駄文+WEB漫画 紅而遊戯

雑文 2674年1~4月

・・・・・・・


目次は右欄にあります。

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DVDレコーダーを廃棄

【紀元2674/04/29】

去年の話ですが
DVDレコーダー(SHARP製 DV SR-100)を捨てました。
機体の裏を見ると
「製造年2002年」と書いてありましたから
10年以上前に買ったことになります。

ここ4~5年は全く使っていなかったと思います。
とっておいたら何かに役立つだろうと考えていましたが
ついに捨てることを決断しました。

このDVDレコーダーはごつくて重いため
廃棄の作業が億劫でした。

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これを購入したのは
DVDレコーダーが普及し始めて
庶民にも手の届く値段になった頃でした。
パナソニック製にするかどうか、考えあぐねた末にこちらを選びました。

また、これは
買った翌月に勤め先からクビを言い渡されたという
思い出のレコーダーでもあります。

当時の私は録画大好き人間だったので
これを使ってせっせとDVDディスク・ライブラリを作っていました。
そのうち
これ一台では足りなくなって
再生専用のDVDプレイヤーを購入して
ダビングなんかしていました。

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当時は
DVDディスクは半永久的に画像が保存できると宣伝されていました。
私は、それを真に受けて
ビデオテープの映像をDVDディスクにダビングしました。
(ビデオテープはもちろん廃棄しました)

しかし
この売り込み文句は嘘で
1年でダメになるディスクも結構ありましたね。

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むかし録画した内容を
今のデジタルテレビで再生してみると
画像が粗くて、とても観られたものではありません。
それに
データ量がやたらと重かったりします。

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5年ほど前に
エイサーのモバイル・パソコンを購入してからは
動画はもっぱら、これで見るようになりました。
1万9800円(中古)のパソコンでしたが
よほどの高画質動画でない限り
満足に再生できます。

DVDディスクの画像も
主だったものはHDDやUSBメモリに移し変えました。

ちなみに
14年前に初めて購入したパソコンは
HDDが10GBしかないシロモノでした。
動画を観るのはかなり苦しかったです。
不可能ではないけど、簡単にフリーズしてしまいます。
それでも20万円近くしました。
今では十分の一の値段で10倍の性能のパソコンが買えます。
当時は
まだパソコンで動画を観るには
高スペックの高価な機種に限られていたように思います。

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結局
DVDレコーダーの全盛期は5年ほどだったと思います。
デジタル技術の進歩で
アッという間に陳腐化してしまいました。

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そして
今月の中旬には
ビデオデッキと(再生専用の)DVDプレーヤーを捨てました。
両方とも
使えるからとっておこうと思っていたのですが
結局、当地に引っ越してから5年間
ほとんど使いませんでした。
それで
ふんぎりをつけました。

ビデオもDVDも
動画の再生では
パソコンにかないませんから。

おしまい

暖房考

【紀元2674/04/22】

この冬は寒さが厳しかったです。
実家に泊まりこむ日々が続いた私は往生しました。
木造の民家のためか、
壁も柱も床も、家全体が冷え切っているという感じでした。

これでは凍死してしまう、ということで
エアコンをガンガン使いました。
(何しろ、電気料金は親が払いますから)
しかし、
エアコンは
中途半端な寒さなら凌げますが、
本格的に寒くなると役に立ちません。

そこで
石油ストーブと石油ファンヒーターに頼ることにしました。
早く暖めるということでは
石油ファンヒーターが優れていますが
壁や床まで暖めるという点では石油ストーブに軍配が上がります。
サーキュレーターと併用すると
空気を攪拌するので
床面までも暖かくなって便利です。

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石油ファンヒーターは実家に3台ほどあるので
一つを寝室に、
一つを脱衣場に、
残りの一つを居間や台所に置いておけば、
厳しい2月の寒さでも不自由はありませんでした。
(灯油代は親が払うので、使い放題でした)

石油ファンヒーターにしろ、ストーブにしろ、
不便なのは
給油しなければならないことです。

給油に関して
困ることの第一は
空っぽ寸前にならなければ
「給油サイン」が出ないことです。
タンクの中の灯油の残量を
もっと細かく知りたいのですね。
夜中に使い切ってしまったら、事実上、給油できませんから。

困ることの第二は
給油するさいに
どうしても汚れてしまうことです。
特に
古い年式の石油ファンヒーターおよびストーブは
タンクの給油口に何の工夫も凝らしていませんから
栓が、はじめから、灯油で濡れています。
今時のタンクの給油口は
大きめのプラスチックで周りを覆って
手が汚れないように工夫しています。
それでも
灯油がポンプから滴り落ちたりするので
どうしても汚れてしまいます。
この前など
ポンプの内側の弁が締まりっぱなしになったため、
灯油が戻らなくなってしまいました。
仕方なく、そっと、タンクから抜き取ったら、
その瞬間に、弁が戻って
灯油がコンクリートの上に溢れ出てしまいました。

あと
仕方ないことですが
灯油だと
買いに行かなければなりませんね。
それも自動車でホームセンターに。
比較的近いところにあるホームセンターは
運転が下手な私にとっては辛い場所にあるので
結構遠くに出かけます。
(今だと、1リットル=100円です)

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それにしても、この冬は、むらのある寒さでした。
厳しい冷え込みが続いたと思ったら、異様に気温が上昇し
暖かい日々が幾日も続いて油断した時に、
急転直下で厳冬に後戻りしました。

12月は比較的暖かかったので
「ことしは暖冬かも」と期待したのですが甘かったです。

ひどかったのが3月の上旬と末日でした。
上旬は、急に冷え込んだために風邪をひいてしまいました。
末日の31日は、春から冬に逆戻り。
おかげで体調を崩して、意識朦朧状態でした。

エアコンは
「もう使わないだろう」と思って
リモコンから電池を抜いておいたのですが
4月1日は寒くてたまらず
再びエアコンを使わざるをえませんでした。

中旬の17日には夏日になり、
再び「エアコンはもう不要だろう」と思っていたら
またまた寒くなって
朝方はエアコンを使ってしまいます。

早く暖かくなって欲しいです。

おしまい

春アニメ初回感想

【紀元2674/04/15】

4月開始の新アニメも
おおむね初回を終えました。
という訳で
感想などを述べたいと思います。

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『魔法科高校の劣等生』
主人公に関する情報を小出しにして
視聴者を引きつける手法が心憎いです。
また
「エリート×劣等生」という対立の構図を設けたのも巧みです。
恋愛・友情の要素を適度にばら撒いておくあたりも
視聴者への心配りがうかがえます。

『ソウルイーターノット!』
全く期待してなかったのですが
そこそこ楽しめました。
話が手際よく展開するのがよかったですね。

『マジンボーン』
平日の夕方放映ですから
健全な少年たちに標的を定めているのでしょう。
典型的な御都合主義的変身バトルです。
幼馴染の女の子が用意されているところなんかも
お約束感満載です。

『棺姫のチャイカ』
ストーリーの転がし方が上手いですね。
次回への、引きの作り方も巧みです。

『selector infected WIXOSS』
何となく次の展開が気になる作品です。

『僕らはみんな河合荘』
どうせハーレムアニメだろうと思って、
まったく期待していませんでしたが
予想外に、ギャグに特化した展開が気に入りました。
あと2~3回様子を見ます。

『それでも世界は美しい』
大雑把な作りのアニメですが
何も考えないで見ていられるところが取り得ですね。

『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』
原作をどうアニメにするのかに興味があるので
つまらなくても
引き続き見ることにします。
それにしても
原作漫画の、あの筋肉ムキムキの登場人物たちをアニメにすると
すごく変ですね。
漫画は白黒なので
多少、絵に変なところがあっても
背景や他の線にまぎれて目立ちませんが、
これをアニメにして色をつけてしまうと
その「変なところ」がくっきりと浮き上がってしまいます。
同じ意味で
原作の、ハッタリの効いた言い回しも
アニメで声優が言ってしまうと
引いてしまいます。
また
原作の大げさなキメのポーズも
これをアニメの中でやってしまうと
歌舞伎っぽくなってしまいます。

『ブラック・ブレット』
初回は一定水準を保ってました。

『キャプテン・アース』
初回に
いろいろな要素を詰め込みすぎましたね。
それだけ視聴者に不親切ということです。
丁寧な作画でもっている作品です。

『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』
単に少年少女たちが何となく騒ぐだけのアニメかと思いきや
予想外の設定に驚きました。
という訳で次回を期待します。

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『極黒のブリュンヒルデ』
期待していた作品でしたが、
初回は微妙な出来でしたね。
原作漫画と比較して
笑いの感性が乏しいような気がします。
見続けるかどうか、迷います。

『ハイキュー!!』
健全な少年向けのスポーツアニメです。
面白くないことはなかったのですが
初回で、既に、次からの展開が読めてしまいました。
見続けるかどうか未定です。

『ノーゲーム・ノーライフ』
ゲームには興味がないのですが・・・・・。
でも
時間があれば
次回からも見てもいいかな、
ぐらいには思わせる作品でした。

『悪魔のリドル』
初回で見限りました。
全体的に平板ですね。
重低音をずっと聞かされているような・・・・・。
閉鎖された空間で
異常な人間ばかりで展開される物語であることも
取っ付きにくさの原因です。

『健全ロボ ダイミダラー』
初回の半ばで見限りました。
発想は面白いんですけど・・・・・。
しかし
敵のキャラが馴れ馴れしすぎて
緊張感を殺してしまいましたね。

『風雲維新ダイ☆ショーグン』
これも発想は面白いんですが・・・・・。
止め絵を多用してますね。
これでは電気紙芝居です。
アニメにする意味がないと思います。
(アクションシーンは、さすがに動かしていますが)

『彼女がフラグをおられたら』
初回で見限りました。
典型的なハーレムアニメですね。

『メカクシティアクターズ』
映像的な実験、というか
枚数の少なさを誤魔化す工夫が先走っているような印象を受けました。
物語として見ると、
中身がスカスカな作品でした。

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以下は、
数分で見限った作品です。

『星刻の竜騎士(ドラグナー)』
『ブレイドアンドソウル』
『暴れん坊力士!!松太郎』
 素朴な暴れ者を主人公に据えるのは、今の時代は難しいですね。
『ベイビーステップ』
 絶望的なまでに主人公に魅力がなかったです。
『FAIRY TAIL テレビアニメ新シリーズ』
 前作を見ていないと分からない内容ですね。
『ブレイク ブレイド(劇場作品再編集版)』
 これも続編みたいな作りでしたね。
『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』
 あまりの御都合主義的展開にあきれました。
『ラブライブ!(第2期)』
『一週間フレンズ。』
 一週間で記憶が更新される設定はいいとして、
 家族の記憶だけは保持されているというのは無理があるでしょう。
『マンガ家さんとアシスタントさんと』
 下ネタが好きな人には見逃せない作品です。
『神々の悪戯』
 いきなり美青年の裸から始まります。女の子向けの作品ですね。
『金色のコルダ Blue♪Sky』
 これも女の子向けの作品です。
『エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~』
『ピンポン THE ANIMATION』
 原作のあの絵をアニメにしてしまうと変になります。
『ご注文はうさぎですか?』
『シドニアの騎士』
 コンピュータで作られた絵は苦手です。
 それと、登場人物たちの、空白が目立つ顔が好きになれません。
 全体的にのっぺりした感じでした。
『デート・ア・ライブⅡ(第2期)』
 1期を初回で見限りましたから。
『M3-ソノ黑キ鋼-』
 初回で登場人物がやたらとゴチャゴチャ多いと話が分かりにくくなります。

おしまい

冬アニメ最終回感想

【紀元2674/04/08】

厳密に言うと
以下の作品すべてが冬アニメではありませんし、
最終回を迎えた訳ではありませんが
4月になって一つの区切りを迎えたので
感想を披露させていただきます。

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『キルラキル』
あの内容で2期24回も必要だったのか?と思いました。
とにかく物語の流れが大雑把でした。
纏が皐月の妹だったという、
日本人好みの展開も
伏線を張らずに、いきなり暴露されても、
「アラ、そうだったの」で終わりです。
発見のない、単なる驚きだけですから
感動がありません。

回が進むごとに
「何でもあり」的な設定が加速するので
すべてがギャグになってしまいました。
だから
最終回に
何の感慨もありませんでした。

それでも
作画がそれなりに凝っているので
何とかもっている作品でした。

あと
心臓を取り出すという描写や
両腕をブッタ斬るという場面は、
いかがなものかと思います。

結局
エロ、グロ、ナンセンスな作品でしかなかったですね。

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『バディコンプレックス』
ロボットアニメに
過去と未来の時空の往来という、
奥行きを与えたことが秀逸でした。
1話目で投げかけた謎に
最後まで視聴者が関心を持ち続けるように
展開した脚本が優れています。

最終回でどうやって物語を収束させるかと危うんでいましたが
見事なオチをつけてくれました。

2期を制作する模様なので
期待しています。

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『ウィッチクラフトワークス』
色の使い方に非常に神経を使っている作品でした。
笑いのセンスに支えられたアニメでもあります。
しかし、
最終回に近づくにつれて
訳が分からない展開になりました。
欲求不満な終わり方でしたね。
(原作の方で連載が続いているからかもしれません)
それにしても
ヒロインの火々里さんって
「超美人」とか「スタイル抜群」という設定にしては
(私の目からは)魅力的に見えないのですが・・・。
むしろ、多華宮仄の妹・霞とか猫耳の魔女・たんぽぽのほうが
(あくまで私の目には)光って見えます。

『いなり、こんこん、恋いろは。』
なんとなく最後まで観てしまいました。
どぎつくない雰囲気が今時かえって新鮮でした。
作画が丁寧だと
他愛のない物語でも
もってしまうものです。

『スペース☆ダンディ』
途中で放り投げました。
たしかに
作画や、
色使いや、
細部へのこだわりは
テレビアニメにも関わらず質が高かったです。
しかし、
それが必ずしも作品の面白さにつながらなかったように思います。

『ノブナガン』
6話目くらいで見限りました。
無駄に登場人物が多くないですか?
初回に登場した浅尾かおるのことが
すっかり忘れ去られてましたね。

『ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル~』
セシルの背負った謎めいた運命への興味が
最後まで視聴者を引きつける作品でした。

『東京レイヴンズ』
2期にわたる作品で
メリハリのある展開が楽しめましたが
最終回に、雑多な要素を詰め込みすぎましたね。
そのせいで
カタルシスがなかったです。

『ノラガミ』
これは作画と笑いの感性で見せる作品でした。

『ハマトラ』
物語としては雑な作りのアニメでしたが
どんな最終回を迎えるかに興味がありましたから
最後まで見ました。
しかし・・・・・。
あの最終回はひどかったです。

『世界征服~謀略のズヴィズダー~』
これも作画が魅力の作品でした。
最終回に近づくにつれて
訳が分からなくなるのは
凡百のほかのアニメと同じでした。

『サムライフラメンコ』
惰性で観ていましたね。
説明過多の、
言葉に頼るアニメでしたね。

『中二病でも恋がしたい!戀』
2回目で見限りました。
恋愛モノには興味がないので。

『Wake Up, Girls!』
2回目で見限りました。
アイドルには興味がないので。

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『ニセコイ』
まだ続くみたいです。
1期で終わりだと思い込んでいましたから、ビックリ。
(二十数回もやる内容だろうか、と思います)

ラブコメには興味がないのですが
何となく観てしまいました。
次回への引きを作るのが上手かったですね。
それでも
ヒロイン(桐崎千棘)のボディガードが実は女の子だった、という設定の回で
この作品を見限りたくなりました。
「また、このパターンか」とうんざりしてしまったからです。
それでも、以降の回を、早送りしながら見ました。

初回に「謎かけ」をされると
最後にどんな「謎解き」を見せられるか
気になるものです。

おしまい

香典もいろいろ

【紀元2674/03/28】

父の葬儀については前にも書きました。
葬儀そのものも手間がかかるのですが、
その後もまだ
香典の整理をやらなければなりません。

この仕事を私が仰せつかりました。

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まず、
香典袋の裏に書かれた金額と
香典帳に記された金額を照らし合わせます。
次に
香典袋の裏に書かれた金額と
中身が合っているかを確かめます。
最後に
現金の合計と
香典帳に記された数字の合計を照らし合わせます。
(参列者の名簿作りもしなければならないのですが、それはまた後日)

すべて終わるのに
3時間かかりました。

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香典に関して
ネットで検索すると、
いろいろな「べからず集」があります。

あくまでも個人的な感想ですが、
この「べからず集」は
現状と合っていないような気がします。
大方、
本屋で1400円くらいで売っている
冠婚葬祭の手引書を丸写ししたのでしょう。

多くのサイトに書いてあるのが、以下の内容です。

・お札の向きをバラバラにすべからず
・お札の表裏を間違えるべからず
・新札は使うべからず
・金額は算用数字を使うべからず。(漢数字で書くべし)
・中袋と外包み、水引きを疎かにすべからず
云々といったところです。

「お札の向きを揃えろ」というのは分かります。
しかし、
「お札の表裏」、すなわち
『お札の顔がある方を裏側にすべし』は
無駄な気配りでしかありません。

「新札は使うな」というのも
昔なら道理に合っていたかもしれません。
(つまり、わざわざ銀行で新札に交換するような
 わざとらしい手間隙をかけるな、ということです)
しかし、
ATMが普及した今は、
新札が手もとにあることが珍しくありません。
だから
新札云々にこだわる合理性はないように思います。

それに
私の場合、
香典袋からお札を取り出す時は、
機械的に、表記されている額と合っているかどうかだけ確認しました。
名前など見たりしません。
細かいところは気にかけませんでしたね。

(香典袋の裏側に書く)金額は漢数字で、というのも
私にとってはどうでもいいことでした。
むしろ、
「壱万円」「参千円」などと、慣れない表記で書かれるよりも
「1万円」「3000円」と書いてくれたほうが
分かりやすかったです。

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中袋と外包み、水引きについては、
あくまでも、
個人的経験だけで言うと、
「そんなに厳重に包まないでも・・・・・」というのが本音です。

そもそも水引きを解くこと自体、手間がかかります。

また、
外包みを苦労して開けても
中袋が、ベッタリと糊付けで封をされていたりすると
非常にゲンナリいたします。
これはやめていただきたいですね。

ネットで調べると
香典袋は
「封をしないのが常識」だとか
「封をした香典袋など見たことがない」といった意見が多かったですが
この前の葬儀では
糊付けされた香典袋を多く見ました。
私はそれをハサミでチョキチョキ切っていました。
(危うく万札の端を切り落としそうになりました)

いちばん助かるのは封をしないことです。
香典袋には予め糊が塗ってありますが、
湿気で封をしてしまわないように
薄紙をはさんである香典袋が二、三ありました。
これには気配りを感じました。

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格式高い、名家の葬儀に参列するなら別ですが
チマチマした、どうでもいい「べからず集」より
・金額を間違えるな
・厳重な封はするな
・文字は丁寧に
この3点が重要です。

金額や表書きは、
下手でもいいから分かりやすく書いてもらいたいです。
(もちろん算用数字でOK)
また
表書きには姓だけでなく名も書いて欲しいですね。

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香典の入れ間違いは一つだけありました。
裏には「1000」と書いてあるのに
中身は1万円札でした。
こういう間違いは罪がなくて助かります。
(常識的に考えて中身の方が意思に合致した額でしょう)
逆の場合だと困りますね。

香典の入れ忘れ(つまり空っぽの香典袋を渡したということ)は
ネットで検索すると結構出てきますね。
喪主側は相手の面子を慮って
額面どおりの香典返しを送ることになると思います。

入れ忘れなど
せいぜい一つか二つ、あるかないかですから
害はたいしてありません。
それでも
人間性は、確実に、疑われるので用心しましょう。

入れ忘れたような気がするなら
葬儀の2~3日後にでも確認の連絡を入れればよいでしょう。
入れ忘れなど滅多にありませんから、
絶対に覚えられています。

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上に書いたのは
あくまでも個人的な経験に基づく、個人的な意見です。

とにかく
ややこしいことは、しないでいただきたいものです。

おしまい

進化しすぎた炊飯器

【紀元2674/03/22】

父が1か月あまり入院していたことは前に書きました。
母は看病でつきっきりで、
私は留守番のために実家に連日泊まりました。

料理は作る気がなかったのですが
せめてご飯くらい炊いてみようと思いました。
これが思いのほか・・・・・。

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実家の炊飯器で一度だけご飯を炊いてみました。
これが大失敗。
水の量が少なすぎたのか
炊き上がりがカチカチに固くなってしまいました。

おまけに、この炊飯器、
釜が重いのです。

釜を洗うのに私は
底にこびりついた糊状の米をふやかすために
熱いうちに外して水を入れることにしているのですが
重すぎて上手くできないのです。

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実家の炊飯器は二度と使う気がなくなりました。
それで
単身者向けの小型の炊飯器を購入すべく
家電量販店に向かいました。

確かにいろいろな種類が並んでいましたが
全部コンピュータ制御でした。
液晶画面がついていて
ボタンが無駄に多く並んでいて
いろいろ不要な機能があるという、
私が最も嫌うタイプしかありませんでした。

こういうタイプは結構簡単に壊れてしまいます。
実際
以前実家で購入した、このタイプの小型炊飯器は
数か月で使えなくなりました。

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私は自分のアパートに戻りました。
そして
棚の奥で埃に埋もれていた炊飯器を実家に持ち帰りました。

これは、はっきりと覚えていないのですが
家族に譲ってもらって、30年近く使っている炊飯器です。
(もっとも、ここ5年ほど未使用でしたが)
予約機能なんかありません。
炊飯か保温か、二つの機能しかありません。

もちろん
コンピュータ制御ではなく
サーモスタットで電流を遮断するタイプです。

構造が単純だから壊れようがないのです。
実際、
ひさびさに使ってみたら昔のように作動しました。

しかし
釜はボロボロになっていました。
アルミ製の釜の
テフロン加工の内側に
白いような黄色いような斑点が無数にできていました。
(ネットで調べてみると、炊飯器は消耗品とのことです。
 5~6年で買い替えるべきものだそうです。
 知りませんでした。
 私は、一度買ったら永久に使えるものだとばかり思っていました)

それでも使ってみました。

昔と変わらずに、うまい具合にご飯が炊けました。
ちなみに
この炊飯器はNational製品です。(※現在のPanasonicのことですね)

おしまい

葬儀は苦手です

【紀元2674/03/15】

3月の大雪の日に父が死にました。
末期ガンは「アッと言う間に進行する」と
医者から言われていましたが
その言葉どおりでした。

病院から実家に向かう霊柩車には私が同乗しました。
ボタン雪が吹雪く中
「よりによって、こんな日に死ななくても・・・・・」
なんてことを考えたりしました。

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翌日。
通夜の会場に納棺するために
葬祭業者が来る予定でしたが
なかなか到着しません。

集まった親戚と訝しがっていましたが
しばらくして事情が分かりました。

業者の車が
狭い路地の細い溝にはまって動けなくなっていたのです。
やむを得ず
男連中が車を押して
溝から脱出させました。

「よりによって、こんな時に溝にはまらなくても・・・・・」
と思いました。

ちなみに
くだんの路地は
土地の人間なら自動車で通らない狭隘な道です。
(たまに軽四トラックが通り抜けるくらいです)

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そして通夜。

ちなみに私は
通夜や結婚式のような、
儀礼の場が大の苦手です。
なぜかと言うと
大勢が見ている前で粗相をしてしまうのではないかという
強迫観念につきまとわれてしまうのですね。

通夜の席では
僧侶が退出した後で
喪主から順番に近親者が焼香をしなければなりません。
この時
まず参列者に一礼してから焼香台に向かわなければならないのですが
迂闊な私は、それを忘れてしまいました。
途中で気づいて、
慌てて、半歩後ずさりして参列者に頭を下げたら
すでに礼をしていた母の頭に、尻がぶつかってしまいました。
「よりによって、こんな時にヘマをしでかさなくても・・・・・」と
大いに自らを恥じました。

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通夜の翌日のこと。
告別式が終わって、火葬場に向かいました。
(ちなみに、この日のうちに、拝送参り、初七日、
 墓参り【お骨を墓石の下に納める】、精進落としも済ませました)

この火葬場が私にとっての鬼門だったことは
後になって分かりました。

棺を炉にくべてから1時間以上たって
骨上げをする会場に親戚・縁者とともに呼ばれました。
係員の説明によると
「お骨は箸で砕いて骨壷に納めてください。
なお、決まりによって、私は退席しなければいけませんので。悪しからず」
ということでした。

それで
私も長い箸を手にとって、ステンレスの台に並べられたお骨に向き合いました。

前々から思っていた疑問に、
「何で、もう少し砕いてから持って来てくれないんだろうか?」
というものがあります。
「絶対に、頓馬な奴が、箸に力を込めすぎて、お骨を床に落とすに違いない」と
危惧していたからです。

という訳で
私は、できるだけ砕きやすそうな細いお骨に
箸の先を押し当てました。
しかし
細い割りになかなか砕けません。
それで、
つい力を入れてしまいました。
お骨は二つに割れ、片方が簡単に台から床に飛びました。
(後になってから考えれば、細くても焼けずに残っていたのだから
 よほど硬かったのかもしれません)

黒く磨き上げられた床の、白いお骨を、私は呆然と眺めました。
「よりによって、このオレが、こんなヘマを・・・・・」

この時、完全に思考停止しながらも、腕だけは動いて、
台に残った骨の方を壷に納めました。
しかし
床に落ちた骨をどうするか、考えが浮かびません。

おばさんたちはヒソヒソ話をしながら床の上を指差しています。

これは、やはり職員を呼ぶべきだろうか、と迷っていた時に
どこぞの、たぶん父方の親戚らしき男の人が静かに進み出て
骨を拾って、台に戻してくださいました。
本当に、助かりました。

そんなこんなで
ますます葬式が苦手になりました。

おしまい

父がガンになりました

【紀元2674/03/08】

不特定多数の目にさらされるネット上で
個人的な情報をどこまで明らかにするかは
常に悩むところであります。
だから
ここ数年、私を煩わせてきた事柄を
当サイトに書くべきかどうか逡巡しました。

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父が末期ガンで入院中です。
すでに医師からは
「余命半年」の宣告を受けました。

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数年前に、父の肺にガンの白い影が見つかった時に、
私は、
体から力が抜けて、へたり込みました。

ガンは幸いなことに、ごく初期のものでした。
しかし、不幸なことに、ガンの中でも悪性に属する種類でした。
(ちなみに、肺にできたガンは呼吸に乗ってよそに転移しやすいそうです)

父は何時間もの手術で片肺の一部を切除。
その後は
放射線治療および抗癌剤の投与を受けました。

医師からは
「再発すれば助からない」旨を言い渡されましたが
果たして再発しました。
この時点で
「余命1年」と告げられました。
手術は、もう出来ないとのことなので
再び放射線治療と抗癌剤の投与を。

期待と絶望を繰り返し、
「余命1年」よりはさらに長い月日が経ち、
快方に向かっているのではないかと楽観が忍び寄り、
抗癌剤を止めてからしばらくして
肺、肝臓、副腎、背骨と、体のあちこちに、
数え切れないほどガン細胞が根を張っているのが分かりました。

今度こそ本当に希望のない
「余命半年」の宣告を受けました。

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「余命半年」を言い渡されたのは
昨年の11月のことでした。

もう
手の施しようがなく
医師からは
抗癌剤によって少しでも余命を伸ばすべく努力するか、
自宅で最期を迎えるか、病院かホスピスで最期を迎えるか、
決断するよう言われました。

父は、
抗癌剤は副作用が辛いので嫌だったのですが
我々家族の希望で抗癌剤での闘病を選択してくれました。

しかし
翌週になると
体調があまりにも悪くなりすぎて
抗癌剤の投与さえ不可能となっていました。

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父は
昨年12月の時点で
すでに、歩行さえおぼつかない状態でした。

ある時、
たまたま実家に寄ったら
父が私の名を呼んでいるのが聞こえました。
(自転車の音で私が来たのを悟ったのでしょう)

あわてて家に入ったら
蛙のように床に腹ばいになっているではないですか。
どういう状況でこうなったのかは知りませんが、
自力で立ち上がれない状況でした。

以来、日を追ってガンは進行。
父は室内でも杖に頼るようになりました。
やがて、
杖だけでは足りず
手押し車を使って移動するようになりました。
ドアノブを回す力もできなくなったので
戸板に手すりを取り付けました。
しまいには
ベッドから立ち上がることさえできなくなりました。
呂律が回らず
会話が成り立たなくなってしまいました。

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そして2月の初めに入院することになりました。

父は入院をひどく嫌っていました。
(入院したら、二度と生きて戻れないわけですから)
1月の末に
私が、「入院するか?」と聞いたら、
まともにしゃべれない状態の父が、
この時ばかりはカッと目を見開いて、はっきりと
「しないッ!」と叫びました。
だから
自宅で最期を迎えることを家族で決めて
その段取りを組んでいたのです。
しかし
ガンの痛みに耐えかねて
父自らが
「救急車を呼んでくれ(=入院するしかない)」と泣きを入れたのです。

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そして1か月。
体は痩せに痩せました。
太ももは細くなり、脛はふくらはぎの膨らみが消えて棒みたいです。
肌は張りも色つやも急速に悪くなりました。

まさに
医師に言われたように
「アッと言う間に末期ガンは悪くなる」を
まざまざと見せられました。

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面白くない話題ですが
同じ立場で悩む人の目に触れるかもしれないので
思い切って書いてみました。

おしまい

自動車運転あれこれ

【紀元2674/03/01】

身内が入院したせいで
病院を行き来しています。
そのため
実家の車を運転することが多い今日この頃です。

その病院は、いわゆる大病院で、
駐車場もだだっ広いです。
それでも朝の診療開始時間に行くと
満車のため、駐車できないことがあります。

その日も、満車でした。
職員が指示したのは
隅っこの路上でした。
すでに先着の車が3台ほど並んでいます。
そこに
「縦列駐車せよ」ということです。

恥ずかしながら、
縦列駐車は、
かなり昔に教習所でやらされたきり
一度もしたことがありません。

不慣れな縦列駐車を
ハンドルを何度も切り返したりして試みましたが
どうしても側面から1メートル以上空いてしまいます。
結局、駐車はあきらめて
すいていそうな時間に出直しました。

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年度末のせいか
道路工事がやたらと多いですね。
病院に行くまでに
どの道路を通っても
2~3か所、工事しています。
(要するに、工事していない道路などないということです)

寒い中
たいへんなのは
誘導員の方々ですね。
最近は若い女性もチラホラ見受けられます。

誘導にも巧拙があります。
間抜けな誘導員は
白旗を振るべき場面で
赤旗を振ったりします。

やる気のなさそうな誘導員は
小手先で旗を動かすだけですから
進むべきか止まるべきか
一瞬とまどいますね。

うまい誘導員は
体全体を使って指示を出してくれます。
別の誘導員に合図するときはそちらに体を向け、
通行する運転手に合図するときはこちらに体を向けた上で
大きく旗を振ります。
ここまでやってくれると迷わなくてすみます。

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田舎なので田んぼ沿いや、堤防の道路などを
しばしば運転したりします。
もちろんガードレールなどありません。

堤防の道路などは結構高い所にあります。
「ここから落ちたりしたら、末代までの笑い者だぞ」と
肝に銘じてハンドルを握ります。

前までは
こんな道路を運転する時でも
別段気にしませんでしたが
なぜか最近は
「落ちるのではないか? 田んぼに転落するのではないか?」
という考えがしつこく浮かび上がってきて、消えません。
なぜでしょうか?

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道路の制限速度は
何を基準にして決めているのでしょう?

結構見通しのいい道路でも、
住宅街の、誰が飛び出すか分からないような道路でも
同じ40キロだったりするのは不思議です。
道幅で機械的に決定されるのでしょうか?

制限速度40キロの道路を
速度遵守で走ると
非常に遅く感じるのは私だけでしょうか?

おしまい

シリコングリス初体験

【紀元2674/02/25】

アマゾンで購入したシリコングリス。
これはパソコンのCPUに塗って、
放熱板に熱を伝えやすくするためのものです。
このグリスを
父親のXP機に塗ってみました。

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このパソコンは
「埃をとってPC復活」(雑文2673/07/19)に登場した機種です。
NECのデスクトップ型パソコンVL300GD。

2006年ごろに購入。
前にも一度故障したことがあります。
ネットで調べると
故障が多いので有名です。
これならば
不手際があって壊しても不都合はないだろう、と考え
シリコングリス塗りに初挑戦してみました。

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まずはパソコンの筐体を開けます。
これはドライバーを使わなくてもできますから
簡単です。

次に放熱板を、
四隅を止めるネジを外して取りはずし、
CPUをむき出しにします。

CPUの表面にこびりつく、
カピカピに乾いたシリコングリスは
ティッシュペーパーでこするように拭けば取れました。
(本当は、エタノール入りの専用ティッシュで拭き取るらしいです)

そして、掃除機でカスを吸い取って
下準備は終了です。

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ネットで漁った知識によると
CPUには米粒程度にシリコングリスを塗って
これをテレホンカードなどの縁で満遍なく延ばすのだそうです。
という訳で、やってみました。

実際にやってみると
カードの縁にグリスが溜まってしまいます。
すなわち塗り残しができてしまいます。
それで追加すべく
注射器式のシリコングリスの
押子(注射器の可動部分)を押したら
思ったよりも多く出てしまいました。

愚かな私は
「出すぎた分を元に戻せば」などという
ケチくさい考えを起こしてしまいました。
それで、押子を引いてみました。
しかしグリスは注入口に吸い込まれてくれません。

そこで諦めてしまえばよかったのです。

が、
またまた馬鹿なことをしました。
押子を引いた分、中に入ってしまった空気を
外に出してしまいたい衝動にかられたのです。
そして迷わず、押子を押しました。
グリスが、
さっきとは比較にならないほど多く出ました。

「ア、ア、ア!」と天を仰いで叫びましたが、後の祭り。
無駄に出た分はティッシュに包んで捨てました。
もったいないことをしました。

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シリコングリスが手につくとやっかいなことになります。
ティッシュで拭った程度では落ちません。
石鹸で洗っても、すべては落ちません。

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あれやこれやで、思ったよりは時間がかかりましたが
グリス塗りは無事終了しました。

そのパソコンは、
今のところ、順調に動いています。

おしまい

太極拳と下肢静脈瘤

【紀元2674/02/18】

以下の話は
あくまでも個人的な体験であり、
あくまでも個人的な感想です。
決して、医学的な根拠があるわけではありません。

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下肢静脈瘤という病気があります。
病気と言っても、
分かりやすい症状が出るわけではありません。
ただ、
下肢静脈瘤になると
太ももやスネの血管が
イモムシが這ったように不気味に浮き出るのです。
見た目が醜悪なため
手術を受ける人もいるそうです。

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かく言う私も、下肢静脈瘤です。
(医師に診断してもらったわけではありません)

7~8年前から
左脚のみ下肢静脈瘤になってしまいました。

太い血管が、
太ももの付け根からスネの中ほどにかけて
ぶっくりと浮き出ている様は
やはり見苦しいです。
何とかこれが治らないものかと
いろいろ努力しました。
できるだけ歩いたり、揉んでみたりと・・・・・。

しかし
治るどころか少しずつ悪化しているようにさえ
感じられました。

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それで
大阪から当地へ引っ越したのをきっかけに
太極拳を始めました。
(大阪の、私の住んでいた所は、居住空間が悪すぎて
太極拳などできませんでした)

太極拳といっても、
武術ではなく、健康法としての太極拳です。
テレビでやっていたのを録画して、
繰り返し見て、套路(=型)を覚えました。

太極拳を1年、2年とやるうちに気づいたのは
自分の体の左側、
特に股関節から下が錆び付いているという事実でした。
たとえば
正座して、上体を斜めに傾けると、
右側だと何ともないのに
左側だと股関節に筋を違えたような痛みが走ります。

左側の錆び付きに気づいてみると、
歩く時なども左脚だけは
神経の通っていない棒のように感じられます。
これまで気づかずに生きてきたことが不思議でした。

事ここに至り、
私は、
左の股関節の錆び付きと左脚だけの下肢静脈瘤を、
因果関係で結びつけました。

要するに、
「左の股関節まわりの筋肉を柔軟にすれば、
そこを通っている神経の働きも正常になり
下肢静脈瘤も治るのではないか?」
と考えたのです。

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という訳で
股関節まわりを柔軟にすべく
努力しました。

それにはやはり太極拳。
太極拳の套路は
中腰になったり、一本足になることが結構多いです。
この時、
膝ではなくて、
股関節まわりや尻の後ろ側の筋肉が働くようになると
かなり楽です。
最初はできなくても
根気よく続けているうちに
左の太ももの筋肉が、
眠っていたのが目覚めたように
意識できるようになります。

ほかにもイロイロ
股関節のストレッチをしたりして5年。
浮き出ていた血管は、
治りこそしませんでしたが
以前よりは状態が良くなりました、あるいは
良くなったように思えます。
(7~8年前の左脚を写真に残しておけばよかったです)

少なくとも
悪化は食い止められました。

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最後に、
繰り返して念を押しますが、
これはあくまでも個人的な体験です。
真似をしても効果は保証しません。
(ほかの要因で良くなったのかもしれませんし)

あしからず。

おしまい

XPパソコンが欲しい

【紀元2674/02/12】

数か月前
リサイクルショップで7980円のデスクトップパソコンを発見しました。
OSはWindowsXPです。

実は私は
XPでしか動かないフォトショップ・エレメントのソフトを持っています。
10年ほど前にスキャナを買ったら付いてきたのです。
(正確に言うとフォトショップ・エレメントが欲しくてスキャナを買いました)

そんなわけで
このパソコンが欲しくてたまらなくなりました。

しかし
XPマシンはすでに2台あるのですね。
そのうち1台はフォトショップ・エレメントを入れてあります。
もう1台は、
かつてフォトショップ・エレメントをインストールしたものの
削除してしまったので
再度のインストールができなくなりました。
(リカバリを試みましたが、あえなく失敗しました)

フォトショップ・エレメントが使えるXPマシンが
もう1台あれば安心できます。
しかし
数か月後にネットに接続できなくなるXPマシンを
1万円近く出して買うのは馬鹿らしい気もします。

悶々と悩みました。

しかし、この時、突如閃きました。
実家にもXPマシンがあるではありませんか!
(詳しくは、漫文「パソコンが壊れたら」【2673/02/10】を御覧ください)

CPUグリス(=シリコングリス)さえ塗ればまだまだ使えるはずです。
問題は親が譲ってくれるか、です。

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いま、
主に使っているパソコンは
Windows7マシンですが、
もう3年使っているので買い替えたいと思っています。
ネットで調べると、
パソコンはだいたい3~5年が寿命の目安だそうです。
しかし
買い替えると
設定やアプリのインストールを一からやらなければなりません。
これが面倒くさくてたまりません。

ところが
2か月前の寒い日に
突如このパソコンが不調を訴えました。
朝、電源を入れると
(駆動部分から生じているらしい)異音がするのです。
いったん電源を落として、時間を置いてから再び起動すると
正常に戻りました。

パソコンは
前触れもなくおかしくなるので
予備にもう一台用意しておいたほうがよいかもしれません。

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冒頭の7980円のXPマシンですが
リサイクルショップに立ち寄ったら
売れていました。
キーボードも付いていない、本体だけのパソコンですが
誰があれを買ったのでしょうか?

何にしても
店頭から無くなったおかげで
買うべきか否かの懊悩から解放されました。

おしまい

アマゾン初体験

【紀元2674/02/01】

初めて使ってみました、
アマゾン。
便利すぎます。

パソコンのCPUに塗るシリコングリスがどうしても欲しくて
ついにネット通販を使うことを決意しました。

まずは、名前やらメールアドレスやらを登録して
アマゾンにアカウントを作ります。
次いで
お目当てのシリコングリスを注文します。
数百円の品物一つで
アマゾンの社員および配送業者の手をわずらわせるのは気が引けたので
ついでに、もう一点注文して
合計4千円ほどの買い物をしました。

そして
アマゾンと
何度かメール上のやりとりをして
料金をコンビニで支払って
品物を、またコンビニに取りに行きました。
注文から1週間で届きました。

料金を支払う前や、品物を受け取る前に
コンビニの機械に
アマゾンから通知された番号を入力しなければならないのが面倒でした。
それでも
初めてにしては、万事滞りなく進みました。

また利用してみたいと思います。

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本音を言うと
地元のお店に繁盛してもらいたいから
アマゾンの利用は気が進みません。
多少割高になっても
地元のリアル店舗に足を運んで
商品を手にとって購入したいです。
しかし
どの店を探してもない商品は
アマゾンで買うしかありません。

シリコングリスなどは
どこをどう探しても地元では見つかりませんでした。
昔は、このような品は
わざわざ時間とお金をかけて都会に買い出しに出かけましたが
今は、その気力がありません。
(ちなみに、私にとっての都会は、東急ハンズがある街のことです)

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アマゾンは
リアル店舗にとっては敵かもしれません。
しかし
リアル店舗は自らの利点を自分で殺しているようなところがありますから
ネット通販を批判できないでしょう。

電気量販店の店員に商品について尋ねると、
延々と時間をかけてカタログを調べたりします。
知らないなら知らないと言ってくれれば
自分でネットで調べるのですが・・・。
(そのほうが早いですし)

店員だからといって
必ずしも客よりも商品知識が豊富なわけではありません。

それに
電器店の店員は、
助けが欲しい時にはどこかに隠れています。
こういう時は、どれだけ探しても近寄って来ませんし
こちらの存在に気がつきもしません。
ところが
何となく商品を眺めている時に限ってうるさくつきまとって来ます。
不思議な現象です。
超能力でもあるのでしょうか?

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ちなみに
同じネット通販でも
楽天は初めから利用する気がありませんでした。
「楽天」には、何となく胡散臭さを感じるのですね。

おしまい

冬アニメ初回感想

【紀元2674/01/24】

『バディ・コンプレックス』
定番的なロボットアクション・アニメです。
予め用意された美少女とか、
巻き込まれ型の主人公とか、
既視感てんこ盛りの作品ですが、
目新しい点もあります。
未来世界に飛んでしまうというところが、それです。

『ウィッチクラフトワークス』
動きに魅力があるアニメです。
主役キャラの鼻の下の空間が気になります。

『いなり、こんこん、恋いろは。』
ドジでのろまな女の子が
神様の助けを借りて
好きな男の子に・・・・・という、
決まりきったパターンが心地よかったです。
このような他力本願を堂々と描けるところが
アニメ(=大衆芸能)のよさですね。

『スペース☆ダンディ』
冒頭、説明から入るところで萎えました。
大友克洋が絡むと庶民向けにはならないのですね。
しかし
動きの場面にはこだわりを感じます。

『ノブナガン』
新しいものが何一つないアニメです。
中身がなくてもテンポさえよければ鑑賞に耐えうることを
証明するアニメでもあります。

『ノラガミ』
期待していませんでしたが、初回は大成功です。
特に作画が満点。

『Wake Up, Girls!』
見事なまでに絵を動かしていません。
けれども
物語の展開の仕方は悪くありません。
今後に期待します。
映画版とテレビ版を平行して制作したため
テレビ版のほうが残念な出来になったそうです。

『ニセコイ』
ある意味、すごい作品です。
あれだけ中身のない内容で、
初回の約20分をもたせてしまいましたから。
映像的な演出で中身のなさを見事に誤魔化した作品です。
逆に言えば、
凝った映像のほかには見るべきところがない作品でもあります。

『ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル~』
アクション場面が凄いですね。
しかし
やりすぎと思われる場面もあります。
女性の頬をナイフで切る場面など
あれほどはっきりと描写しなくてもよいのではないかと思いました。
(どんな人間がアニメを見ているか分かりませんからね)

『ハマトラ』
作画でもっている作品です。

『中二病でも恋がしたい!戀』
ラブコメは好きではありませんが・・・・
まったりと見てしまいました。

『世界征服~謀略のズヴィズダー~』
作画は優れているのですが
それ以外に何もなさそうな作品でした。

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冒頭の3分で見限った作品です。

『ノブナガ・ザ・フール』
『ロボットガールズZ fullbokko:1神か悪魔か!?登場篇』
『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』
 →妹モノにはうんざりです。
『となりの関くん』
『銀の匙 Silver Spoon 第2期』
 →第1期も初回で見限りました。
『咲-Saki-全国編』
『生徒会役員共*(第2期)』
『のうりん』
『マケン姫っ!通』
 →特殊な嗜好の持ち主に向けた作品でした。
『桜Trick』
 →典型的な「美少女がなんとなく群れて騒ぐ」アニメでした。

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初回の十数分で見限った作品です。

『とある飛空士への恋歌』
『そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION-』
 →理解不可能な作品でした。
『ディーふらぐ!』
 →単に登場人物にムチャクチャさせているだけに思えます。
『Z/X IGNITION(ゼクスイグニッション)』
 →設定を楽しむ人向けの作品ですね。ドラマ性が希薄です。
『鬼灯の冷徹(ほおずきのれいてつ)』
 →皮肉な笑いはよいのですが、アニメには動きが欲しいです。
『魔法戦争』
 →アニメ的もっともらしさが欠けているように思います。

おしまい

14年前のPCが復活

【紀元2674/01/17】

ひさびさに古いパソコンを動かしてみました。
台所の流し台のそばに置いていたので
湿気でダメになっているかもと恐れていたら・・・・・。

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このパソコンは富士通のプリシェ243。
HDD=10GB
CPU=433MHz
メモリ=64MB
ディスプレイ=12インチ
という、
今時のパソコンと比べると、
哀れなほどスペックが低いしろものです。
それでも
20万円近く出して購入した思い出のパソコンです。

部屋の掃除をしていて発見した保証書には
「平成12年2月13日」の日付が記載されていました。
14年前のパソコンです。

ちなみに
このプリシェ243は
日本橋(大阪)で買ったのですが
配送ではなくて、自分で持ち帰りました。
カタログを見たら
「重さ:約8kg」と書いてあったので
これなら自力で運べると思って、店員さんに用意してもらいました。

そして、しばらく待つと・・・・・。

まずは、梱包された箱が巨大だったことに驚愕しました。
次に、持ってみたら
到底8キロの重さでなかったことに恐怖しました。
「重さ:約8kg」というのは
あくまでもパソコン本体の重量であって
分厚いマニュアル本などを加えると
はるかに重くなってしまうのでした。

店員さんには、
「持ち帰るから」ということで
別の店舗からわざわざ取り寄せてもらいました。
梱包も終えてしまっていたので
「やっぱり配達を・・・・・」とは
さすがに言い出せませんでした。

やむなく
巨大なダンボール箱を両手で運んで
地下鉄から私鉄に乗り継いで自宅まで辿り着いた時には
肩の関節が外れそうになっていました。

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そのプリシェを台所から引っ張り出して、埃を払って、
キーボードの錆だらけのUSB端子を本体に差し込みます。
そして
コンセントにつなぎました。

内蔵のボタン電池はとっくの昔に切れていますから
電源ボタンを入れてF12キーを押しました。

HDDがダメになっているのか
歯軋りのような不快な音がします。
(なにしろ、HDDの交換などはしていませんから)

BIOS画面で日付などの設定をしてから、
「終了」→「データを保存して終了(再起動)」をキーの操作で選択しました。
ガリガリガリというか、ゴゴゴッというか
不吉な音は、いや増しに増しますが起動は完了しません。
Windows98の画面は映っているものの、
その先に進まないのです。

「壊れたな」と観念しました。
「どうやって捨てるかな」と思案しつつ、
電源ボタンの長押しをしました。
しかし
何故か電源は切れずに、
画面下にファンクションキーでの操作を促すような表示があらわれました。
そこで、キーをあれこれ押したら、
やはり、ギリギリという厭な音を発しつつ、
この14年前のパソコンは起動を始めたのです。

そして、みごとにWindows98が立ち上がりました。
ワードもエクセルも使えます。

正直な話
期待していなかっただけに、感動しました。

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なぜ古いパソコンを使う気になったかというと
プリンタをつなぎたかったからです。
このパソコンにのみ
プリンタのドライバーソフトがインストールされているのです。
また
このパソコンにのみ
オフィスソフトのワードとエクセルが入っているので、
文書を印刷するためには
プリシェを使うしかないのです。

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蘇ったプリシェに
CANONのプリンタ、BJ-S330のUSB端子を挿入しました。

ちなみにこのプリンタは
ここ4~5年、まったく使用していません。
ダンボール箱の中に入れっぱなしでした。
もちろんインクタンクも付けっぱなし。

インクが乾いて、到底プリントなど出来ないだろう
(=廃棄するほかない)
と思い込んでいたため、
それが動いて、印刷を始めたのを見た時は
驚愕しました。

もっとも
インク噴き出し口はやはり詰まっているらしく
印刷は縞になりますが
インクが出るということ自体奇跡です。

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パソコンにしろ、プリンタにしろ、
日本の工業製品って
結構タフなんですね。

おしまい

秋アニメ総評

【紀元2674/01/05】

昨年末に掲載する予定でしたが
なかなか文章がまとまらなかったので
年を越してしまいました。

昨秋開始のアニメの感想です。

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『革命機ヴァルヴレイヴ 第2期』
今まで散々
エルエルフのドルシア女王リーゼロッテに対する想いを描いておいて
第19話で簡単に彼女を殺してしまいました。
おまけに、エルエルフに
「会ったのは2回だけ。それも1時間にも満たない時間」という
視聴者を白けさせる台詞まで言わせています。
このあたりで私の『ヴァルヴレイヴ』に対する評価は
音を立てて下落しました。

第2期後半からは
広げすぎた大風呂敷を畳むのに大変苦労しているように見えました。
無理矢理感をビシバシ感じます。
視聴者を動揺させてやろうという制作者の意図が丸見えです。
だから、やたらと登場人物を不意討ちに近い形で殺すのでしょう。
特に21話では殺しまくっています。
すでに
7話(1期)で櫻井アイナを殺し
16話で野火マリエを死なせた時点で
「このアニメは簡単に登場人物を殺す」ということが分かってしまったので
「嗚呼、やっぱり」としか思えません。

ところが・・・・・。

23話はかなり強引な展開でしたが
終幕へ向けて一気呵成に物語を押し進めた感がありました。
そして24話(最終回)で
すべてにケリがつき、緊張は最高潮に達し、物語は幕を下ろしました。
主人公・時縞ハルトの運命に
視聴者の多くは悲劇を予想しながらも
もしかして、と思っていたでしょう。
ところが・・・・・。

最終回を見て『ヴァルヴレイヴ』を振り返ると、
「強引な展開や雑な設定はすべて帳消しにしてやろう」
という気持ちになれます。
最終回から逆算してプロットを組み立てたように思われますが
終わりよければ全て良し、なわけです。

実際
欠点が少ない作品が良い作品かというと
必ずしもそうではありませんから。

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『フリージング ヴァイヴレーション』
見る前はまったく期待していませんでしたが
意外なデキのよさに驚かされた作品でした。
組織内でのパンドラ同士の葛藤、
サテライザーと弟との葛藤、
Eパンドラの、己の過酷な運命との葛藤など、
幾重にも波打つ葛藤をよすがに物語が展開しました。
絵柄も雰囲気も好きになれませんが、
巧みな脚本のおかげで緊張感が最後まで衰えなかった作品です。
(たいていのアニメは初回が最高で、後は沈んでゆくばかりです)
特に11話は、劇的高揚が半端ではありませんでした。

しかし、
欠点もあります。
7話目でサテライザーの因縁の弟が
すこぶる簡単に善玉になってしまいました。
これは失敗です。
なぜなら、
「所詮これは作り物だ、記号にすぎないんだ」と
視聴者が白けてしまうからです。

それと
最終回はやはり
主人公の活躍が欲しかったです。
脇役にあれだけの大任を与えるのなら
それなりの伏線を張っておいてもらいたかったです。
また
第3期を期待させるような
中途半端な幕の閉じ方にも不満を感じます。

-----------------------------------------------------------------

『ミスモノクローム』
ショートアニメですが堪能できました。
間の取り方が絶妙でしたね。

『ぎんぎつね』
すごく面白いというわけでもないのですが・・・・・。
つい、観てしまいますね。
一話完結で、各話ごとに落ちのつけ方が違うのがよかったです。
それと
破綻がない、と言うか
物語の世界が小さくまとまっている反面
観ていて安心できる作品でもありました。

『境界の彼方』
作画の力でつい最後まで観てしまいました。
この作品が
萌えアニメの絵柄だったら
途中で投げ出していたかもしれません。
それにしても
最終回はダメな出来でしたね。
「何でもあり」になってしまいましたから。
御都合主義で辻褄を合わせるのは非難しませんが、
それなりの
「アニメ的もっともらしさ」が必要なのではないでしょうか?
最後の最後で栗山未来が復活したことも
完全に定石どおりの展開でした。

『IS<インフィニット・ストラトス>2』
最後まで見ましたが
印象に残らない作品でしたね。
(途中で見限らなかったのが不思議です)

『夜桜四重奏 ~ハナノウタ~』
この作品も作画水準の高さが取り得ですね。
スペクタクルの場面以外は早送りで観ていました。

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『キルラキル』
12話で終わると思っていたのですが
年をまたいで続くみたいです。
だから
この作品に関しては中間評価です。

登場人物も行動の動機もすべて記号にすぎないんだ、という前提の上で
構図と繰り返しで視聴者を引きつけようとした手法は斬新でした。
あたかも、目で見る音楽のようなものでした。
しかし
これだけ止め絵が多いと
「アニメにしなくてもいいんじゃないか」と思ってしまいます。

9話から主人公・纏流子と四天王(鬼龍院皐月の側近)の
試合形式の戦いが始まりましたが
ムチャクチャ安易な設定ですよね。
私は、
番組開始当初から
どうやって流子が四天王を片づけるのだろうと思っていました。
もしかしたら少年ジャンプみたいにトーナメント戦をやるかもと思っていたら
(トーナメントではありませんが)本当にやってしまいました。

11話から新キャラが出てきましたね。
これも少年漫画的展開です。
しかも彼女は
四天王の一人を簡単にあしらってしまえるほどの戦闘力の持ち主。
やはり少年漫画的な戦闘力のインフレーションです。

前にも言いましたが
何でもありの設定にしてしまったため、
アクションシーンをどれだけ頑張ってもギャクになってしまいます。
でも
狙ってやってるんでしょうね、きっと。

すでにこの作品については
関心がなくなりましたが、
惰性で見続けています。

なお
某ブログで
「鬼龍院皐月=神竜剛次」説が唱えられていました。
(神竜剛次とは40年前に少年サンデーに連載されていた「男組」の登場人物です)
たしかに、やたらと傲岸不遜なところや、日本刀を携えているところなど
共通点はあります。
しかし、
あのようなキャラクターには定型がありますから・・・・・。

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次の2作品も年をまたぐみたいです。

『サムライフラメンコ』
初回で見限ろうとしましたが
意外に鑑賞に値する作品でした。
しかし
7話の終わりから別の作品になってしまいました。

『東京レイヴンズ』
クライマックスが1~3話にあるという変な構成のアニメでした。
4話目から緊張感がなくなりましたが
また何かやってくれるかもという期待で観ていたものの
ついに、面白さが感じられませんでした。
という訳で、7話目で見限りました。
・・・しかし
たまたま10話を見たら
1話目に出てきたキャラが復活しているではありませんか。
しかも
典型的なツンデレになって。
別にツンデレが気に入ったわけではありませんが
再び見ることにしました。

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『ゴールデンタイム』
7話目で見限りました。恋愛モノには興味がありません。

おしまい

年末を振り返って

【紀元2674/01/01】

年の暮れの12月26日に
安倍総理が靖国神社および鎮霊社に参拝されました。
慶事で締めくくられた平成25年(紀元2673年)でした。

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年末は、誰も彼も、そこかしこで、
あわただしいというか、気ぜわしいというか、
落ち着かない様子でした。

私の御近所では
この時とばかりに、あちこちで同時多発的に道路工事をやるものだから
非常に不便でした。
土煙がモウモウと立っているので
自転車だと通り抜けられないのですね。

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師走は何かと忙しいことは分かっていたので
できる用事はなるべく早く処理しておきました。

運転免許の更新は
誕生日の1か月前に済ませました。

部屋の片付けについては
私は
年末の大掃除はやらない主義なので
11月の暇な日を選んで
浴室のカビ取りや、部屋の中央にまで増殖した本の片付けなど
目立つところだけ済ませました。
世間がそろって大掃除をする季節に
さらに私の部屋から出たゴミが加わったら
清掃局の人たちにも迷惑ですしね。

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しかし・・・・・。

12月になっても
もろもろの用事が残っていました。

まずは
実家の生垣の剪定。
11月中に7割まで終わらせましたが
残りを年末までにやらなければなりません。
という訳でやりましたが
ムチャクチャ疲れました。
剪定するのは機械で手早くできるのですが
地面に積もった枝葉をゴミ袋に詰める作業に
思いのほか時間がかかります。
(どうでもいい話ですが、南天の枝に干からびたアマガエルが挟まっていました。
誤って枝に引っかかって餓死したのでしょう。
かわいそうに思わないでもないですが、頓馬なカエルです)

同じ日に
ジャガイモを掘り出しました。
さすがに何度もやるとコツが分かるようになります。
猫の額ほどの畑の、さらに狭隘な畝に植えてある分だけですし
はぐれた所に出来たイモがなかったので、
備中鍬を一回振り下ろすだけで、
一株分のジャガイモを掬うことができました。
しかし
掘り出すよりも
泥をこそぎ落として箱に入れる作業のほうがしんどいです。
小さな段ボール箱で一つと半分くらいの収穫でしたが
結構時間がかかりました(あるいは、かかったように感じました)

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他には
柿の木の剪定。
高い所に生えた枝を
太枝切バサミで切り落とす作業です。
直径5cmの枝が切れるという、
最も大きな太枝切鋏(つまり最も重い鋏)を
ホームセンターで購入してしまったので
作業の際に腕が疲れて仕方がありませんでした。
この作業もやはり
切りっぱなしで終わりではありません。
地面に落ちた枝を集めて、さらにそれを
ゴミ収集に出せるように短く切断しなければなりません。

そして
最後にミカンの収穫。
(これについては後日)

生垣剪定からミカン収穫まで、すべてについて言えることですが
農作業の辛いところは
中腰や前かがみの姿勢を長時間強いられることです。

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あと、
歯医者にも行きました。
これなどは、本当は9月に行く予定だったのですが
痛い所がある訳でもなく、単なる検診なので
延び延びになって12月も半ばになってしまいました。

歯医者さんからは
ショックなことを言われました。

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12月が予期していたほど寒くなかったのは大助かりでした。
たまに極度に冷え込む日がありましたが
全般的に暖かい師走でした。

エアコンの暖房も
朝は、起きるために、毎日使っていましたが
それ以外はほとんど使わずに済みました。

おしまい

目次

・DVDレコーダーを廃棄(04/29)
暖房考(04/22)
春アニメ初回感想(04/15)
冬アニメ最終回感想(04/08)
香典もいろいろ(03/28)
進化しすぎた炊飯器(03/22)
葬儀は苦手です(03/15)
父がガンになりました(03/08)
自動車運転あれこれ(03/01)
シリコングリス初体験(02/25)
太極拳と下肢静脈瘤(02/18)
XPパソコンが欲しい(02/12)
アマゾン初体験(02/01)
冬アニメ初回感想(01/24)
14年前のPCが復活(01/17)
秋アニメ総評(01/05)
年末を振り返って(01/01)

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