駄文+WEB漫画 紅而遊戯

雑文 2672年3~4月

・・・・・・・


目次は右欄にあります。

→巻頭→過去作品目録

朝日のレトリック愛

【2672/04/30】

朝日新聞が面白い記事を載せていました。
捏造「百人斬り」を授業で教えた中学校教師の話です。
朝日のレトリックに感心したので御紹介します。

まずは下の抄録をお読み下さい。
28日付の紙の新聞から手作業で打ち直しました。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

加害の歴史 触れぬ学校
教師めがけ抗議 「反日だ」
25年の轍 1

 漁村が点在する長崎・五島列島の小さな町に、白い車が走ったのは2月中旬のことだった。
 強い北風の日だ。ガーガーと大きな声が聞こえた。
 「移動販売の車じゃろか? 魚かな、野菜かな」。主婦(81)はサンダル履きで通りに出た。港に白い車が見えた。バスのようだ。
 「うそをつく先生のいる学校に、大切なお子さんを預けられますかー」
 野太い男の声がした。
             ■               ■
 その漁港近くには、ひとりの教師(60)が暮らしていた。日中戦争時に報道された「百人斬り競争」の新聞記事を中学校の授業で扱った。南京へ向かうふたりの将校がどちらが早く100人を斬るか競争中だという、当時の記事を見せた。「百人斬り」については諸説ある。(※)
 「今の世の中で一番してはいけないことはなに?」
 「人を殺すこと」
 「そうだね。でも戦争になると、人を殺すことは良いことになってしまう」
 国民が称賛し、英雄視した風潮を伝えようとした。
・・・(中略:授業内容を日教組の教研集会で発表。全国紙で批判され、ネットでも追及)
 「何これ?」。妻(59)はパソコンを開いてぼうぜんとした。夫の名がさらされている。えたいの知れないものが自分たちに迫りくる様を見た。抗議は「反日、捏造だ」とか「日本が一方的に悪いと刷り込む教育だ」とか。2月14日夜。携帯電話が鳴る。組合の知人からだ。
 「あす右翼の車が行くぞ」
 白い車が島に入る朝。とうとう妻と80歳を超える母親は長崎市内へ、自らは知人宅へと身を寄せた。自宅そばでは車が目撃された。
 「どこのだれではなく私をめがけてきたのです」
 白い車はこどもたちがいる中学の前にも止まった。
 部活動や学校行事の中止。学校側は早く収拾させたかった。真相よりも、抗議をそのまま受け入れ、生徒らに謝罪した。
・・・(後略:「白い車の正体は、右翼団体」と種明かし。定年退職した教師は再任用されなかった。大阪の中学校では朝鮮統治についてのプリントに抗議が)

(※『「百人斬り」については諸説ある。』の記述ですが
他のブログを調べて見ると書いてないところが多いです。
地方版によって表現を変えているのでしょうか?)

------------------------------------------------------------------------------------------------------------


さすが朝日新聞。
一流大学出ばかり集めているだけあって
レトリックが絶妙ですね。

「小さな町に、白い車が走った」
「港に白い車が見えた」
「『あす右翼の車が行くぞ』 白い車が島に入る朝」
「白い車はこどもたちがいる中学の前にも止まった」
など
「白い車」という言葉を
短い記事の中で
呪文のように繰り返すことで
読者の心に何かを刻むことができます。

そして
所々にはさまれる
「野太い男の声」
「えたいの知れないものが自分たちに迫りくる」
「自宅そばでは車が目撃された」
「部活動や学校行事の中止。学校側は早く収拾させたかった」
といった表現とあいまって
「白い車」の印象が
おどろおどろしく強められます。

しかし
仔細に記事を読み返すと
「白い車」の具体的な行動は
ほとんど存在しません。
せいぜい
「『うそをつく先生のいる学校に、大切なお子さんを預けられますかー』
 野太い男の声がした」
・・・・・・この程度です。

「白い車」のレトリックで
右翼は怖いというイメージを植えつける反面
男性教師については
強大な圧力にさらされる被害者のような印象操作を施します。

「白い車」がひたひたと迫ってくる不安を高めておいてから
「その漁港近くには、ひとりの教師(60)が暮らしていた」と
さりげなく描写します。
最初に読んだとき
一人暮らしなのかと勘違いしましたが
男性教師は自宅で家族と暮らしているのですね。
要するにこれは
漠然と広がる、怖い右翼のイメージと
「ひとり」という言葉から連想される、何か弱々しいものを対比させているのです。
小説みたいですね。

そして
「百人斬り」を題材にした
この教師の授業内容を
 「今の世の中で一番してはいけないことはなに?」
 「人を殺すこと」
 「そうだね。でも戦争になると、人を殺すことは良いことになってしまう」
と、朝日新聞は表現していますが
産経は違うことを書いてます。

すなわち
「町立中学校の男性教諭は『加害の事実』を教える平和学習として、“百人斬り”の新聞記事や写真を生徒たちに見せ、『日本は中国に攻め入って、たくさんの中国人を殺しました』『戦争になったら、相手国の人をたくさん殺せば殺すほど勲章がもらえてたたえられるんです』『だから殺されたのは兵士だけでなく、一般のお年寄りや女性、子供たちもです』と語りかけていた。」(1月30日のMSN産経ニュースから引用)

比べてみると
朝日新聞の書き方では
男性教師は穏当で常識もそなえた良心的な人物のように思えます。
ところが
産経の記事では
知性に問題がある上に思い込みが激しい人物のように見受けられます。
戦争に関係ない老人や女子供を殺戮して勲章がもらえるなんて
どこの国のいつの時代の話でしょうか。

このように
レトリックの力はすごいものです。

この記事を書いた朝日の記者は楽しくて仕方が無いのでしょうね。
言葉(=観念)の組み合わせ次第で
黒いものでも白に
白いものでも黒に
自在に色づけできるのですから。

こういう記事があるから
朝日新聞は読まないわけには行かないのです。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

ちなみに
「百人斬り」については
「当時の新聞記者の創作である」というのが当サイトの考えです。
今も昔も
新聞記者は話を作ります。
上の記事を読めば
朝日の記者が
事実を報じて読者の便益に資するよりも
レトリックを弄して筋書き通りに読者を操ることに熱心であることが分かります。

終★

朝日はレトリック亡者

【2672/04/26】

23日付の
紙のほうの朝日新聞に
「石原都知事の挑発/日中政府は大人の対応を 座標軸/主筆・若宮啓文」
というコラムが載っていました。

石原都知事の尖閣諸島購入計画について論じていますが
見事なほど中国に都合の悪い事実に触れていません。
都合の悪い事実とは
中国が
およそ40年前
新発見の石油欲しさに
突如として尖閣諸島の領有権をでっち上げたことです。

これを知ってしまえば
中国が何を言ってこようと
すべてが
作り物の脚本どおりに
役者が役を演じているに過ぎないことが分かるはずです。

これを言ってしまうと
たちまちのうちに中国様が不利になるから
敢えて読者に知らせないのです。

事実をもとに読者を説得することが出来ない朝日新聞は
代わりに
レトリックを駆使して石原都知事を貶めようとします。
落ちる所まで落ちたな、という感じです。

もっとも
朝日新聞がここまで中国の利益のために邁進努力しても
いかほどの効果があるのでしょうか?
隅から隅まで毎朝3時間かけて朝日新聞を読むような
濃い~ィ愛読者ならば
「石原、けしからん!」と投書を寄越してくれるでしょう。
しかし
それだけです。

中国を善玉に仕立て上げるために
朝日新聞の主筆様が
どれほど巧みに観念を組み立てても
ネットから情報を得る人間には
空言を積み上げているに過ぎないと
見破られます。

時代は明らかに変わりつつあります。
しかし
朝日新聞は変われません。
シナ毒に骨まで侵されては
日本人の心を失うほかないでしょう。

終★

テレビに関する小話

【2672/04/24】

【その1】
日曜に実家に泊まりました。
テレビは見ない私ですが
実家に帰った時だけは見ます。
それで
悪名高いNHKの大河ドラマ『平清盛』を初めて見ました。
感想は・・・・・・。
場面転換が唐突です。
画面に華がない、と言うより、汚れと埃っぽさが充満していました。
内容が分かりにくかったです。(酔っ払って視聴したせいかもしれませんが)
と言う訳で
NHK視聴者の中心層であるお年寄りには辛いのではないかと思いました。

【その2】
知り合いのAさんは御老人です。
彼に
「テレビをまったく見ないから
NHKの受信料を払わないんですよ」と言ったら
絶句されました。
田舎なので
「NHKの受信料」=「税金のようなもの」と認識されているのかも知れません。

【その3】
知り合いのBさんは地上波のデジタル化を機にテレビを捨てたそうです。
Bさんの幼子は、従って、テレビ無しで育っています。
その子は
たまに他所の家でアニメなどを見せられると
不思議なものに遭遇したように画面に釘付けになるそうです。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

22日は寒かったです。
一日だけ冬に戻ったようでした。
冬物をしまったところに不意討ちの冷え込みだから困ります。

寒さとは関係ありませんが
猛風により鳥取で4トントラックが横転したそうです。

自然は怖い。

終★

再び、ぼくらの祖国

【2672/04/22】

青山繁晴さんの『ぼくらの祖国』ですが
編集者の工夫と努力のせいか
かなり読みやすく出来ています。
私は二日で読み終えました。

書かれていたのは・・・・・・。

未だ祖国に救われずにいる、北朝鮮に拉致された日本人。
東北大震災で使命に殉じた、南三陸町役場の職員。
忘れ去られていた、沖縄の白梅学徒看護隊。
日本海に眠る我が国独自の資源、メタン・ハイドレート。

そして硫黄島。

地獄の釜のようなこの島、イオウトウで
日本の将兵2万人が
家族のため、祖国のために
ある限りの苦しみと痛みを引き受けてくれました。

青山繁晴さんは毎日
硫黄島に向かって冷やした水を捧げているそうです。
青山さんに倣って
南の島に眠る英霊たちに水を捧げる人が増えているといいます。

私も以前
青山さんの話を聞いて
真似をしてみました。
三日坊主で続きませんでしたが
『ぼくらの祖国』を読んで
再びつとめています。

終★

ぼくらの祖国

【2672/04/18】

青山繁晴さんの『ぼくらの祖国』。

何の気なしに入った本屋で
何の気なしに棚を見たら
ありました! この本が。

4か月前から探していたのですが
どこの本屋にもありませんでした。
それを
とうとう発見しました。

装丁が良いです。
飾らず
力強く
美しい。
政治コーナーの棚を打ち見ただけで
目に飛び込んできました。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

装丁ばかり褒めても仕方ないので中身にも触れます。

正直な話
私は
青山さんの小説『平成』を読んで以来
この人の書物にあまり期待していませんでした。
青山さんには申し訳ありませんが
彫琢に彫琢を重ねた文章は
私ごときには重すぎるのです。

と言う訳で
『ぼくらの祖国』を買ったのも
本そのものに興味がある、と言うより
国のために仕事をしてくれている人をちょっぴり応援しようという気持ちからでした。

それでも買ってしまったので読んで見ると・・・・・・。

「祖の国とは、ぼくらの親のそのまた親の、そのまたまた親の遙か彼方から、ずーっと続いてきた、大きな、奥ゆきの深い家のことであり、それがなければ、ぼくたちは、いなかった。
 この祖国が滅びずに続いてきたからこそ、ぼくらは互いのきもちを同じ言葉で伝えることができる。絵や音楽や文学という文化も、祖国によってしっかりした共通の根を持つから、きもちを自由自在に表すことができる。」(「明けの星の章」より引用)

・・・・・・う~ん
この部分だけでも1600円(+税)を払った価値はあるかな。

終★

桜と被災地と日の丸と

【2672/04/16】

チャンネル桜の
【東日本大震災】発災から1年、現地取材レポート[桜H24/4/12]
を見ました。
大槌町を皮切りに被災地を回って取材した内容です。

地震と津波という天災に
政府の無能という人災が重なったのが東北大震災の特徴です。
現地では
遅々として進まない復興に心折れて病んでしまう人もいるとか。

取材のカメラは
今も消えない津波の爪牙をとらえていました。
それは横倒しに流された3階建てのビル。
周りはきれいに片付けられていましたが
このビルは1年前と変わらず、女川町に横たわっています。

カメラは
被災地に翻る日の丸の旗も映していました。
チャンネル桜が立てた日の丸もあれば
地元の人が立てた日の丸もあるとのことです。

日の丸は良いですね。
素朴で力強くて美しく。
「日本よ、かくあれ」ですね。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

【更新遅滞の言い訳】
かつてない悪性の風邪にかかってしまいました。
鼻をかむためのティッシュペーパーの消費量が尋常ではありませんでした。
そのせいで
サイトの更新がほとんど出来ませんでした。
ようやく治ってきたので
記事制作にあい努めます。

終★

更新頻度が落ちた理由

【2672/04/07】

身内の葬儀のため
サイトの更新に手が回りませんでした。
おまけに結構ひどい風邪をひいてしまったので
来週も更新は控え目になると思います。

先月は2日に1度という異常なペースで更新していたので
頻繁な更新を期待して当サイトを訪れた方がいらっしゃるかもしれません。
しかし
上のような事情ですので悪しからず。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

御留意いただきたいのは
突如として更新が止まる事態は
十分起こり得るということです。
なぜなら
個人で運営しているサイトですから
個人的事情がサイトのあり方に影響を与えるのはいたし方ありません。
たとえば
私がバナナの皮に滑って後頭部を地面に打ちつけて頓死すれば
当サイトは更新されないままになります。

もちろん更新の停滞を避けるべく
足元への注意を怠らず
バナナの皮を踏まぬよう努めますが。

終★

目纏

【2672/04/01】

この冬を異様に長く感じたのは私だけでしょうか?
しかし
ついに
暖かな春の足音が聞こえてきました。

過ごしやすくなったのはいいのですが
気温が上がると
小さな羽虫がやたらと発生するんですね。
そう
自転車で走っていると無遠慮に顔や目に飛んで来る、あの虫です。

この羽虫は
メマトイ(目纏)と言うのだそうです。

私は今まで
この虫はたまたま目に入ってしまうのだとばかり思っていました。
だから
目蓋の裏で涙にまみれて溺死するこの虫の不運を若干かわいそうに思っていました。

ところが
ネットで調べると
メマトイは自ら人間の顔に飛び込んでくるらしいのです。
何と邪悪な虫がいることか!

考えてみれば
あれほど簡単かつ頻繁に目に入ってしまうなんて
偶然にしては上手く行きすぎですよね。

終★

祝!鶴竜、大関昇進

【2672/03/30】

モンゴル勢のなかでも抜きん出た実力の持ち主と
私は勝手に鶴竜を評しているのですが
彼はついに大関になりました。
大関になってどんな取り組みを披露するのか気になりますが
テレビ断ちをしているので鶴竜の雄姿が見れません。
ニュースも
ドラマも
討論番組も
テレビで見なくても平気になりましたが
大相撲の時だけはテレビが恋しくなります。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

把瑠都にとって
横綱昇進がかかっていた春場所でしたが
残念な結果になりました。
勢いづく鶴竜に負けたのは仕方ないとして
琴欧洲と琴奨菊に敗れては
今場所の綱取りは諦めざるを得ないでしょう。
もっとも
把瑠都の場合
対戦相手すべてを地に這わしたとしても
最後に「横綱の品格」に引っ掛かる可能性が大きかったですから。
・・・・・・横綱への道は遠い。

終★

朝日のファンタジー

【2672/03/27】

またまた捏造従軍慰安婦の話題です。
26日付の朝日新聞に
「座標軸/従軍慰安婦問題 『おわび』生かし打開しよう」(主筆・若宮啓文)
なるコラムが載っていました。
詳しい内容は面倒臭いから触れませんが
捏造従軍慰安婦について
朝日新聞にとって都合のいい事柄だけを摘んで配置した文章でした。

この「座標軸~」にも言えることですが
朝日新聞は
捏造従軍慰安婦に関する記事をしばしば掲載しても
問題の核心である「慰安婦とは何か」については常にだんまりを極め込んでいます。
問題の根源として何があったのかには全く触れず
ひたすら
「慰安婦の恨みがァ~」とか
「おかげで日韓関係がこじれてェ~」とか
不祥事なり如何わしい出来事なりがあったかのような
印象操作の文句を並べるのです。

なぜ
慰安婦、あるいは慰安婦問題について
具体的な輪郭を描こうとしないのか?

それは
強制連行された性奴隷としての従軍慰安婦の物語が
歴史事実として存在しなかったことを
彼ら自身、知っているからでしょう。

存在しなかった性奴隷としての従軍慰安婦問題について
具体的に描き出そうとすれば
どうしても嘘になります。
しかし
かつてマスコミ同士の黙契によって真実を闇に鎖してた時代ならいざ知らず
今の、ネットによる新聞批判が可能な時代にこれをやってしまうと
たちまち検証され虚構を暴かれることは火を見るより明らかです。
つまり
証拠を残せない時代になったのです。

となると
肝心な事実関係を隠した上で
読者を惑わせて、かつて日本が悪事を為したように誘導するために
レトリックを駆使して罠を仕掛ける他ないのです。

何か悪の組織っぽい所業ですね。

いっそのこと素直に
「嘘ついてましたッ。ペコッ」と頭を下げれば
真人間に生まれ変わる道も拓けようものですが・・・・・・。
でも
組織が死に体になっているのか
反日プログラムが解除できないのか
ただただ外道をひた走っています。
これは
自虐ファンタジーに淫した者の定めでしょうか。

終★

朝日と李明博と慰安婦と

【2672/03/24】

李明博・韓国大統領が日韓のメディアと会見した記事が
22日付の朝日新聞に載っていました。

記事によると
李大統領は捏造従軍慰安婦問題について
日本側に人道的解決への決断を促したそうです。

朝日新聞の記事で私が気になったのは
李大統領の捏造従軍慰安婦問題についての認識です。
李大統領の見解は
47年前に日韓請求権協定が締結された時には
「慰安婦問題は明らかになっていなかった」
あるいは
「慰安婦の存在すら知られておらず、あとでわかった」
というものでした。

当時、存在が認識されていなかったと
李大統領が考えているのが
「慰安婦」なのか
「慰安婦問題」なのか
いま一つはっきりしません。

確かに言えることは
「慰安婦問題」については
当時、存在しませんでした。
なぜならファンタジーとしての「慰安婦問題」
即ち、捏造された従軍慰安婦の神話が反日マスコミによって流布されたのは
もっと後の時代でしたから。

しかし「慰安婦」の存在は
当時の人々は当然、知っていました。
戦時中の追軍売春婦としての慰安婦は
ことさら秘密にすべき存在ではありませんでした。
その証拠に
新聞に広告を出して募集をしていました。

どちらにしても
捏造従軍慰安婦問題で我が国にインネンをつけるのは止めていただきたい。
そもそも
ありもしない従軍慰安婦問題を創作したのは
朝日新聞を筆頭にした反日左翼マスコミですから
文句はそちらに持って行くのが道理でしょう。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------

捏造従軍慰安婦問題は私にとって頭に血が上る話題です。
だから、あんまり取り上げたくないんですね。私、血圧高いし。
しかし
朝日新聞は捏造従軍慰安婦問題を武器にして
執拗に日本の過去を破壊しようとします。
過去が壊れたら現在も未来も拠って立つ所を失います。
だから
朝日のプロパガンダに反撃せざるを得ないのです。面倒くさいけど。

終★

寒暖変転

【2672/03/22】

今月の半ばに
妙に暖かな日が続いたかと思ったら
それから
一気に真冬に戻りました。
以来
1~2日ごとに気温が上下し
春と冬の間を行き来しています。
おかげで体調が変です。

私は
こういうジェットコースター的な寒暖の変転に極めて弱いです。
周りの人間は急激な気温の変化にも平気らしいので
不思議でたまりません。

あくまで個人的見解ですが
人体のほとんどは水分で出来ているわけですから
気温の変動による影響を当然に受け
それによって体調が左右されるものと思っています。
もっとも
ネットで調べてみると
気温の激変で体調が崩れるのは 自律神経が原因とのことです。

どちらにしても季節の変わり目は苦手です。

終★

七獅の連載再開に当たって

【2672/03/14】

お待たせしました。
『七獅武遊録』、半年ぶりの連載再開です。
これまでのあらすじは
さすらう剣士・御嶽七獅が
秘伝書を奪われた少女・剣谷一女に助太刀を申し出るというものでした。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------
もともと当サイトは創作漫画の発表を目的にしたものです。
雑文と漫文はそれを補うため適当に差し挟む予定だったのですが
いつの間にか雑文と漫文のサイトになってしまいました。

ともあれ
初心に返り
漫画を発表します。
まだまだ下手っぴいなので
その点、御了承ください。

終★

大震災から1年

【2672/03/12】

1年前の3月11日。
東北からはるか離れた地にある我が住居も揺れました。
通常の地震とは異なり
ゆったりと大きく右へ左へと揺られるような気持ち悪い揺れでした。
猛烈な風が吹き荒れていたので
「風のせい?」とその時は思いました。

当時すでにテレビ断ちを始めていたので
地震の情報収集はもっぱらパソコンに頼りました。
黒い津波に押し流される家や車の動画が続々とYOUTUBEに投稿されていました。
恥ずかしながら
「津波は恐ろしいもの」という観念はありましたが
このように
根こそぎ街を消滅させてしまうものだとは
知りませんでした。

身内を失う。
住処を失う。
職場を失う。
一つでも我が身に降り掛かったら苦しいのに
三つを一度に失った人はどれほど辛いか
想像ができません。

3年前の民主党への政権交代の時
私は政治について無知でしたが
漠然と思いました。
「こんな頼りない人たちが政権を担って
万一、大災害が起きたら、どうなるのだろう」と。
予感、というより恐れは的中しました。
震災からの復興は今でも進んでいません。

諸外国からは真心の支援をいただきました。
中には豊かでない暮らしから
なけなしのお金を義捐金に寄せて下さった方もあったそうです。

台湾の方からはことに厚い支援をいただきました。
しかし
我が国の民主党政府は非礼で以って応えました。
日本人として恥ずかしい限りです。

以上
この1年、もやもやと胸に抱いていたことを書きつらねてみました。

最後に
天皇陛下が
震災5日後に全国民に述べられたお言葉から
一部を引用させていただきます。
「これからも皆が相携え、
いたわり合って、
この不幸な時期を乗り越えることを衷心より願っています。
被災者のこれからの苦難の日々を、
私(わたくし)たち皆が、
様々な形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います。
被災した人々が決して希望を捨てることなく、
身体(からだ)を大切に明日(あす)からの日々を生き抜いてくれるよう、
また、
国民一人びとりが、
被災した各地域の上にこれからも長く心を寄せ、
被災者と共にそれぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを心より願っています」

終★

ボールペン

【2672/03/08】

当サイトの漫画および漫文は水性ボールペンで描いてます。
付けペンを使っていた時期もありましたが
墨汁に浸す面倒と墨汁を引っ繰り返す危険のために止めました。

それで、水性ボールペンを使うようになったのです。
ですが・・・・・・
ボールペンの使い勝手はメーカーによって随分違いますね。
インクの乾き具合とか滲み具合とか。
あるいは黒さの濃淡だとか。
モノによってはインクが全く乾かず
消しゴムをかけたら思い切り汚れてしまうものもあります。
また
黒さについても濃い灰色のものもあれば純粋に黒いものもあります。
それと
描き心地。
ペン先の玉が滑らかに回るものもあれば回らないものもあります。

そんなこんなでいろいろ試した結果
某メーカーのボールペンを使うことに決定しました。
それを使ってペン入れしていたら・・・・・・
何と
ペン先の玉が外れてしまったのです。
まだインクは4分の3くらい残っているのに。
こんなに早く駄目になったことは初めてです。

道具選びは難しいです。

終★

見晴らしがいい道で

【2672/03/06】

田んぼに落ちている乗用車を二日続けて見ました。
もちろん別々の場所です。
どちらも見晴らしのいい十字路です。
どちらも交通量の少ない道です。
「なぜ、こんな所で?」と
疑問に思うような場所です。
どちらも、田んぼに水が張ってないことが不幸中の幸いでした。

ちなみに数か月前は
川に豪快に突っ込んでいる乗用車を見ました。
トヨタの高そうな車でした。
こちらもやはり
「何で、ここで落ちるの?」と首をかしげたくなるような場所でした。

しかし
一説によると
見晴らしがいいからこそ事故になるのだそうです。
つまり
見晴らしがいいと
→ついスピードを出す
→注意力も散漫になる
→何かに気付いても反応が遅れる
→ハンドルを慌てて切る
→甚大な事故に
という訳です。
だだっ広い北海道で交通事故が多いのもこのためだそうです。

終★

目次

・朝日のレトリック愛
朝日はレトリック亡者
テレビに関する小話
再び、ぼくらの祖国
ぼくらの祖国
桜と被災地と日の丸と
更新頻度が落ちた理由
目纏
祝!鶴竜、大関昇進
朝日のファンタジー
朝日と李明博と慰安婦と
寒暖変転
七獅の連載再開に当たって
大震災から1年
ボールペン
見晴らしがいい道で

当サイトについて

雑文と創作漫画のサイトです。