駄文+WEB漫画 紅而遊戯

雑文 2675年10~12月

・・・・・・・


目次は右欄にあります。

→巻頭 | →過去作品目録 |

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

下肢静脈瘤の治し方

【紀元2675/12/31】


以下の文章は、
あくまでも個人的な体験であり、かつ、個人的な推測であります。
医学的根拠はありませんので、その点を了解の上、お読みください。

前に
「太極拳と下肢静脈瘤」(2674/02/18)でも書きましたが
左脚に下肢静脈瘤があります。
(※自己診断です。医者に診てもらったことはありません)

これが最近、さらに具合がよくなってきたので
記録のために当サイトに書いておきます。

          *          *

前の記事では
10年来の下肢静脈瘤が太極拳などによって
悪化を食い止めることができた、という話を書きました。
それが
ここ1~2か月のうち、さらに良くなって、
最悪の状態が10だったとすると、
今は4~5くらいにまでなりました。

最悪状態の頃は
「このまま悪化すると、血管が破裂してしまうのでは」と
真剣に心配したものです。

良くなった理由を自分なりに考えると、
根気よく股関節と骨盤まわりをほぐす運動を続けてきたことが挙げられます。
かつては錆びついて、感覚さえなかった骨盤まわりの筋肉ですが
最近は、わずかですが、筋肉の存在を感じることができるようになりました。
(おかげで自転車を漕ぐのも楽になりました)

          *          *

下肢静脈瘤は、静脈の逆流防止弁が壊れることによって引き起こされます。
坐骨神経の圧迫が、これに関係していらしいです。
あくまで、素人の推論ですが、
ならば、骨盤まわり、股関節付近の筋肉をほぐせば、坐骨神経の圧迫も解けて
下肢静脈瘤も治るのではないかと、私は考えました。

実は、5~6年前のこと、農作業をした時など、
下肢静脈瘤の凸凹の箇所が、比較的目立たなくなっていたことがあったのですね。
それを見て、
どうも股関節あたりの筋肉を使うと、下肢静脈瘤が良くなるのでは、という予感があったのです。
(当時の私は、農作業の折りに、できるだけ腰に負担をかけないように、股関節あたりで体を折り曲げたり、踏ん張ったりするよう努めていました)

          *          *

そこで、股関節や骨盤付近をほぐすような運動を始めたわけです。

まずは、太極拳。
6年前から、NHKでやっていた番組を録画して、
太極拳の套路(型)を真似していました。
太極拳によって体の歪みに気づいたことが
下肢静脈瘤の自己治療計画の礎になりましたね。
套路を倦むことなく繰り返すうちに
股関節、それも太腿の裏側や外側の筋肉が意識できるようになります。
こうなると、
下肢静脈瘤はかなり良くなっていました。

次に、合気道の舟漕ぎ運動。
これを、股関節の付け根を思い切り意識しながら行います。

あと、自転車で信号待ちをしている時など、左脚に全体重をあずけて、股関節だけを使う要領で、車輪を前後させると、結構筋肉をグリグリとほぐすことができます。

このような運動を
6年間くらい続けた成果が出たのか、
前述のように少しはマシな状態に戻すことができました。

          *          *

私は、医者が苦手なので
下肢静脈瘤を自力で治す方法がないか
ネットで調べてみました。
すると、
出てくるのは手術による治療のことばかりでした。

う~む。

あくまで想像ですが
やはり、下肢静脈瘤になる人というのは
体を動かさない人が多いと思います。
そういう人が、自分の脚の欠陥がミミズのように浮き上がっているのを発見した時に
「運動によって治そう」などとは考えないでしょう。
というわけで
「下肢静脈瘤」→「手術」という流れになるわけです。
ネットには
この手術も簡単に済むようなことが書いてありますし。

しかし、この手術、
人によっては後遺症が出る場合もありますし、
一時的に治っても、しばらくして再発することもあるそうです。

原因が坐骨神経の圧迫にあるとすれば
これを何とかしない限り、再発は必然でしょうね。

          *          *

そんなこんなで、
私は自分で治す方法を選びました。

我流の「股関節・骨盤ほぐし」が功を奏したのか
たまたま快方に向かう時期が来ていたのか、
それは分かりません。

おまけに「6年でこの程度か」というほどの治り方です。

しかし
体を動かすことの大切さを知った今は
このやり方を続けていくつもりです。

また何か変化があったら、当サイトに記録するつもりです。

おしまい

痰と鼻水に良薬は

【紀元2675/12/31】

ここ十年以上、ジェットコースターみたいに
気温の激変する現象が続いています。
11月1日なんぞは、朝は冬の寒さに見舞われましたからね。

こういう季節になると
私の体調はおかしくなってしまうのです。
先月の下旬から、鼻水と痰に甚だしく悩まされはじめました。

それで
去痰薬を使用しました。
「クールワン 去たんソフトカプセル」。
1日3回服用しなければならないのですが、
初めは1日2回(朝と昼だけ)、
3日目からは朝だけ飲みました。
これでもそれなりに薬は効くものです。

ちなみに
以前は「ストナ」を使っていました。
でも、これ、近所のドラッグストアで扱っていないんですよね。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

痰のほうはひとまず収まりましたが、
鼻水のほうがひどいままです。

以前、「チクナイン」で小康状態を得た経験があったので
ドラッグストアに行ってみると、
何と値段が3600円。
錠剤の数が少ないものは、それに比例して値段も下がるのですが、
「チクナイン」は一回に5錠服用する薬なので、
安い物だとすぐになくなってしまいます。

というわけで、今回は別の薬を試すことにしました。
それは「ストナリニS」。1420円。
1日1~2回服用というところが魅力的です。
眠くなる成分が入っているらしいので、寝る前に飲んでみました。

翌日の効き目は・・・というと、
劇的によくなったわけではありませんが、そこそこ楽にはなりました。
何と言ったらよいのか、
不条理に鼻水があふれ出す状態から、節度のある出方に変わったという感じです。
苦しくない程度にはなりますね。

それで
1週間ほど試してみたんですが・・・。

ちょっぴり便秘ぎみになりましたね。
おなかの緩い人にはちょうどいいかもしれません。

これを飲むと快眠できます。
私の場合は、どれだけ寝ても、さらに眠れる状態になりました。
目覚めてからも、なおも頭がボンヤリする感覚がありました。
(異常に寒い日が続いたせいかもしれません)

というわけで、ストナリニの服用は中止しました。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

現在は、たまにチクナインを飲んでいます。
(70錠で2036円のものを買いました)

おしまい

Windows8の更新プログラム

【紀元2675/10/27】


Windows8は嫌いです。
理由の一つに
更新プログラムのインストールに異常に時間がかかることがあります。

先日も
更新プログラムをインストールしようとしたら(15個ありました)
45%をダウンロードした時点で一向に進みません。
1時間たっても、45%のままです。
やむをえず、いったん停止しました。

そして
面倒ですが、
クリーンブートをして、
再起動して、
更新プログラムをインストールして(やはり結構な時間がかかりました)
再起動して
クリーンブートを解除して
再起動しました。

これだけ手間をかけても
何と
まだ2個の更新プログラムが残っていたのです。

そのうちの1個は無事にインストールできましたが、
最後の一つは失敗しました。

やむなく
また
クリーンブートをして、
再起動して、
更新プログラムのインストールを試みましたが
どうしても失敗します。
しかたなく
またまた
クリーンブートを解除して
再起動しました。

-----------------------------------------------------------------

そして翌日に
残りの更新プログラムのインストールを試みました。(KB3069114です)

しかし、失敗

-----------------------------------------------------------------

一つだけ残すのも気持ち悪いので
ネットで検索してあれこれ挑戦してみました。

その中の一つ
コントロールパネルを開いて
(途中の経過は忘れましたが)
トラブルシューティングをやってみました。

するとなぜか
失敗したはずの更新プログラムが表示されなくなりました。
(つまりはインストールされていた、ということでしょうか?)

-----------------------------------------------------------------

とにかく
手間暇がかかります。
今回は4時間くらい無駄な時間を費やしてしまいました。

Windows8を使っていると
このような「不具合解消のための少なくない努力&時間」が強いられます。
(単にハードとの相性が悪いだけかもしれませんが)

もう、ホント、疲れ果てました。

余談ですが
Windows7パソコンも前日に、
やはり十数個の更新プログラムをインストールしました。
時間はそれなりにかかったものの
つつがなく終わりました。

-----------------------------------------------------------------

追記

週明けにWindows8パソコンを起動したら
インストールしたはずの更新プログラム(KB3069114)がまた表示されていました。
再度インストールすべく努力しましたが失敗。
クリーンブートしても失敗。
こんなことは、かつてありませんでした。
やむなく非表示にしました。

それにしても
更新できないプログラムを送り付けるとは マイクロソフトは何を考えているのでしょう。

おしまい

3980円のジャンクPC

【紀元2675/10/27】

6月下旬のこと
リサイクルショップでジャンク品のノートパソコンを買いました。
10年前の機種でしたが
見た目は新品同様。
3980円でした。

「これはよい買い物をした」とホクホクして家路についたのはいいけれど
いざ電源を入れてみると
インストールされているはずのWindowsXPが起動しません。
青い画面に
「STOP: c000021a Unknown Hard Error」、
通称「死のエラー」が表記されるではありませんか。
何度か電源の投入を試み、
F8キーを押してのセーフモードによる起動にも挑戦しましたが、
ことごとく失敗。

そればかりか、バッテリーも死んでいるらしく、
どれだけ時間をかけても充電できません。

さらに運の悪いことに
このノートパソコンのHDDは、
今はほとんど見かけないUltra ATA(=IDE)接続のものでした。

ジャンクPCゆえの故障も見越していたので
(それでも購入早々起動できないとはゆめにも思いませんでしたが)
壊れたら、ほかのパソコンの予備として、
HDDだけでも抜き取れば、3980円分の価値はあるだろうと当てにしていたのが
見事に裏切られました。

-----------------------------------------------------------------

「これは本当のジャンク(=廃品)だ!」

店に文句をつけに行こうかと、一瞬だけ思いました。
(だって、商品の説明には「WindowsXPインストール済」と書いてあったんですよ!)
しかし、
購入する際に、
女性店員に低い声で
「これはジャンク品ですから返品も交換もできません。部品取りにご使用ください」と
念を押されていたことを思い出しました。
それで諦めました。
ちなみに
この日は悔しくて眠れませんでした。

-----------------------------------------------------------------

WindowsXPでの起動は私の技量では不可能ということが分かったので
Linux系のOSを使ってみることにしました。
「Zorin OS 9 lite」がそれで、ネットで無料で手に入ります。

非力なパソコンでも動くという触れ込みのこのOSをCD-Rに焼いてインストール。
1時間あまりで完了。

付属のアプリケーションでめぼしいものはFireFoxくらいでしたから
VLCメディアプレーヤーを自分でダウンロード。
動画が滑らかに再生できました。

後で、
やはりLinux系の無料OS、Ubuntu12.04を試してみましたが、
こちらは重くて、使い物になりませんでした。

-----------------------------------------------------------------

実はHDDが壊れていることをひそかに恐れていました。
「Unknown Hard Error」なんて文字が浮かんだら
機械(=ハード)が壊れていると思うではありませんか。
しかし、
Zorinをインストール後、別段の不具合はありません。
ネットで調べてみると
「Hard Error」のハードは、「困難な」という意味とのことでした。

-----------------------------------------------------------------

結論としては
Zorin OS 9 liteは
ショートカットキーが使えないなど不便も感じますが
タダにしては使い勝手のいいOSと言えます。

おしまい

Ubuntuに挑戦

【紀元2675/10/27】


1年前に書いたきり、忘れていた文章です。無駄に長いです。

-----------------------------------------------------------------

昨年の5月にWindows7パソコンが壊れた時に
思い立ったことが二つあります。

一つは、
Windowsは信頼できなくなったのでUbuntuを試してみること。
もう一つは
これを機に
長年の懸案だったWindows98SE機のHDDを交換すること。
(この話題については後日)

-----------------------------------------------------------------

この二つを叶えるために
リサイクルショップに行き、
ジャンク品の棚に並んでいた
NECのノートパソコン、
ヴァルサ(=VersaPro VY17M/FD-3)を購入しました。
HDD(80GB)は取り出してWindows98SE機に換装し、
ヴァルサには、新品のSSDを入れて
Ubuntu機にしようというのです。

ヴァルサの価格は3486円。(たまたま3割引きでした)
2007年10月出荷の品にもかかわらず
傷も汚れも磨り減りもひどくありません。
もっとも
キーが一つ抜けていましたが、
購入後に、
滅多に使わないであろうキーを引っこ抜いて、無理やりはめ込みました。

購入時に、レジの店員が
ACアダプタなしで梱包しようとしました。
私が気づいたからよかったものの
危ういところでした。

-----------------------------------------------------------------

ヴァルサの裏蓋を開けてHDDを外し、
128GBのSSD(7855円)を組み込みました。
(ちなみに、このSSDは
マウスコンピューターのWindows7機用に購入したものです)

そして
5年前にパソコン雑誌を買った時に
付録でついてきたUbuntu9.10をインストールしました。

ヴァルサがUSB起動できない機種だったのは予想外でしたが、
CD-ROMドライブからのインストールは無事、成功しました。
しかし、
動画の再生ができないのは物足りませんでした。
サポートがとっくの昔に終了しているので
ネットにつなげないのも不便です。

それで
新しいバージョンをインストールすることにしました。
最新の、Ubuntu14.04はDVD起動なので
CD-ROMドライブしかないバルサにはインストールできません。
そこで
Ubuntu12.04で試みることにしました。

このOSが付録でついた雑誌がないかと
ブックオフなどを回りましたが
どこにも見つかりませんでした。
唯一
新刊書店で
これを付録にした書籍を発見しましたが
3000円近い値段だったのでやめました。

そんなこんなで
ネットでいろいろ調べていると
私が持っているWindows8には、
何と、ISOファイルをCDやDVDに焼ける機能がついているではありませんか。

それで
Ubuntu12.04をダウンロードして
簡単にCD-Rに焼きました。
次にバルサにインストール。
30分ほどで無事完了。

動画も再生できました。
ネットに接続した状態でインストールしたおかげで、
動画や音楽再生のためのコーデックが
自動的にインストールされたのです。
Ubuntu9.10だと、これを自分でやらなければなりません。

画面や操作感覚はUbuntu9.10のほうがよかったのでは、と
思わないでもないのですが
Ubuntu12.04もメモリを2GBに増強したせいか、
それなりに快適に使えます。
(ちなみに、この2GBのメモリは
マウスコンピューターのWindows7機用に購入したものです)

-----------------------------------------------------------------

グラフィックソフトのGIMP2.6を
自分でダウンロードしなければならかったのは面倒でしたね。
Ubuntu9.10では、最初から入っていましたが。

更新プログラムはすんなりインストールできました。
60個くらいありましたが、10分ほどで済みました。
Windowsとは全然違いますね。

-----------------------------------------------------------------

実は最初は、Ubuntu9.10と並存する形でUbuntu12.04をインストールしました。
すると、Ubuntu9.10のエディター(gedit)の調子が狂ってしまいました。
「M」キーを押したら0が表示されるのです。
あちこちいじっていたら、さらにひどくなって、
母音以外が正しく出なくなってしまいました。
SSDだからでしょうか?

やむなくUbuntu9.10を消去する形で
再度Ubuntu12.04をクリーンインストールしました。

しかし
なぜかエディターの調子がおかしくなります。
フォントを変更したら、狂ってしまうのです。
変換前の語に下線がつかなくなり、
変換後は、右側の空白部分に下線が現れてしまうのです。
フォントを元に戻したら治りましたが、別の障害も現れます。
キーがまた狂いはじめたのです。
どうやら、押してもいない「Fn」キーがずっと作動しているらしいのです。
あちこちいじった挙句「NumLock」を押したら正常に戻りました。

あと
Windowsのテキストを
Ubuntuのエディターで読み出そうとすると文字化けします。
ワープロソフトで読み出さなければなりません。
この点も、実に不便です。

-----------------------------------------------------------------

追記です。

昨年8月の中旬になって
Ubuntuを12.04から14.04にアップグレードしました。
更新プログラムをインストールしようとして
アップデートマネージャーを起動させたら
14.04にアップグレードできる通知が来ていたのです。
それで
「失敗したら、また12.04をインストールすればいいや」と
軽い気持ちでアップグレードに挑戦しました。

所要時間は1時間程度でした。
(場合によっては半日かかるそうです)

アップグレード後は
設定も何もかも引き継がれました。
ただ
日本語入力ができなくなったことには焦りましたが、
これも
画面上部にあるバーの「日本語」を「Anthy」に変えることで解決しました。

GIMPも2.6から2.8に変わっていましたが、
登録していたパターンはそのまま引き継がれていました。

無料のOSにしては使えるな、と思いました。

-----------------------------------------------------------------

さらに追記です。

昨年9月の中旬になって
動画編集ソフトのAvidemaxと
動画再生ソフトのVLCmediaプレーヤーをインストールしました。

おしまい

Windows7が壊れた原因

【紀元2675/10/27】


前も書きましたが
昨年の5月28日に
マウスコンピューターのWindows7搭載機が壊れました。
電源ボタンを押しても起動できないのです。
画面には
「起動しています」、あるいは
「ファイルを読み込んでいます」という表示が出るばかりで
そのまま何十分も変化がありません。

内蔵HDDを新品のSSDに取り換えて、
OSのインストールを試みましたがうまく行きませんでした。

通気口の埃をとったり、悪戦苦闘しましたが結果は同じでした。

CPUのシリコングリスを塗り替えても
起動しません。

Ubuntuが入ったUSBメモリで起動しようとしましたが
これも途中で止まってしまいます。

-----------------------------------------------------------------

いったいどこが壊れているのか?

最後に行き当たった故障原因はメモリです。
それで
ジャンクパソコンをリサイクルショップで買ってきて
メモリを付け替えたら
みごと起動しました。

そのため、てっきりメモリが壊れたのだと思ってしまいました。

マウスコンピューターのメモリは2GB、
ジャンクパソコンのそれは512MBと性能に差がありすぎたので
アマゾンで3070円のメモリ(もちろん2GB)を注文しました。
(この時使用したパソコンは万一のために買っておいたWindows8パソコンです)

そして3日後。
到着したメモリをパソコンに取り付けました。
そして
電源を入れたら、
データの修復に30分くらいかかりましたが、
今度は無事に起動できました。

-----------------------------------------------------------------

「やっぱりメモリが壊れていたんだ。
交換したんだから、もう大丈夫だ」と、その時、心から安堵しましたが
これは大きな間違いでした。

翌日、パソコンの電源を入れました。
しかし、沈黙したままです。
LANケーブルを抜いて、ついでに旧メモリに挿し替えたところ、起動成功。
はっきりしたのは故障原因はメモリではなかったということです。
3070円はまったくの無駄でした。

そのまま、再びLANケーブルをつなぎ、適当にネットを使ってみました。
電源を落としてから、LANケーブルを外して起動してみるも、沈黙。

以降
このパソコンは生き返ったり、死んだりを繰り返しました。
もちろん使い物になりません。
データを取り出したい時だけ
恐る恐る起動させます。

-----------------------------------------------------------------

故障の原因を探るために
このマウスコンビューター製のパソコン――A5ほどの超小型です――を分解しました。
この時、発見したことがあります。

実はこのパソコンは、外から見たら
電源ランプはあっても、HDDのアクセスランプがありません。
何でないのか不思議でしたが、
「近頃のHDDは頑丈になったから、アクセスランプで確認せずに強制終了しても
壊れなくなったのだろう」と、自分勝手に解釈していました。

ところが・・・・・。

パソコンの蓋を強引にこじ開けてみると、
ありました、アクセスランプが。

青く光る電源ランプのすぐ横に
黄緑のアクセスランプが取り付けてありました。
ところが、それは外からは分からないのです。
う~ん。
設計ミスでしょうか?

私は
この時以来、マウスコンピューターのパソコンは絶対に買わないことを
心に誓いました。

-----------------------------------------------------------------

追記

ほとんど見捨てかけていたWindows7パソコンですが、
ひょんなことから蘇りました。

HDDを取り外した状態で、
試しにUbuntuをUSBメモリで起動してみたら
何と、成功したではありませんか。

9月19日には
HDDを装着してWindows7のリカバリを実行しました。
みごと成功しました。
異常はあくまでもHDDにあったのです。
しかし、
それなら、なぜ3か月前にSSDでリカバリを試した時に失敗したのでしょう?

パソコンって案外気まぐれなんですね。

おしまい

プリシェのHDD交換

【紀元2675/10/27】


これも昨年書いた記事ですね。

-----------------------------------------------------------------

Windows98SEパソコンが復活しました。
富士通のプリシェ243に
ジャンクPC(ヴァルサ)から外した80GBのHDDをつけて、
Windows98SEをインストール。
作業終了まで5時間かかりました。

ついでに
スキャナのドライバソフトと
バンドル版のPhotoshopElementsをインストール。
(昔はスキャナを買うとPhotoshopElementsが付いてきました。
よい時代でした)

-----------------------------------------------------------------

購入以来14年間、一度も交換していない、
IDE対応の3.5インチHDDを
SATA対応の2.5インチSSDに換装することを
ずいぶん前から計画だけはしていました。
そのための
変換機器もアマゾンで買っておきました。

しかし
よく考えてみれば
いつ壊れても不思議でないパソコンに
新品のSSDを使うのは馬鹿馬鹿しい限りです。
(液晶画面のバックライトはかなり暗くなっています。
 内蔵電池はとっくの昔に切れています。
 CPUのシリコングリスも乾ききっていることでしょう)

という訳で
この計画は長い間、実現されずにいました。
それが、
Windows7機が壊れたことをきっかけに
計画が再起動したのです。
要するに
Windows98SE機にHDDを供給するために
ジャンク品のノートパソコンを買うことにしたのです。
(Windows7機にメモリを供給する目的もありましたし、
 ジャンクPCをUbuntu機にすることも考えました)

-----------------------------------------------------------------

HDDの交換は簡単でした。

しかし
リカバリディスクからのインストールで躓きました。
取扱説明書どおりには行かず、
MS-DOS領域の作成からやらなければならなりませんでした。
訳が分かりませんでしたが
壊れることも覚悟で、適当にキーを操作したら、
何とかなりました。
本当は記録を残しておきたいのですが
思い付きでキーを押したため、まるで覚えていないのが残念です。

-----------------------------------------------------------------

そして
プリシェ243は見事復活しました。

もっとも
滅多に使いませんけど。

ちなみに、このパソコンは
タッチパネル方式です。
で、
付属のペンで(よくも捨てずに取っておいたものです)
画面を突っついてみると
ちゃんと反応するではありませんか。
これだと
マウスは不要ですね。

おしまい

目次

・下肢静脈瘤の治し方
痰と鼻水に良薬は
Windows8の更新プログラム
3980円のジャンクPC
Ubuntuに挑戦
Windows7が壊れた原因
プリシェのHDD交換

当サイトについて

雑文と創作漫画のサイトです。