駄文+WEB漫画 紅而遊戯

雑文 2672年9~10月

・・・・・・・


目次は右欄にあります。

→巻頭 | →過去作品目録 |

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

虫がいっぱい

【皇紀2672/10/19】

アルバイト農民の農作業日記の番外編です。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

先月
サツマイモ掘りをしていると
嫌というほど虫が出てきました。

畝を覆う黒いビニールをめくると
蟻やらハサミムシやらゲジゲジやら、その他見知らぬ虫が
ザワザワと這い出してきました。

蟻はどうやらビニールの裏を巣と定めていたらしく
白い卵を抱いた茶色い小さい働き蟻が大量に湧き出てきました。

サツマイモを掘りだすと
コガネムシの幼虫なのか
乳白色の小さなイモムシが何匹も見つかりました。
害虫ですから
移植ゴテで両断の刑に処します。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

この日
目についたのは
バッタでした。

珍しくもない茶色いイボバッタ
滅多に見かけない殿様バッタ
キチキチと小気味よい音を立てて跳ぶショウリョウバッタ
可愛い大きさのイナゴなど
結構な種類のバッタがいましたね。

地上に蔓延るツルをのけると
コオロギが何匹も飛び出してきました。
しかも
「コオロギとはこんなに巨大な生き物だったか?」と思うほど
不気味に肥え太っていました。
コオロギも鈴虫ほどの大きさだと可愛いのですが
5cm近くになると
ゴキブリと間違えてしまいます。

次の日
バッタの名前を確かめるためにネットで調べていたら
バッタを食べるサイトが出てきました。
私は子どもの頃
イナゴの佃煮を食べたことがありますが
格別おいしいとは思いませんでした。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------
なぜかここ数日
殿様バッタをよく見かけます。
先週
実家の庭先にいた殿様バッタは
私に気づくと羽を広げてハタハタと空を飛びました。
そして隣家の瓦屋根の上にとまりました。
バッタがあそこまで高く飛べることを
初めて知りました。

殿様バッタ、侮るべからず。

おしまい

疲労困憊サツマイモ掘り

【皇紀2672/10/16】

アルバイト農民の農作業日記の続編です。

ジャガイモを植えた記事を10日に掲載しましたが
実は同じ日にサツマイモを掘り出しました。

道具は
鎌と4本刃の備中鍬を親が用意してくれていました。

鎌を何に使うかというとツルを切るためです。
しかし
親から渡された鎌を見ると
これがまた錆だらけのひどい物でした。
恥ずかしながら私の親は
道具を手入れするとか
物を大事にするという観念がありません。
仕方なく
刃の部分だけ砥石を左右に走らせて錆を落としました。

切れない鎌でツルを切り
畝にかぶせてある黒いビニールをはぎます。

我が家の畑の土は粘土みたいに固いので
周りから掘り崩してサツマイモを取り出します。
そのため
備中鍬を振るうのですが
これだとサツマイモを真っ二つにしてしまうのですね。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

一時間ほど作業をしましたが
あまりにサツマイモを傷つける事例が多発したので
備中鍬はやめてスコップを使うことにしました。

これは正解でした。

深く大きく掘れる上に
腰にかかる負担もありません。

はじめからスコップにしておけばよかったのですが
備中鍬が用意してあったので
疑わずに使ってしまいました。

農作業は道具の選択が重要だということが
よく分かった一日でした。

ちなみに
ツルを切るのも
鎌よりもハサミのほうが便利です。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

以上
来年のサツマイモ掘りで忘れないよう
ここに書いておきます。
実際
去年もサツマイモを掘ったはずなのに
見事にやり方を忘れていましたから。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

YOUTUBEで探すと結構農作業の動画が出てきます。
それを見ると
よそ様の畑の土はフカフカして柔らかそうです。
茎をつかんで簡単にサツマイモを引っこ抜いているのを見ると
羨ましい限りです。
また
サツマイモを機械で掘り出す動画もありました。
こちらはそれほど羨ましくないですね。
うちの畑は機械が使えるほど広くありませんから。

おしまい

農作業のコツ

【皇紀2672/10/13】

前回の雑文で
農作業は中腰の姿勢や上体を深く折る姿勢が多い、と書きました。

この姿勢はかなり腰にきます。
私の祖母などは背中が直角に曲がっていましたから。

それでは
腰への負担をいかにすべきか。

農作業をしている人を見かけると
特におばちゃんなんかは
しゃがみ込んで小手先で作業している人が多いですね。
でも
これだと足首が痛くなります。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

私は
上体を折る場合は
腰ではなく
股関節のあたりで曲げる感覚で前に倒します。
腰で曲げてしまうと
痛くてつらくて
とても農作業なんかできません。

股関節で曲げる方法は
何かの本で
「洗顔の時に股関節のあたりで上体を折ると腰痛にならない」と
書いてあったので
それを農作業にも応用しているわけです。

正確に言うと
股関節のあたりで上体を折った上で
その負担を太ももの裏側の筋肉で支える感覚です。

これが出来るようになると
農作業も、あくまで私の感覚ですが、楽になります。
もちろん
適度に休みをはさんでの作業ですけどね。

おしまい

ジャガイモ植えました

【皇紀2672/10/10】

アルバイト農民の農作業日記です。

先月
実家の畑でジャガイモを植えました。
次の週が雨続きらしいということで
急遽召集されたのです。

畑といっても家庭菜園を大きくした程度ですから
作業はそれほどつらいものではありません。

それでも
中腰の姿勢や
上体を90度以上折り曲げる姿勢をとることが多い農作業は
結構疲れます。
30分が過ぎたあたりで目まいに似た感覚に襲われました。

手を休めて空を見上げると
雲ひとつない晴天です。
9月も半ばなので風はそれなりに涼しいのですが
日差しは強烈でした。

小まめに水分を補給しながら
芽が出かけたジャガイモを
等間隔に並べ
土をかぶせ
肥料を振りかけ
作業は終了。
ポロシャツは汗でビッショリでした。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

その夜
ビールを飲みながらテレビを見ていると
県内の小学校で
児童が熱中症でバタバタ倒れたとニュースで報じていました。

道理で目まいがしたわけです。

おしまい

七獅武遊録は来月かも

【皇紀2672/10/07】

漫画onWeb主催の
「ネーム大賞」という漫画賞があります。
それの第4回の応募締切が今月末だということを偶然知りました。
今から
応募作品を作りはじめれば
たぶん間に合います。

という訳でこちらを優先するので
漫画『七獅武遊録』第6話の今月掲載は怪しくなってきました。
『七獅武遊録』を楽しみにしておられる方は
あるいは皆無かもしれませんが
一応告知いたします。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

「ネーム大賞」はデジタルデータでの応募です。

アナログ、つまり紙での応募ならば
鉛筆書きで3~4日あれば十分かと思います。

しかしデジタルだと勝手が違います。
鉛筆で書いたネームをスキャンすれば
それをパソコンのモニターに映した場合
ムチャクチャ見づらくなるでしょう。

という訳で
一応、ペン入れをして
セリフも画像ソフトで入力して応募します。

う~ん。手間がかかる。

おしまい

田舎を電車で行くと

【皇紀2672/10/04】

8月に掲載しようとして忘れていました。
真夏の暑さを想像しながら読んでください。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

見知らぬ土地を訪ねたら
思いがけず時間がかかった・・・・・・。
それだけの話です。

先日、病院に行きました。
と言っても
診察を受けに、ではなく
見舞いのために訪れました。

その病院へは初めて行くので
インターネットで場所を調べました。
HPには駅から徒歩15分と書いてありました。

実家の自動車を使うことも考えましたが
ここしばらく車に乗っていないので
運転に自信がありません。
この前
一か月ぶりに車を運転してみたら
信じられないくらい下手になっていたので
車で行く気にはなれませんでした。

という訳で電車を利用しました。
私の計算では30分で目的駅に着くはずでした。
これが甘すぎるほど甘い計算だったことは乗換駅で気づきました。

てっきり私は乗換駅の構内に
目的駅行きのホームがあると思い込んでいました。
しかし私の予断は裏切られました。
いったん改札口を出て
さらに建物の外へ出て
道路もよぎって
つまり結構歩いたところに目的駅行きの駅舎があるのです。
同じ鉄道会社なのに。

その駅舎に辿り着くと
目的駅行きの電車はついさっき出たばかりでした。
時刻表を見ると
一時間に2本だけ。
つまり30分待たなければなりません。

30分待ちました。
ようやく電車が来ました。
ボロいです。
冷房などという贅沢な設備はありません。
暑いです。

目的駅に着きました。
もちろん駅員などという無駄な人員は配置されていません。

病院のだいたいの方角は覚えていますから
細かいところを駅の地図で確認しようとしました。
しかし地図などという親切なものは設置されていません。
これは予想外でした。

仕方なく私は
うろ覚えの方角に歩きはじめました。

しかし視界に入るのは丈の低い住宅ばかりで
目当ての大病院らしき建物がさっぱりありません。

しばらく歩くと突き当たりにぶつかりました。
右に行くべきか
左に行くべきか
迷いました。

実は出発する前は
道に迷ったら誰かに尋ねたらいい、と高をくくっていました。
ところが尋ねようにも歩いている人が誰もいないのです。
車の前に立ちはだかって道を尋ねる、というのも
なかなか勇気が要ります。

という訳で思い切って右を選択しました。
この時になって初めて私は
自動車で来なかったことの愚かさを悟りました。

その日はことのほか暑かったです。
汗で濡れたズボンの気持ち悪さを感じながら
小高い丘の坂道を登りました。
登ったところには・・・・・・。
ありました。病院が。

駅から歩いてきっかり15分でした。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

これだけの話です。
あの時の目的地に辿り着けるかどうか分からない焦燥感が
あまりにも強烈だったので
記録として残しておこうと思いました。

田舎は電車で移動するものではありませんね。

おしまい

お役所仕事と言うけれど

【皇紀2672/09/28】

今回は単なる愚痴です。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

先日、用事があって市役所に行きました。
整理券を引いたら、二番目でした。
しかし
前の人が長引いていて
なかなか私の番号が表示されません。
私がやることなく突っ立っていると
職員が奥から出てきて、私の応対をしてくれました。
お役所仕事という言葉がありますが
こういうところは結構気を配るようになっています。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

実は
その数日前に
携帯電話の充電器を買うために店に行きました。
そこも整理券を発行する機械がありました。
そこで券を引いて待っていました。
なかなか順番が回ってきません。
やはり、私の前の人が長いのです。
聞耳を立てると
どうやら携帯電話とは関係のない世間話をしているようです。
相手をしている女性店員は、待っている私に一瞥もくれず、話に乗っています。

30分ほど経ってようやく私の番です。
私の用件は簡単です。
取扱説明書をめくって見せて
「この充電器が欲しいんですけど」と指差して尋ねました。
それまで2軒回って
「ない」と言われたので期待していませんでしたが
予想外の「あります」という返事でした。
待たされた甲斐がありました。

女性店員が件の充電器を持ってきてくれました。
「900円になります」と言って見せてくれたその充電器は
取扱説明書を開いて見せた機種とは別のモノでした。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

その店で取り寄せてもらう気にはなれなかったので
別の店で発注しました。

届いたという連絡を受けたので取りにいきます。
この店も整理券を発行しています。
しかも
用件別に3種類に分けているのです。
私は「充電器」の整理券を引きました。
届いた商品を受け取って代金を払うだけだから
もしかして他の人より優先して対応してもらえるかも、と思いましたが
ここでも随分長く待たされました。
用件ごとに整理券を分ける意味がないですよね。

実は
順番をすっ飛ばして
充電器を受け取りにきた旨を伝えることも考えましたが
整理券を取ってしまうと
それもできません。

ちなみに
以前この店で
整理券の存在に気づかず
いきなりカウンターの店員に用件を切り出したら
冷たく「整理券を取ってください」と言われたことがあります。
睨まれましたからね。
「役所か、ここは」と思いました。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

この店に限らず
役所よりも無愛想で気配りがない店というのは結構あります。

おしまい

USBメモリ

【皇紀2672/09/25】

先日、何の気なしに家電量販店に立ち寄りました。
そして
フラッシュメモリ類の棚に行きました。
そこで
16GBのUSBメモリが980円で売っているのを発見。
安いです。
粗悪品ではなかろうか?と
不安を感じるほど安いです。

USBメモリは
使っていない8GBのものが3本ばかりあるのですが
思いがけない安さに
つい買ってしまいました。

USBメモリの価格はずいぶん下がりました。
大阪に住んでいたころの日記を調べて見ると
7年前は256MBで3880円でした。
そして
5年前は1GBで2780円でした。

昔は高かったですね。

それにしても
今どき256MBのUSBメモリなんて店に置いてありません。

ちなみに私は4MBのCFカードを持っています。
こんな小容量のCFカードでも当時は(あくまでも私の基準では)高価なものでした。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

これまで記録メディアとして
HDD、FD
CD-R、CD-RW
DVD-R、DVD-RW
CFカード、SDカード、USBメモリを使ってきました。

意外なことに、不具合を経験したことがないのはHDDです。
構造上はいつ壊れてもおかしくないシロモノらしいのですが
幸いなことに一度もクラッシュしたことがありません。

FDは駄目でしたね。
ある時、突然、読み込めなくなります。

CD-Rも駄目でした。
7~8年前の日本製のCD-Rを箱から出したら
記録面がベロリと剥がれたことがあります。

CD-RWは
信頼はできるのですが容量が少なすぎます。

DVD-RとDVD-RWは信用できません。
2~3年で読み込み不能になったものが何枚もあります。
どれも日本製で
大事に保管していたにもかかわらずです。

私が最も信頼している記録メディアはフラッシュメモリ類です。
今まで事故を経験したことがありません。
一度だけSDカードが壊れたことがありましたが
これは中古パソコンに付いてきた中古品だから除外します。

という訳で
長期間保存したいデータは
すべてUSBメモリに書き込みたいのですが
ネットでは「壊れやすい」という意見もあります。

これだけデジタル技術が進歩しても
現実の厳しい環境で
情報を100年保存できる記録メディアが存在しないのが不思議です。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

ここまで書いたところで
『3億年以上もつ記録媒体』の報に接しました。

9月25日付の紙の朝日新聞によると
石英ガラスにレーザーでデジタル情報を記録する技術が開発されたとのことです。

本当ならば素晴らしいです。

おしまい

日本文化は中国の亜流か

【皇紀2672/09/20】

8月19日放送の読売テレビの
『たかじんのそこまで言って委員会』。
石平さんをゲストに迎え
「日本が知らぬ間に中国になる日」というお題で
討論もどきのおしゃべりをしていました。

そのなかで田嶋陽子が
例によって
中身はないけれども
印象だけは強烈な戯言をほざいていたので
その部分だけ書き起こしました。

アメリカが日本を占領しても日本はアメリカにならなかった
という内容をしゃべった後で
『日本は中国文化で成り立っているわけだから、漢字から何から。精神は、日本人は中国人なんだよ、ある意味で。(周囲からのツッコミをものともせず)漢字、全部そうじゃん。漢字!』
と、声を張り上げていました。

田嶋陽子のことですから
別段、シナ・中国文化についての深い見識も理解も皆無でしょう。
おそらく
「漢字は中国文化の精華」
→「その漢字を日本人も使っている」
→「すなわち日本文化は中国文化の亜流にすぎない」
という観念の連結作用によって
上のような世迷言を吐いたのでしょう。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

しかし彼女の発言は
日本人の中国文化に対するモヤモヤした感情を
がさつで大雑把ですが
それなりに的確に表現しています。
人間は自然な感情として
自国の文化の源泉が他国にあることに劣等感を抱き
自国が文化の源泉であることに優越感を覚えます。

はたして
日本は中国に対して独自の文化を主張できるのでしょうか。

この点について
専門家が説得力のある論を展開しているので
それを引用してみたいと思います。

それは東洋史家の宮崎市定が36年前に
イギリスと日本における大陸文化の影響について比較した文章です。
岩波現代文庫『東風西雅抄』所収「日本国宝展」から引用します。

『日本の大陸離れは年代的にイギリスよりも早い。万葉仮名、片仮名、平仮名の使用から始まり、十二世紀の武士の勃興、鎌倉幕府の創立で一時期を画する。それまでの日本はだいたい大陸文化の延長線上にあり、これを日本化し、独特の絵巻物や漆器の制作に創意を示したものの、内陸国家の範囲を出ることができなかった。平城京や平安京は大陸の都城の引き写しに過ぎなかった。
 しかし政治の中心が鎌倉に移り、武士が実権を握ると、日本はもう内海国家ではなくなり、大陸から離脱した島国国家となったのである。』
『日本の文化は絶えず大陸の影響を受けながら発達してきたが、これは何もひけめを感ずべきことではない。各民族はたがいに継承、保存、模倣、改良、創作を繰り返してきたのである。文化の発展にはそのいずれもが必要であり、その際には選択のいかんが決定的な意義をもつ。』

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

日本が中国文化の影響を受け続けてきたことは事実です。
漢字および漢籍がその最たるものでしょう。
日本には
諸子百家を輩出した春秋戦国のような
古典古代の時代がありません。
古典文化は中国から借りてこざるを得なかったのです。
そのせいで
知識人は中国文化に
ベタぼれとも言える過剰な評価を与えるようになりました。
この傾向は今も滅びず
朝日が中国の顔色をうかがい
外務省が中国に媚びる遠因となっています。

しかし日本には
中国とは別種の文化が存在することも確かです。
武術などは格好の例です。
日本古来の剣術や柔術と中国の武術は随分違います。
これは
武術は
中国の漢字・漢籍文化の影響を受けずに発達できたためです。
また
中国には殺戮暴虐の文化や残忍さの文化が際立っています。
これなどは我が国では到底受け入れられなかったものです。

結論として
漢字・漢籍など、頭で受け取るべき文化は
中国の影響を受けたかもしれません。
しかし
感性や人情で共感し、はぐくむ文化は
日本人が自らの気風や個性を大事にして
大陸の悪風の届かない島国で自ら育てました。
すなわち
ここに国風文化の独自性が表れるわけです。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

前出の『たかじんのそこまで言って委員会』で石平さんは
中国の軍関係者やマスコミが
「沖縄(琉球)は中国のもの」という世論工作を
いっせいに始めたといいます。

日中関係があやしくなりはじめた今こそ
日本人が自らを見つめ直す時期ではないでしょうか。

おしまい

クワガタ

【皇紀2672/09/12】

先日
自転車に乗っていたら
クワガタの轢死体を発見しました。
アゴは折れて、なくなっていましたが
ほっそりした体つきから判断すると
どうやらミヤマクワガタみたいです。
これを見た時
かわいそう、ではなくて
もったいない、と思いました。

実は
その2週間ほど前にも
クワガタの轢死体を見かけました。
損傷が著しかったので断言はできませんが
オオクワガタのようでした。
この時もやはり
もったいない、と思いました。

私は子どもの時分には
クワガタ獲りに熱中しましたが
才能がないのか
コクワガタしか捕まえたことがありません。
しかもメスばかり。

木の幹に砂糖水を塗って
朝早くに捕まえに行く方法もこころみましたが
うまくいった試しがありませんでした。

当時の私にとって
ミヤマクワガタやオオクワガタは
宝石よりも価値があるものでした。
その宝石が
自動車に轢かれてペチャンコに・・・・・・。

嗚呼! もったいない。

おしまい

剣道とコムド

【皇紀2672/09/09】

9月3日の漫文『捏造に淫する韓国』で
偽りの記憶に生きる韓国人を論じました。

もともと具体的事実に対する関心が薄いから偽りの歴史を受け入れるのか
あるいは偽りの歴史を注入されたから事実を尊重する意識が薄くなるのか
因果関係は分かりません。

確実に言えることは
彼らは結構簡単に嘘をつく・・・・・・いや、失礼
彼らは頗る軽快に歴史を創作するということです。

彼ら韓国人は
反日を標榜するわりには盛大に我が国の文化を剽窃・利用します。

彼らの忌まわしいところは
剽窃するだけではなく
それが「もともと韓国が起源だった」と臆面もなく主張するところです。
興味のある方は「韓国起源説」や「ウリナラ起源」で検索してください。

一つ例を挙げましょう。
日本統治時代に韓国に剣道が伝わりましたが
彼らはこれをコムドと呼び
お得意の韓国起源説を主張しています。
そのコムドをオリンピック種目にすべく
彼らは運動しているそうです。

もともと歴史や事実を尊重する意識が希薄な人たちですから
日本での剣道の発達史を懇切丁寧に説いて聞かせても
心を動かすことはないでしょう。
ただひたすら
自らが創作した韓国起源説を言葉の上で補強することに努めるでしょう。

私が恐れるのは
彼らがついた嘘・・・・・・オッと、失敬
彼らの創作した歴史を日本人が信じてしまうことです。

たとえば
テコンドーは
松濤館流空手を学んだ崔泓煕が創りました。
そのこと自体に文句はありません。
しかし
「中国拳法が韓国に伝わってテコンドーになり
テコンドーが日本に伝わって空手になった」という珍説が現に存在します。
はたして
テコンドーの源流に空手があることを日本人は知っているのでしょうか。
あやふやな知識の日本人が
「空手はテコンドーのパクリだ」という韓国起源説を聞かされたら
「そうだったのか」と思わない保証はありません。

同様に
コムドがオリンピック種目になり
世界中が何となく韓国人の嘘を受け入れてしまえば
日本のマスコミは肝心なことは隠しますから
一般の日本人たちが
「剣道はコムドをスポーツ化したものなのか」
と思ってしまっても無理がありません。

まさに
慰安婦問題のように
嘘がまことになってしまう、かもしれません。

おしまい

エアコンなしでは死ぬ

【皇紀2672/09/01】

残暑が厳しい今日このごろです。
私の感覚では
残暑というより
夏の始まりと終わりがズレているように感じます。

今夏、私が初めてエアコンの冷房を入れたのは。
7月14日でした。
ちなみに去年は
6月25日です。

だから
20日ほどズレているのではないかな、と思います。

今回は残暑が去る前に
エアコンの話題を。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

私は今でこそエアコンが部屋にありますが
昔、大阪に住んでいた頃は
そんな結構なものはありませんでした。

おかげで
夏は地獄でした。

冬は耐えられるのです。重ね着したり、使い捨てカイロを貼ったりして。
しかし
夏の暑さはどうしようもないですね。

エアコンなしの大阪の夏を
それなりの期間、経験したことで
ちょっとは楽に暑さをしのぐ方策も分かりました。

まず第一に
裸は良くありません。
中途半端な暑さだと裸も気持ちいいですが
度を越した暑さになると耐えられません。
汗が蒸発する間もなくひっきりなしに出て来るからです。
だから、できるだけ
汗を吸いやすく、かつ、蒸発しやすいシャツを羽織ることに努めました。

これと関連しますが
首から上、特に額を涼しくすれば
猛暑にも耐えられることが分かりました。
バンダナを目深に巻くだけでずいぶん楽になります。
バンダナが汗を吸って、蒸発する際に、温度を下げてくれるからでしょう。

あと
忘れてならないのは小まめな水分補給。
汗が滝のように流れますから。
水分補給を忘れると大変なことになります。

水のシャワーを浴びるのも効果的ですね。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

私はエアコンなしの猛暑を数え切れず乗り越えましたが
それでも暑さに対する耐性はできませんでした。
今はエアコン様々です。
振り返ってみれば
よくも、あの
蒸し風呂のような部屋で熱中症にならなかったな、と思います。

おしまい

目次

・虫がいっぱい
疲労困憊サツマイモ掘り
農作業のコツ
ジャガイモ植えました
七獅武遊録は来月かも
田舎を電車で行くと
お役所仕事と言うけれど
USBメモリ
日本文化は中国の亜流か
クワガタ
剣道とコムド
エアコンなしでは死ぬ

当サイトについて

雑文と創作漫画のサイトです。