駄文+WEB漫画 紅而遊戯

雑文 2674年10月~2675年4月

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目次は右欄にあります。

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冬アニメ終了

【紀元2675/04/13】

最近は深夜アニメにも飽きてきました。
という訳で、アニメ批評も今回で終わりにします。

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『東京喰種√A』
第2期ですね。
取り立てて面白いとも思わないのですが
結末がどうなるか気になるのも事実なので
一応見続けたら
中途半端な終わり方をしてくれました。
それでも
1期よりは面白かったのが救いでしたね。

『アルドノア・ゼロ』
これも続編ですね。
前作の最後に主人公とヒロインが死んだと思われたのが
実は生きていたんですね。
う~ん、何たるご都合主義。
どんな展開になるか気になるので
最後まで見たら、
やはりご都合主義全開で終わってしまいましたね。
22話のアセイラム姫暗殺計画が特にバカバカしかったです。
簡単に基地内に侵入され、簡単に姫が見つかってしまう。
また、簡単に司令官であるスレインが現場に向かってしまう。
それまで築いてきた、スレインの冷静沈着で計算高いキャラが一瞬で崩壊しました。
そして
最終話で急に話が小さくなって、強引なつじつま合わせで終了してしまいました。
それでも、
1期よりは優れた出来栄えでした。
人間のエモーショナルな面を描くよりも、
関係性と謀略を描写することに特化したからでしょう。

『ジョジョの奇妙な冒険』
これも続編(エジプト編)です。
原作漫画の愛読者だったので
最後まで付き合うつもりです。

『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』
これは秋季からの続きです。
中盤から目に見えて作画が崩れてきましたが
惰性で最後まで見ました。
そして、駄作であることを確認しました。
この作品も御都合主義てんこ盛りでした。
お姫様を底辺にまで落として、這い上がらせるという着想はよかったのですが
それも最初の数話まででした。
御都合主義を安易に使った脚本のほかに
過剰にエロを入れすぎたのが失敗でした。
こちらに視聴者の関心が持っていかれますからね。
加えて
悪の親玉であるエンブリオの器が小さかったことが致命傷になりましたね。

『ISUKA』
エロとグロとナンセンスを兼ね備えた
中身のない作品でした。
謎解きの構造だけが存在する作品でした。
それでも結構、視聴者を引きつけることができるのですね。
最後まで我慢して見ましたが
結局、謎解きも中途半端なまま終了しました。

『牙狼 炎の刻印』
この作品だけは最終回が及第点に達していました。
最近の傾向として雑多な要素を詰め込みたがるため、
主人公が薄くなるという欠点がありましたが、
それでも、最後まで見終わって、満足できました。
結局、このアニメは
メンドーサと侍女オクタビアが一番キャラが立っていたような・・・。

おしまい

秋アニメ終了

【紀元2675/01/05】


新年早々カゼをひいてしまいました。
ノドの奥がイガイガします。
ア、それと
喪中なので新年の御挨拶は遠慮させていただきます。

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毎度恒例の秋アニメの感想ですが
『神撃のバハムート』の最終回を待っていたら
年を越してしまいました。

以下
ネタバレするかもしれませんのでご注意を。

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『神撃のバハムート』
作画といい、
笑いのセンスといいい
メリハリのあるストーリーの進め方といい
最高の作品でした。
ただ、
中身はありませんでしたね。
だからこそ
最後のスペクタクルが栄えるのかもしれません。

『甘城ブリリアントパーク』
確かに、初回に提示された目標を達成しましたが
カタルシスがなかったです。
姫にかけられた呪いも解けましたが
これも御都合主義的に解決してしまったので
感動も何もありませんでした。

『セレクター(2期)』
1期よりも面白かったですね。
普通、2期(=続編)は勢いが落ちてしまうものですけどね。
でも
最後の締め方が今一つでしたね。

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『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』
12回で終わらないようですね。
安っぽい上に、あざとさ満点という
ある意味
アニメや漫画でしかできない王道を
迷わずに一直線に実現した傑作です。
この作品は
登場人物に内面など不要だということを
堂々と証明してくれました。
構図、もしくは図式さえあれば物語が作れるのです。
まさに
確信犯的ジェットコースター・アニメです。
下げる時には
あり得ない異常な状況を持ってくる思い切りのよさに
感嘆いたしました。
しかし
最愛の妹にあんなひどい仕打ちをさせて
最後にどんなオチをつけるのか
他人事ながら心配になります。
なお
第12話で目に見えて作画が崩れていたのは残念でした。
この作品は
作画でもっていますからね。

『牙狼 炎の刻印』
12話で終わってほしかったんですけどね。
しかし、主人公をあそこまでどん底に落とすのはいかがなものでしょう。
いずれにしても
これからの展開が大いに気になります。

おしまい

秋アニメ初回感想

【紀元2674/10/12】

もうアニメを見るのは止めよう・・・
と、幾度となく考えました。
それでも見てしまいますね。

というわけで
10月開始の深夜アニメの感想を述べてみます。

※私はもうオッサンだし、根性もねじ曲がっているので
その当たりの事情を割り引いて、以下お読みください。

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次の6本は初回時点で好評価の作品です。

『甘城ブリリアントパーク』
冒頭の
主人公にヒロイン(?)が銃を向けるツカミや
主人公の過去をほのめかす巧妙な仕掛けに惑わされ
次回も視聴することにしました。
しかし
京アニ(京都アニメーション)は好きではないので、
つまらないと感じた瞬間に見限るつもりです。

『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』
テンポがいいですね。
あざといですね。
安っぽいですね。
美少女たちがわんさか出て、色気を振りまくだけの、
中身のないアニメにならないことを祈ります。

『神撃のバハムート GENESIS』
物理法則を無視したアクションや
雑な脚本が神経に障りますが、
「作画に命を賭けてます」的なところが気に入りました。

『selector spread WIXOSS』
1期は
話の運びがまどろっこしい作品でした。
が、どんな終わり方をするのか気になりますので
2期も見てみます。

『棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE』(第2期)
1期がそれなりに面白かったので
義務として見てみます。
でも
トールのあの鼻の形が変だと思うのは私だけでしょうか?
(特に横顔が・・・・・)

『牙狼<GARO>-炎の刻印-』
作画に気合が入っていますね。
特に、オープニングはよかったです。

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以下は初回で見限った作品です。

『ガンダム Gのレコンギスタ』
実は、私は、
ガンダムは見たことがないのです。
(小学生時代とここ数年を除いて、
アニメと無縁な人生を送って来ましたから)
で、
今回初めてあの有名なガンダムを見たのですが、
何か、訳が分からなかったですね。
登場人物たちの置かれている状況がいま一つ把握できなかったです。
二つの勢力が対立していることは理解できるのですが
どういう因縁があるのか
どちらが悪玉なのか
よく分からなかったです。
アクションシーンを盛り込んでも
どういう理由・因縁で戦っているのか不明であれば
作品に入り込めないのです。

『七つの大罪』
剣を一振りすれば敵が吹っ飛ぶという安易さには、
ついていけない年になりました。

『俺、ツインテールになります。』
期待していましたがダメでしたね。
男の子がツインテール女子に変身するというバカバカしい話は
演出で設定・背景を作り込んだ上に
緊張と緩和の谷を作らなければ失敗するのです。
安っぽい内容だからこそ
安っぽい演出をしてはならないのです。
その点、
『クロスアンジュ~』と『甘城~』は巧みでした。

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『バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-』
12回くらい放映するのかと思いきや、
前編・後編の2回だけでしたね。
おかげで
中途半端な印象だけが残りました。

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今秋のアニメは
訳なく女性の乳を揉む場面が目立ったように思います。

私が気づいただけでも
『トリニティセブン』
『七つの大罪』
『大図書館の羊飼い』
『寄生獣 セイの格率』
の4作品にありました。
全アニメに目を通したわけではありませんので
他にも同様の場面があるのかもしれません。

このような
定番的表現の安易な使用は
アニメ業界内部の工夫のなさが反映された結果かもしれません。
アニヲタは喜ぶかもしれませんが
私からすれば
「また、このパターンか(溜息)」と、
続きを見る気がなくなりました。

おしまい

夏アニメ終了

【紀元2674/10/01】


夏アニメが終了しました。
という訳で
雑感を並べてみたいと思います。

ネタバレありです。ご注意を。

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『アルドノア・ゼロ』

とにかく
脚本が粗かったですね。
高校生が教練を受けたくらいで
ああも簡単に戦争で活躍してしまうなんて。
かなり引っかかるものを感じました。

主人公が完璧すぎます。
不自然に完璧な性格設定のため
かえって
物語の薄っぺらさを痛感させる結果になりました。

いちいち突っ込みませんが
御都合主義が全開でした。
「視聴者を手玉に取ってやろう」という
制作者側の思惑が透いて見える作品でした。

それでも、
初回は壮大な展開を期待させてくれました。
それが
だんだん話が小さくなって
最後は結局、個人的な物語に縮んでしまいました。

火星と地球の対立やら、
主人公と姫様と、彼女に救われた地球人の三角関係やら、
戦友を安楽死させて心に傷を負った軍人の物語やら
その戦友の妹との関係やら
戦争の本質論やら、
あれもこれも詰め込んで
どうやって収拾をつけるのかと案じていたら
主人公とヒロインをあっさりと殺すという安易なやり方で幕を引きました。
(続編があるみたいなので
「実は死んでいなかった」という展開もあり得ますが)

ある意味、最悪の作品でした。
作画に救われましたね。

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『月刊少女野崎くん』

笑いのセンスが秀逸でしたね。
毎回それなりに趣向を凝らして
あきさせない展開でした。

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『東京喰種 トーキョーグール』

ひたすら加虐趣味を追求したアニメでした。
にしては
あの最終回は物足りなかったですね。
ジェイソンがあそこまで主人公を痛めつけたのだから
その質と量に見合うだけの復讐をしなければならなかったのですが・・・・・。
あれでは、とてもつり合いがとれませんね。

それと
主人公の変貌、
すなわち、善人から、敵と同じところにまで堕ちる過程が、
異様に長く描かれましたが、
退屈だと感じたのは私だけでしょうか。

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『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei!』

2期だけに
パワーダウンが如実にあらわれていました。
さらに、
3期が制作されるそうです。
たぶん見ないでしょう。

イリヤとクロが瓜二つだという設定ですが
無理がありました。
どう見ても別人です。
アニメのキャラは
髪型を変えただけで見分けがつかなくなるのに、
それに付け加えて
肌と瞳の色も変えてしまったのですから。

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『LOVE STAGE』

途中で脱落しました。
やはりBLはまったく性に合いません。

おしまい

目次

・冬アニメ終了(2675/04/13)
秋アニメ終了(2675/01/05)
秋アニメ初回感想(2674/10/12)
夏アニメ終了(2674/10/01)

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