雑文　2671年8～10月

【2671/10/20】

身辺のゴタゴタのため、更新がままなりませんでした・・・。

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今回は中国の話題です。
女の子のひき逃げ動画がネット上に出回っています。
私が見た動画は『冷酷１８人の通行人２歳の女児を助けず』という題名でした。
この動画と朝日新聞の記事をもとに、事件をまとめると・・・。

１３日の夕刻、広東省の問屋街でワゴン車が女の子をひきました。
すぐ前をヨタヨタ歩いている女の子に車をぶつけ、さらにその上に乗り上げて去って行くという悪質なものでした。
通行人は、女の子が大怪我をして倒れているにもかかわらず、通り過ぎて行きます。

中国の救急車は呼んだ人に利用料金の支払い義務が生じるそうです。
だから関わりたくないのかもしれませんが、立ち止まりもしないのは不思議です。
なかには、ちらりとも見ずに通り過ぎる男もいました。

そして、先程とは別の車が、女の子を避ける素振りも見せずに、車輪で踏んで行きます。

最後にようやくゴミ収集のおばさんが駆け寄り、女の子は救われました。
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この動画を見て、前にネットで拾った小話を思い出しました。
やはり中国の出来事です。

老女が事故に遭って怪我をしました。
困った老女を見かねて、親切な男性が病院に連れて行ってあげました。
ところが、情けは仇となって返ってきます。
男性は老女に讒訴されたのです。
「私を怪我させたのはこの男だ。治療費を払え」と。

裁判所は老女の言い分を聞き入れ、男性に支払いを命じました。
「怪我をさせたのでなければ、どうしてわざわざ病院にまで連れて行ったのだ？」という訳です。

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国民間の尋常でない不信と無関心が何を生み出すのか。
そら恐ろしい気がします。

終★

【2671/09/07】

大阪発のテレビ番組に「たかじんのそこまで言って委員会」があります。
テレビをほとんど見ない私ですが、この番組だけは毎週見ます。
そして気づきました。
２週連続で江川達也さんが出演してましたね。
かつて常連だった田嶋陽子さんは、ここ数週間姿を見ていないような気がします。
もしかして江川さんが田嶋さんに取って代わったか？
田嶋さんは、あの番組のあの出演者たちの中、一人leftポジションを守っていましたが、ついに年貢の納め時が・・・。

leftの方々があの番組への出演を断る、渋る、逃げ回るという話を以前きいたことがあります。
だから田嶋さんの地位も未来永劫・・・（オッと、人権侵害救済法案成立によって番組が潰れない限り）・・・安泰かと思ってましたが。

ついに！

思えば、田嶋陽子さんは、立派な人でした。
素晴らしい才覚の持ち主でした。
年長の三宅さんに無礼を働いても、
金美齢さんの話を不躾に遮っても、
勝谷さんと醜い口喧嘩をしても、
拉致被害者の苦難を軽んずるような発言をしても、
不正確で歪んだ言説を公共の電波で撒き散らしても、
それでも彼女には光り輝く美点が、・・・美点が、・・・・・・美点が・・・・・・・・・。

あれッ！　美点は？

ああ、そうだ！
田嶋さんにはアレがありました。
何よりも強いハートが。
田嶋さんはあの番組の、あの出演者たちにどれだけ論詰されても決して白旗を上げませんでした。
私は田嶋さんの言動にかつて一かけらの共感も持てませんでしたが、あの神経の頑強さだけは心からたたえます。

という訳で、田嶋陽子さん、さようなら♡


追記【71/09/20】
上のようなことを書いたら、２週連続で田嶋さんが出演しちゃいました。

終★

【2671/09/02】

サイトを開設してから半月。
当初は二日に１回は更新するつもりでしたが予定変更。
当面、更新の間隔を延ばします。
理由は、誰も訪問してくれないからです。

アクセスログを解析してみました。
すると、私しかこのサイトを見ていないことが判明。

サイトさえ開けば、数人ぐらいは毎日訪れてくれるのでは、
という読みがどれほど甘かったか・・・。

ま、こんなこと書いても誰も読んでないんでしょうけどね。

終★

【2671/08/29】

近頃のマスコミは変ですね。

拉致事件容疑者に連なる団体に菅総理が行った献金について、
産経等を除いて大手マスコミは報じませんでした。
８月２１日のフジテレビに対する数千人のデモは、
テレビ、新聞とも黙殺しました。
ほかにも「？」が浮かぶような事例はたくさんあります。

マスコミは前から歪んでいましたが、
最近とみに異常性が増してきた感じです。
この現象を説明するのに、
私は「衰退組織自損自滅の法則」という言葉を考えました。
天命を失った国家、産業、企業というものは
自分で自分の首を絞める愚行を重ねたすえに滅亡するという意味を込めました。
昨今のテレビ、新聞業界はこの法則にぴったり嵌っているのではないでしょうか。

テレビも新聞も新規参入がない業界です。
自分たちの中だけで通用する仕来たりを延々繰り返すうちに、
外の世界との架け橋を失ったように見えます。

技術が進化してインターネットが出現し、
集権的な情報流通が保てなくなりました。
社会も変化してCHINAがアジアを脅かし、
左翼的な方程式が通じなくなりました。
にもかかわらず大手マスコミは時代に対応できていないように感じます。
それどころか、彼らが古くから持ち続けてきた俺様的な価値観を
ことさら前面に押し出しているように思えます。
韓流をゴリ押ししたり、皇室を王家と言い換えたり、
ここまで日本人の神経を逆撫でしてどうするのでしょうか。

いくら利権や制度に守られていても、
国民大衆の心を失えば立ち行かなくなります。

マスコミの衰亡は運命だとしても、
滅びる前の悪あがきに何かやるんじゃないか、
それが心配です。

終★

【2671/08/24】

インターネットを始めてから、
めっきり本を読まなくなりました。
これではいかん！と思い、
壁際に積んだ本を読み返したりしています。

読み返してみると、かつて引いた鉛筆の線を発見して、
ちょっぴり懐かしい気分に浸れます。
かつて何に心を留めたのか。

『いったい、ある人の人生観というものは突きつめて行くと、それはその人の歴史観なのである。忙しい時こそ、人生の問題が問われねばならぬが、人間が人生について考えるとき、思考の材料となるものは、すでに過ぎ去りはしたが、ただし、たしかに存在した事実よりほかにはない。個人の集合した社会や、国家の場合も同様である。
　現在の状態を反省し、将来の進路を検討しようという時にたよりになる資料としては、歴史事実をおいてほかに何もない。』
以上、宮崎市定『中国に学ぶ』（中公文庫）所収「専門に対する誤解」より引用。

なるほど、と今でも思います。

しかし・・・、

客観的事実の前提なくして物事を考える人がいることも真実です。
しかも、政界やらマスコミ業界やら、
知的エリートたちの中に少なからず存在するから恐ろしいです。

終★

【2671/08/16】

紳士淑女の皆様、
本日より、雑文と創作漫画のサイトを開くことになりました。

漫画は近日中に似非時代劇「七獅武遊録」をＵＰします。
週に１回、小出しに連載する予定です。

本当は創作漫画だけでサイトを運営したいのですが、
それでは到底間がもたないので雑文もチョコチョコ書いていきます。

ある程度軌道に乗ったら、投げ銭システムを導入したいな、などと考えています。
その前にこのサイト自体が潰れる可能性もなきにあらずですが。ハ・ハ・ハッ

終★

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