につくはずなのですが
絶対にそういうことはしません。
何故でしょう?

おしまい

ねじまきカギュー11巻

【紀元2673/11/01】

8月に作ったまま、ほっぽらかしていた漫文です。
今月あたり
『ねじまきカギュー』の12巻が出そうなので
その前に掲載しておきます。

8月19日に
『ねじまきカギュー』の11巻を購入しました。

結論から言うと
前巻ほどは面白くなかったです。

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この物語の見所の一つは
それぞれ毒(=トラウマ)がある悪役の女の子たちが
主人公のカギューと闘うことによって
無毒化されてしまうところにあります。

山崎富江も御門朱羽も犬塚紫乃も
みな、無毒化され、かつ
カギューの陣営に入ってしまうのです。

言い換えれば
「毒がなくなる(or希薄化される)」
→「面白みがなくなる」わけです。

※以下、イラスト3点はすべて模写です。

衿沙様などは無毒化どころか
幼児化してしまいました。


物語の必要上、
無毒化された敵役に代わって
新たな猛毒を持った役者を登場させなければなりません。

という訳で11巻でも新キャラが登場しましたが
衿沙様や犬塚紫乃らと比べると
いま一つ面白みにかけるような気がします。

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11巻では
カモ先生をこれまで以上に前面に押し出して
物語を展開しています。

でも
カモ先生は確かに立派な人格者ですが
全く魅力に欠けるんですよね。

大事な場面で女の子に助けてもらうキャラが
どんな立派な言葉をのたまっても、
どれだけ自己犠牲を払っても、
「ア、でも、最後にカギューや紫乃に助けてもらえるんだから」
と、つい思ってしまって
切迫感が出て来ないんですよね。

それと
マブルゥさんが学校に転校生として入ってきてしまったのも
お約束感覚てんこ盛りで
物語の緊張感をただ弛緩させる方向に働いただけのように見受けられます。

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11巻は
絵柄を見ていても、
何かが抜けてしまったような感じがしました。
週刊連載の激務に
そろそろ作者が耐えられなくなってきたのかもしれません。

それでも私は
12巻を買ってしまうのでしょう。
嗚呼、漫画の麻薬効果は恐ろしい。

おしまい

電池はどこに入れる?

【紀元2673/10/01】

実家が近くにあるのでたまに帰ります。

あれは7月だったか、8月だったかのムチャクチャ暑い日。
土曜の夜に実家に帰って
風呂上りに部屋のエアコンをつけようとしました。
ですが作動しません。
おまけに、そのリモコンの底のほうが盛大に濡れています。
まさに「ベタベタに濡れている」状態でした。
どうやら乾電池が液漏れを起こしたようです。

最悪なことに、そのリモコンは、どうやって電池交換したらよいか
外見からは分からないトンデモナイ代物でした。

親に聞いても要領を得ません。

しかし
このリモコンで取り外しができる唯一の部分は・・・・・。

やっとスライド部分を外して電池を見てみたら
やはり液漏れしていました。

この日は異常な猛暑でした。
私は汗を垂れ流しながら
リモコンと格闘していました。

よりによって
こんな暑い日に液漏れしなくても
・・・・・と思いました。

そのリモコンはたびたび使っていたのですが・・・・・。
液漏れというのは
1~2日の間で突如発生するものなのですね。

それにしても
この、電池を入れる場所が分からないリモコン。
設計した人間の顔が見てみたいものです。
電池交換のたびに
いちいち取扱説明書を引っ張り出せと言うのでしょうか?


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リモコンなどにはマンガン乾電池がいいそうです。
しかし
単四のマンガン乾電池って売ってないんですよね。
どの店に行っても
アルカリ電池しかありません。
なぜでしょう?

おしまい

真夏の悪夢

【紀元2673/09/10】

さすがに9月も上旬が終わると
秋めいて涼しくなってまいりました。

最近の夏の暑さは
徐々に気温が高まって
夏の盛りに猛暑が到来するのでなく、
飛び飛びにやって来て、
十日から二週間ほど酷暑が続くのが通例となっています。
8月も暑かったですが
7月前半の暑さよりはましでした。
あの時は
夜になっても全然気温が下がりませんでしたから。

そんな寝苦しい夜に眠る方法を考えました。
実家に帰った折りなどは
和室、つまり畳敷きの部屋では
布団代わりに、二つ折りのタオルケットを敷いて寝ます。
これだと熱がこもりません。


しかし
畳の固さのため熟睡もできません。
そのせいか
妙な夢をしばしば見てしまいます。

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その夜はなかなか寝付けず
何度も目を覚まし、何度も夢を見ましたが
起床前の夢がとりわけ奇天烈だったので
記録も兼ねて書いておきます。

そこは格子戸で仕切った部屋の中でした。


それは、不気味な斑の入った巨大な魚でした。
本体だけで2メートルはあったと思います。
尾びれを入れたら、4メートルは超えていましたね。
暗い部屋の四角く切った水槽で泳いでいました。

尾びれは、麺が寄り集まったような形状をしていました。
鮮やかな、というより、毒々しい朱色でした。

この大魚に
「絶対に頭をかじられる」という確信が思い浮かびました。
その瞬間
大魚は水槽から上体を起こして襲いかかって来ました。
私が慌てて逃げたところで夢が覚めました。

おしまい

目次

・デジタルとオバちゃん(12/07)
・ねじまきカギュー11巻(11/01)
・電池はどこに入れる?(10/01)
・真夏の悪夢(09/10)

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