駄文+WEB漫画 紅而遊戯

漫文 2673年1~2月

右のイラストは
実在の人物とは
関係ありません。

目次は
右欄にあります。

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パソコンを買い替えたら

【皇紀2673/02/22】

ある日のこと。
タルノくんが部屋でまったりしていると・・・・。

そして
タルノくんは呼出音が消えるのを待ちます。
待ちます。
待ちます。

電話をかけていたのはベニちゃんでした。
「タルノは部屋にいるはず」と踏んで
わざわざやってきたのです。

またまたタルノくんの襟首をつかんで
引っ張っていきます。
詳しい事情は
前回の「続・パソコンが壊れたら」を御参照ください。

どうやら
ベニちゃんは
ウィンドウズ7パソコンの
ウインドウの閉じ方が分からなかったようです。

しかし
ウィンドウズ7は
XPと基本的な操作方法は同じだと思うのですが・・・・・。
ウインドウを閉じる「X」のアイコンが微妙に違うため
分からなくなったみたいです。

タルノくんは返す言葉がありませんでした。

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私は
ウィンドウズ7を初めて使った時
使い勝手はウィンドウズXPと変わらないと思いました。
しかし
人によると
7に乗り換えてしまうと
どうすればいいのか皆目わからなくなるみたいです。
私の親がそうです。

インターネット・エクスプローラの立ち上げ方も分からないし
ウインドウの閉じ方も分からないし
シャットダウンの仕方も分からない。
これまで10年近くパソコンを使ってきたのに、です。
どうやら当人は
「この位置にあるこのアイコンをクリックして
その次にこれをクリックして」という手順だけを頼りに
パソコンをいじっていたようです。
だから
ウィンドウズ7になって
アイコンの位置や形が微妙に変わってしまうと
何をどうすればいいのか全く分からなくなるのです。


こういう人は
パソコンの起動さえも
電源ボタンの位置が変わってしまうと
どこを押せばよいか
途方に暮れてしまいます。

おまけに
自分で本を読んで勉強しようとする意欲もありません。
困ったものです。

おしまい

続・パソコンが壊れたら

【皇紀2673/02/16】

壊れたパソコンを修理に出そうと思っていたベニちゃん。
ところが
電器店の店員に
「保証が切れているのなら
新品を購入するよりも修理代のほうが高くつくかもしれない」
と言われてパニックに。
ベニちゃんはタルノくんの所に助けを求めに行きました。

タルノくんはパソコンに詳しそうです。
少なくともベニちゃんよりは。

ベニちゃんは嫌がるタルノくんの襟首をつかんで
電器店に向かいます。
基本的にタルノくんは部屋から外へ出るのを厭います。

そして件の店員と・・・・・。



店員さんが
対抗心の炎をメラメラと燃え上がらせました。


この時
ベニちゃんの脳裡に
万札が何枚も
翼を生やして飛んでいく光景が浮かびました。

タルノくんは納得。
ベニちゃんは訳が分からぬまま安心。

一体型のパソコンは
ベニちゃん好みの凝ったデザインのものが多いです。

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上記漫文は
私の実家でのパソコン買い替え騒動を下敷きにしています。
何しろ私の親は
十年近くパソコンを使っているにもかかわらず
「ワードって何? 表計算ソフトって何?」という戯言を
平然とほざく人種です。
とても電器店に行って一人でパソコンを購入することなどできません。

という訳で渋々わたしが買いに行ったのですが・・・・・。

てっきり私は
OSをウィンドウズXPから7に換えたら
XP機につないでいたプリンターなどの周辺機器は
すべて使えなくなると思い込んでいました。
ところが
周辺機器のメーカーのサイトから
ウィンドウズ7対応のドライバソフトをダウンロードできれば
旧来のプリンターもスキャナも使えると
店員から教えられて
まさに一驚を喫しました。

結局6万円のパソコンを購入。
ウィンドウズ7対応のドライバソフトも難なくダウンロード。
便利な時代になりました。

おしまい

パソコンが壊れたら

【皇紀2673/02/10】



もちろん作業中のデータはすべて消滅

ある時、突然動かなくなる・・・・・。
しかも
絶対に壊れては困る時に故障してしまう・・・・・。
これがパソコンの恐ろしいところですね。
ベニちゃんはパソコンを抱えて電器店に急ぎました。

応対に出た店員に
ひとくさり事情を説明しますが・・・・・。

不思議なことに
パソコンも家電も
保証期間が切れた、絶妙の時期に壊れます。
あらかじめ計算して
故障する製品を作っているのなら
製造会社の技量に感服します。

まさか
こんな言い方をする店員は実在しないでしょうね。

ベニちゃんはショックのあまり言葉も出ません。
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上の漫文はフィクションですが
実家でのパソコン買い替え事件を下敷きにしています。

実家のパソコンは
起動がたまにしか成功しなくなり
ついにはビープ音を発するだけで
電源ボタンを押しても全く反応しなくなりました。

親に頼まれて
私がパソコンを調べてみましたが
電源を入れても画面には何も映りません。
HDDが壊れたわけではなさそうです。
CPU冷却ファンに埃がたまって動かなくなったのかもしれません。
あるいは
マザーボードの電解コンデンサが駄目になったのかも。

そこで修理に出すことを考えましたが
保証期間はとっくに過ぎています。
ネットで調べてみると
パソコンをメーカーに送って調べてもらうだけで数千円
それに修理が加わると
場合によっては数万円請求されることがあるそうです。

「修理に数万円かかるのなら
いっそのこと新品を買ったほうが得では?」
と考えるのが人情です。
このような事情で
壊れたパソコンはひとまず部屋の隅に移して
新品を買う方向で検討することにいたしました。

おしまい

冬は静電気が

【皇紀2673/02/04】

嫌ですね~、冬の静電気は。

体質によって
電気の体への溜まり具合が違うらしく
何かに触れると
まさに火花散り
鞭打つ音を発する方も
たまにおられるそうです。
幸いにも私は普通の体質らしく
たいした苦痛には見舞われません。
それでも静電気は苦手です。

昔は
静電気除去グッズを使っていました。
先端の黒い部分を
ドアの取っ手などに当てると
液晶画面に笑顔のアイコンが現れます。
しかし
これも
完全に静電気を防ぐわけではなく
わずかに指先に「ピリッ」と来ることがあります。
今はこれは使っていません。


静電気が走るのは
自動車から降りてドアを閉める時ですね。
乗車中に
シートと服がこすれ合うのが原因だそうです。



上のやり方の応用として
自宅のドアを開ける時は
まず
左手を壁に押し当てて
次に
右手でノブを回す、という方法もあるそうです。
この場合
壁は
あくまでも「静電気を逃がす素材」でなければならないそうです。
(私は
自宅のドアノブについては
静電気を感じたことがないので
この方法を試したことはありません)

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なお
上のような手順は面倒くさい、あるいは
うっかり何もせずに車から降りてしまった
という場合もあります。
その時は
感度の鈍い手の甲の側を
できるだけ広い面積で押し付けます。
すると
あの
火花が散るような感じが軽減されます。

静電気の放出は体質によって違いますから
私のやり方が他の人に通用するかどうかは保証しかねます。

おしまい

怪奇!ネコ耳少女

【皇紀2673/01/28】


1か月ほど前の出来事を漫文にしてみましたが・・・・・
見返してみると下らないネタですね。
しかし
せっかく描いたのだから
掲載することにしました。

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あれは師走もつごもり。
痛いほどの寒風が吹きすさぶ中
道を歩いていると
何かしら尋常でないものが視界に入ってきました。

私に強烈な違和感を感じさせた原因というべき存在、
それは小学3~4年くらいの女の子でした。
女の子はパーカのフードを頭からスッポリかぶっていましたが
その右と左に角に似た突起物が屹立していたのです。

突起物・・・・・すなわち、耳。

私はこのようなファッションが
漫画やアニメなどの架空の世界以外に
現実に存在するとはついぞ知りませんでした。

したがって
そのネコ耳少女に甚大な驚きを喫したのです。
ちなみに
次の日に
某大手新古書店に行ったら
そこにも耳付きフードの女の子がいました。

こちらは高校生ぐらいの年頃でした。
今時はこういうものが流行っているのでしょうか。

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耳が付いているのとないのとでは
パッと見て
受ける衝撃度がまるで違います。

おしまい

買い物で粗忽を

【皇紀2673/01/16】


先月のことです。
別に目的があったわけでもないのですが
某大手新古書店に行きました。
すると
前から探していた本や
興味のある作家が書いている本を
100円均一の棚で何冊か発見しました。
「奇貨おくべし」と思い
レジに向かいました。

しかし
そこで
驚愕の事実がッ!

アレッ?

財布を部屋に置き忘れて
出て来てしまったのです。
恥ずかしい・・・・。

「レジに行く前に気づけよ」と自分にツッコミを入れつつ
真っ暗な中を家に戻りました。
そして
再び件の店に。
行ったり来たりで疲れました。

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この2~3日後も
財布を忘れて買い物に行く、という出来事がありました。
続けて粗忽なマネを仕出かすと
自分で自分が嫌になります。

おしまい

ミカンの収穫

【皇紀2673/01/10】

この漫文は昨年末に掲載するために準備していたのですが
延び延びになってしまいました。

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ヒノさんがタルノくんにミカンの収穫を頼んでいます。

タルノくんは引きこもりですが
暇人ではありません。
本人曰く
「ひとり哲学的思索にふけっている」のだそうです。

タルノくんは勤勉なので
作業も捗っています。
それでも
奥まった所や高い所のミカンを切るのは難儀です。
そこへ・・・・・。

タルノくんが高枝切り鋏で切り取ったミカンは
長い茎が付いたままです。
これを
ニコちゃんがヘタの際で切り落とします。

冬は日が落ちるのが早いです。

一種の思いやりですね。

熱い風呂の後には
鍋と大吟醸でした。

窓の外には
ぼた雪が次々と落ちてきます。

昨冬は
カメムシが大量発生したせいか
東日本は大雪に見舞われました。
(※2672/02/19の漫文「カメムシと大雪」を参照)
今冬は
タルノくんはカメムシを
1匹見つけただけです。
それでも結構
各地で雪が降りますね。

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ミカンは
暇を見つけて少しずつ切り取るのなら
何てことのない作業ですが
一日のうちに
ゴボウも抜いて
ジャガイモも掘って
その上にミカンまで、となると
重労働になります。

おしまい

メタハイで資源大国元年

【皇紀2673/01/04】

メタンハイドレート絡みの漫文を
半年前に作っておいたのですが
掲載する機会がなくて
ついに年を越してしまいました。

しかし
安倍晋三首相も
これからは海底資源のメタンハイドレートに重点投資をすると宣言したことだし
また
「資源のない国」と思われていた日本が
実は周辺海域に膨大な資源エネルギーを蔵した
「資源大国」であったと宣伝することは
新年にふさわしい明るい希望に満ちた話題ではないかと考え
今回
メタンハイドレートを取り上げることにしました。

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侵略主義国家中国や
崩壊と混乱が予想される北朝鮮
そして経済が破綻しかかっている韓国と
我が国を取り巻く環境に深く思いを巡らすほど
陰鬱になるよ。
でも
新年だから希望にあふれる明るい話題を。
日本の希望
それは海底に眠る資源エネルギーの
メタンハイドレートだよ。

よろしくね。


メタンハイドレートは
冷たい海の底でシャーベット状に固まったメタンガスのことなんだ。
これは
太平洋側にも確認されているけど
日本海側のほうが塊になって埋まっているから取り出しやすいんだ。

私たちメタンハイドレートは
別名「燃える氷」と呼ばれるけど
それは何故かって言うと・・・・・

こうやって火を点けると

オオッ!

青い炎を上げて燃えるからだよ。

と言うわけで
私たちメタンハイドレートを使ってよ。
既存の火力発電所で燃やしてくれれば
電気を生み出すことができるんだから。

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それにしても
日本周辺の海に希望のエネルギー資源である
メタンハイドレートが大量に眠っているのに
当の日本人だけがそれを知らないという現状が悲しいです。

不思議なのは
脱原発を叫ぶ人たちは
何故メタンハイドレートの実用化を
声高に主張しないのでしょうか。
彼らはなぜか
電力供給が不安定な太陽光発電や風力発電に頼りたがります。
それよりも、まだ
メタンハイドレートに賭けてみるほうが
現実的だと思うのですが。

おしまい

目次

・パソコンを買い替えたら(02/22)
・続・パソコンが壊れたら(02/16)
・パソコンが壊れたら(02/10)
・冬は静電気が(02/04)
・怪奇!ネコ耳少女(01/28)
・買い物で粗忽を(01/16)
・ミカンの収穫(01/10)
・メタハイで資源大国元年(01/04)

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